旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

皐月 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)5月1日(日)

2022-05-01 19:15:44 | 閑雲野鶴日記

 和風月名で言えば今日から『皐月』。
 旧暦では、季節や行事に合わせた和風月名でその月々を読んでいましたが、新暦になっても呼び名は旧暦=新暦と考え使われています。
 そのため、現在の季節感とは1~2ヶ月ほどのずれが有ると言われています。
 『皐月の』の由来は諸説有り、耕作を意味する古語「さ」から、稲作の月として「さつき」になったと言う説が有力ですが、詳しい説明は長くなるので省略します。
 簡単に言えば「田植えの月」と言うことでしょうか。
 きょうは「朝」から「夜のはじめ頃」まで雨の予想でしたが、降ったのは「昼前」だけでしたが、気温は10度程と肌寒い1日でした。


 朝食は久しぶりにパンでした。
 「筍チーズトースト」


 おまけ。
 今夜の肴。
 「牡蠣の燻製オリーブオイル漬け・ミニトマト・ブロッコリー、わさび蒲鉾、蛸のわさび載せ」「数の子の白和え、白菜と油揚げ煮、ソースチキンカツ・千切りキャベツ・サンチュ・さきいか人参」



駅弁コレクション153 「923形T5編成ドクターイエロー弁当」(新神戸駅)

2022-05-01 09:55:46 | 駅弁コレクション
【923形T5編成ドクターイエロー弁当】(新神戸駅)
                             2022.5.1投稿

2012年(平成24年)4月7日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,050円
                        [製造元](株)淡路屋

 923形T5編成「ドクターイエロー」の写真が載った、窓付きパッケージ(箱)です。


 側面には、「T5編成」「ドクターイエロー」の説明が書かれています。


 容器は923形T5編成「ドクターイエロー」の先頭車両の形状をデフォルメした陶器製です。


 カレーピラフの上に、さつまいもの甘煮・オムレツ・エビフライ・スパゲティ・インゲン・人参煮・スコッチエッグが載っています。


 2011年(平成23年)年9月1日に発売が開始された、鉄道事業用車をテーマにした初の駅弁のようです。
 『ドクターイエロー弁当』は、今では複数業者から販売されていますが、陶器製の容器はこの駅弁だけです。


 2016年(平成28年)10月14日にデザインがリニューアルされ、それまで丸かった先端部分が、細く長く、より実物に近い形状となりました。


 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。