旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁63 「ゴジラ対ひっぱりだこ飯」

2019-02-28 13:57:59 | 旅のコレクション
【ゴジラ対ひっぱりだこ飯】(西明石駅)
[製造元](株)淡路屋 2019年(平成31年)1月19日 第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で購入 価格1,300円


 淡路屋の人気駅弁の一つ「ひっぱりだこ飯」は1998年(平成10年)、明石海峡大橋開通を記念して発売さられた駅弁です。
 2017年(平成29年)1月には、販売開始から累計1000万個突破を記念して「金色のひっぱりだこ飯」が販売されました。
 そして今回、販売開始20周年を記念して東宝の特撮映画に登場する「ゴジラ」とコラボレーションした「ゴジラ対ひっぱりだこ飯」が誕生しました。


 「ゴジラに焼かれたひっぱりだこ飯」がコンセプトとなっているそうで、掛け紙には明石海峡大橋をバックに、熱線を吐くゴジラとそれに絡みつく大きなタコが描かれていて、まさにタコがゴジラに焼かれようとしているところです。
 掛紙の裏には通常の説明が書かれていますが、確りとゴジラの足型が付けられています。




 掛紙をとると、なんとゴジラの足型。


 紙蓋をとると通常のものより色彩が暗めの印象です。
 メインのたこの足がいつもの煮ダコではなく、ゴジラに焼かれてしまったのか焦げ色の付いた焼きダコになっていました。ずいぶん雰囲気が変わるものです。
 筍の土佐煮、椎茸煮、人参煮、歯触りの菜の花の醤油漬はいつもの通り。穴子のしぐれ煮はタレが絡んでいない穴子煮になっています。その下には太めの錦糸卵に特製スープで炊いた醤油飯と、いつもの内容になっていますが…。なんと御飯の中から出てきたのは、通常版の「タコ天」ではなく、『恐竜の卵』ならぬ「ウズラの卵」でした。


 「ゴジラ対ひっぱりだこ飯」の蛸壺風陶器は、ゴジラに焼かれて黒です。器のデザインも「ゴジラの表現が難しく、幾度も描きなおし、彫り直しを重ねた結果、制作期間は1年以上に及びました。釉薬のツケ具合で一つ一つの色加減が微妙に異なるところも魅力の一つです」とのことです。


 発売開始20周年を記念して販売された「ひっぱりだこ飯」は、この他にご当地版の企画があり、「ひっぱりだこ飯 福岡版」と「ひっぱりだこ飯 広島版」が登場したようです。

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