旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション226 「大漁市場 青函味くらべ編」(新青森駅)

2022-08-11 09:50:00 | 駅弁コレクション
【大漁市場 青函味くらべ編】(新青森駅)
                            2022.8.11投稿

2016年(平成28年)9月17日 八戸駅で購入 価格1,300円
                        [製造元](株)吉田屋

 商品名と中身のイメージ写真を載せた掛紙(スリーブ)には、2015年(平成27年)7~9月のJRグループ『青森県・函館デスティネーションキャンペーン』のマスコットキャラクター『いくべぇ」と、北海道北斗市が2013年(平成25年)に定めた公式キャラクター「ずーしーほっきー」が描かれています。
 左の御飯は『函館』をイメージした、酢飯の上にホッキ貝のスライス、焼き鮭、ズワイガニのフレーク、イクラの醤油漬けを載せたものです。
 右の御飯は『青森』をイメージした、醤油風味飯の上に煮イカ、蒸しホタテ、蒸しウニを載せたものです。
真ん中には小松菜・人参・椎茸の和え物としば漬けです。




 「青函」の違いが際立つ物ではありませんが、具材の大きさもあり食べ応えがありました。
 『青い森鉄道全駅下車の旅』の途中、八戸駅で購入しました。
 この駅弁は終売となりました。

 製造・販売の吉田屋と言えば、1961年(昭和36年)の販売開始以来のロングセラー駅弁『八戸 小唄寿司』が有名です。
 創業は、東北本線戦線開通の翌年1892年(明治25年)。駅弁販売は東北本線では宇都宮駅・一ノ関駅に次いで3番目で、全国でも8番目と言われています。
 板前を志す函館の若者が包丁一本を携えて上京の途中、開業したばかりの尻内駅(現 八戸駅)で下車したところ。偶然、駅長の目に留まり、駅員のまかないの仕事を任されることになり、翌年にはおにぎりと漬物だけの弁当をホームで売り始めたのが「吉田屋」の始まりだそうです。
 2013年(平成25年)4月には、東京工場操業を開始しています。
また、2016年(平成28年)3月19日、新函館北斗駅併設の「北斗市観光交流センター」で、「BENTO CAFE 41°GARDEN」(弁当カフェ よんいち ガーデン)を開業し、駅弁を販売しています。
 なお、「よんいちガーデン」は、北斗市が北緯41度にあることにちなんでいるそうです。
 そして、尻内駅(現 八戸駅)で下車した吉田屋初代は、北海道北斗市(旧・大野町)出身だそうです。
 「駅弁味の陣」に数多く出品していて、受賞歴は次の通りです。
 「駅弁味の陣2014」で、『津軽海峡 海の宝船』が「彩賞」を受賞。
  現在も1,380円で販売しています。


 「駅弁味の陣2016」で、『こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当』が「そそられ賞」を受賞。
  現在も1,480円で販売しています。


 「駅弁味の陣2017」で、『うにとウニと雲丹味くらべ弁当』が「そそられ賞」を受賞。
  現在も1,450円で販売しています。



大変なことになっています 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)8月10日(水)

2022-08-10 19:35:07 | 閑雲野鶴日記

 今日も、『昼過ぎ』までは降ったりやんだりという天気でした。
 



 当地は降り始めからの48時間の雨量が87mmと、予想より少なく一安心でしたが、津軽地方を見ると、本県で台風を含め、豪雨でこんなに大きな被害が出た記憶はありません。
 加えて、速報ではありますが本県の今日の新型コロナウイルス感染者は過去最多2,060人。一日あたりの新規感染者数が2,000人を超えるのは初めてで、「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」が開催された、青森市・弘前・五所川原の3管内で過去最多を更新したとのことです。
 この3管内は水害の被災地でもあり、水害復旧と感染者への対応が急がれます。
 せめてお天気が回復してくれると良いのですが、明日も曇りや雨、所によっては雷を伴った非常に激しい雨の降るとの予想です。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「胡瓜の辛子漬け、金平牛蒡、牛蒡の赤酢漬け、胡瓜もみ」「南瓜の塩糀煮、塩ホッケ、豚肉の塩胡椒焼、千切りキャベツ、鶏肉チャーシュー」



駅弁コレクション225 「函館浪漫ハイカラ弁当」(新函館北斗駅)

2022-08-10 10:21:53 | 駅弁コレクション
【函館浪漫ハイカラ弁当】(新函館北斗駅)
                            2022.8.10投稿

2016年(平成28年)8月21日 青森駅で購入 価格1,350円
                        [製造元](株)吉田屋

 商品名と中身のイメージ写真を載せた掛紙(スリーブ)です。


 御飯は白醤油漬けサーモンとイクラ醤油漬けが載った酢飯、蒸しウニの載った醤油風味飯、鮭節の載った醤油風味飯の3種類です。
 おかずは塩味と醤油味の2種類の鶏の唐揚げにレモンを添えたもの、煮物はがんもどき・筍・人参・椎茸。そして厚焼き玉子・ブロッコリー・ポテトサラダ・ミニトマトです。




 海鮮が目を引く程度の吉田屋の駅弁としては目立たない幕の内弁当のようですが、よく見ると2種類の味の唐揚げ、鮭節、ポテトサラダ、ブロッコリーなど、北海道の山海の幸を程よく詰め合わせた幕の内弁当になっています。
 懐かしさとちょっとお洒落な組み合わせが「ハイカラ」の由来でしょうか。
 ちょっとお高めな価格設定が玉に瑕の感じがあります。
 『旅の小窓~2大半島終着駅号の旅』の途中、青森駅で購入しました。
 この駅弁は終売となりました。

 製造・販売の吉田屋と言えば、1961年(昭和36年)の販売開始以来のロングセラー駅弁『八戸 小唄寿司』が有名です。
 創業は、東北本線戦線開通の翌年1892年(明治25年)。駅弁販売は東北本線では宇都宮駅・一ノ関駅に次いで3番目で、全国でも8番目と言われています。
 板前を志す函館の若者が包丁一本を携えて上京の途中、開業したばかりの尻内駅(現 八戸駅)で下車したところ。偶然、駅長の目に留まり、駅員のまかないの仕事を任されることになり、翌年にはおにぎりと漬物だけの弁当をホームで売り始めたのが「吉田屋」の始まりだそうです。
 2013年(平成25年)4月には、東京工場操業を開始しています。
また、2016年(平成28年)3月19日、新函館北斗駅併設の「北斗市観光交流センター」で、「BENTO CAFE 41°GARDEN」(弁当カフェ よんいち ガーデン)を開業し、駅弁を販売しています。
 なお、「よんいちガーデン」は、北斗市が北緯41度にあることにちなんでいるそうです。
 そして、尻内駅(現 八戸駅)で下車した吉田屋初代は、北海道北斗市(旧・大野町)出身だそうです。
 「駅弁味の陣」に数多く出品していて、受賞歴は次の通りです。
 「駅弁味の陣2014」で、『津軽海峡 海の宝船』が「彩賞」を受賞。
  現在も1,380円で販売しています。


 「駅弁味の陣2016」で、『こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当』が「そそられ賞」を受賞。
  現在も1,480円で販売しています。


 「駅弁味の陣2017」で、『うにとウニと雲丹味くらべ弁当』が「そそられ賞」を受賞。
  現在も1,450円で販売しています。



降っています 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)8月9日(火)

2022-08-09 19:25:15 | 閑雲野鶴日記

 前線の南下が予想よりも遅く昨夜は熱帯夜となり、当地で雨が降りだしたのは5時半頃でした。


 日中は断続的に強い雨が降る天気となり、降り始めから12時間の雨量は53mmほどと、本県日本海側の雨量と比べるとたいしたことがない量です。
 この雨は、明日も続くようです。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「ピーマンとベーコンの炒め物、茗荷の味噌炒め、長芋の赤酢漬け」「ポテトサラダ、胡瓜の辛子漬け」「鶏刺し」「イカ刺し」



駅弁コレクション224 「津軽海峡にぐ・さがな弁当」(新青森駅)

2022-08-09 10:06:44 | 駅弁コレクション
【津軽海峡にぐ・さがな弁当】(新青森駅)
                             2022.8.9投稿

2016(平成28年)8月21日 青森駅で購入 価格1,300円
                    [製造元](有)幸福の寿し本舗



 「マグ女新聞」と題された両面刷りの新聞紙が掛紙となっていて、ゴム止めされています。


 左の仕切りは北海道道南をイメージした「さがな」の部分の御飯で、酢飯の上に鰊の甘露煮・焼鮭数の子醤油漬・イクラ醤油漬・玉子焼き・絹さや・魚肉おぼろが載っています。
 右の仕切りは青森県をイメージした「にぐ」の部分の御飯で、白飯の上に『源タレ(青森県のソールソース「スタミナ源タレ」)』で味付けした牛肉牛蒡炒めが載っています。
 真ん中は「津軽海峡」部分で、おかずになっています。道南からは棒タラ甘露煮と酢イカ。青森県からは杏の梅漬けとリンゴのシロップ漬けです。






 北海道新幹線開業後の青函デスティネーション・キャンペーンを記念して、青森と道南の地域おこしに取り組む「津軽海峡マグロ女子会」が監修し2016年(平成28年)7月1日から販売した駅弁です。
 新聞紙風の掛紙や、中身の構成など見た目だけではなくおいしい駅弁でした。
 青函デスティネーション・キャンペーンを記念しただけあって、この駅弁の小冊子も作られていました。










 『旅の小窓~2大半島終着駅号の旅』の途中、青森駅で購入しました。
 この駅弁は、「駅弁味の陣2016」で副将軍に輝きましたが、2019年(令和元年)6月をもって終売となりました。

 製造元の幸福の寿し本舗は、青森市に本社を置く製パン業者「工藤パン」が、1984年(昭和59年)9月に弁当・寿司・サンドイッチなどの米飯調理パン専門工場として設立した会社です。
 駅弁事業に積極的に参入した時期もあり、「駅弁味の陣」での入賞歴もあります。
 「駅弁味の陣2015」で、海鮮小わっぱが「駅弁大名」を受賞。
 現在も1,200円で販売中。


 「駅弁味の陣2016」で、津軽海峡にぐ・さがな弁当が「副将軍」を受賞。
 すでに終売。


 「駅弁味の陣2019」で、青森県産本まぐろ使用本まぐろ御膳が「そそられ賞」を受賞。
 すでに終売。