旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

5月らしいのですが… 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)5月15日(日)

2022-05-15 20:12:46 | 閑雲野鶴日記

 当地の5月、梅雨入り前の天候は、初夏の爽やかな天候や肌寒い天候と、服装がめまぐるしく変わる傾向があります。
 今朝も曇りから晴れ、昼頃には雨。そして夕方には再び晴れ。




 夕方の室温と湿度です。
 過ごしやすい一日だったと言えますね。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「長芋グラタン」「アスパラガス、人参の玉子和え、鯖カツ、千切りキャベツ」「塩雲丹、東京沢庵、ジャコと胡桃の佃煮」



駅弁コレクション166 「あっちっち京風吹寄せ栗めし」(京都駅)

2022-05-15 12:47:57 | 駅弁コレクション
【あっちっち京風吹寄せ栗めし】(京都駅)
                            2022.5.15投稿

2012年(平成24年)10月21日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,050円
                        [製造元](株)淡路屋

 格子窓から見える京都を想像させる切り絵風の風景に、栗と紅葉の葉をあしらった掛紙(箱)です。
 なぜか、掛紙(箱)は保存しているのですが、写真が行方を不明のため、淡路屋さんのポスターで紹介します。


 加熱機能付き容器に山菜御飯の上に、真ん中に栗の甘煮、それを囲むように南瓜素揚げ、胡桃甘煮、松茸煮、星型人参、インゲン、薩摩芋の甘煮、合鴨串が載っています。


 栗がメインかと思ったら、秋の味覚満載で加熱すると香りも高く、秋季限定にふさわしい内容です。
 ネーミングに一工夫欲しかったところです。2012年(平成24年)秋から3シーズンほどの販売だったようです。
 「JR京都駅」の表示もあり、販売の中心を京都においたものでしょうか。

 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。