旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

蕎麦 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)5月19日(木)

2022-05-19 23:59:59 | 閑雲野鶴日記

 今日は20度を超える予想は外れて、17度ほどでした。
 それでも部屋の中は過ごしやすい一日でした。


 蕎麦が届きました。


 『駅そば』ファンから親しまれていながら、店主の急逝によって昨年2月に閉店したJR音威子府駅待合室の「常盤軒」。
 今度は、そこで使われていた音威子府村特産「音威子府そば」を製造している畠山製麺が8月末でそばの製造を終了すると報道されました。
 1人で製麺を手がけてきた畠山社長が今年で77歳になり、高齢となることなどから廃業を決めたそうです。
 「音威子府そば」は、その年の北海道産の最高の玄そばを、その日に使う分だけ自家製粉し、秘伝の配合比率で打ち上げるこだわりの麺です。
 茹で上がった麺は真っ黒で、初めて見たときはびっくりしました。黒い理由は、通常は捨ててしまうそばの実の甘皮を、そのまま入れて挽く「挽きぐるみ」という製法を採用しているからだそうです。そのため、一般的なそばより栄養価が高く、そば本来の香りや風味が強く、こしがあり、太めで断面が四角いのも特徴です。
 製法を知るのは3代目の畠山社長のみで、「味が変わって評判を下げたくない」と第三者に引き継ぐつもりはないそうです。
 専用の『つゆ』ご届いてから食すことにします。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「ホッケの塩焼、白菜と油揚げの煮物、焼長芋、牛蒡炒め」「イカフライ、豚バラタレ焼」



駅弁コレクション170 「北の彩」(新青森駅)

2022-05-19 10:35:38 | 駅弁コレクション
【北の彩】(新青森駅)
                            2022.5.19投稿

2013年(平成25年)7月23日 盛岡駅で購入 価格1,000円
            [製造元](株)日本レストランエンタープライズ

 青森の海をイメージする写真をベースに、「ねぶた」・海産物・中身の写真が載っている掛紙(蓋)です。


 ウニとアワビの炊き込み御飯の上に、蒸しウニと海藻サラダ(布海苔・ワカメ・まつも)が載り、蟹型人参があしらわれて、長芋漬けが添えられています。
 おかずは、イカの姿焼き、焼ホタテ、味付け数の子、菊花漬。煮物は、鱈、絹さや、蕗、イカボール、長ネギ、人参です。


 青森づくしの贅沢な海鮮駅弁です。
 個人的には余りにも詰めすぎたような感じがしました。
 『旅の小窓~三陸2013 鉄道の旅』最終日の夕食用として盛岡駅で購入しました。
 すでに終売のようです。

 製造元の「日本レストランエンタプライズ(NRE)」は、かつての日本食堂を前身とし、現在はJR東日本クロスステーションとなっていますが、駅弁事業は「(株)日本ばし大増」が製造・販売を行っています。