【あわびうに飯】(一ノ関駅)
2022.5.6投稿
2012年(平成24年)7月24日 一ノ関駅で購入 価格1,200円
[製造元](有)あべちう

商品名に、あわびうに飯部分の写真を載せた掛紙が、紐掛けされています。

岩手県産ひとめぼれひじき御飯の上にウニそぼろが敷き詰められ、その上に煮アワビのスライス5枚と肝が1切れ載っています。
人参とがんもどきの煮物、蓮根・茄子・大根・しその実漬けが添えてあります。

他の食材で必要以上に豪華さを強調するのではなく、鮑の肝を使い名前のとおり、あわび、うにの贅沢感のある駅弁です。
東日本大震災前は「三陸」を冠していましたが、震災の被害で三陸産が入手困難なのではずしたものと推測します。
『本州一周普通列車の旅』初日の昼食用として、一ノ関駅で購入しました。
製造・販売の(有)あべちうは、1890年(明治23年)4月26日、一ノ関駅開業の10日後から構内営業が許可された老舗です。
1951年(昭和26年)からは一ノ関駅の東北本線ホーム駅そば「あべちう」も営業を始めました。
しかし、2020年(令和2年)4月11日より休業し、そのまま廃業しました。