四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ギフチョウが舞う

2012-04-10 16:41:00 | 
春の妖精、ギフチョウを見に相模原市緑区の里山を訪問しました。



ギフチョウは、ちょうど桜の季節に重なるように羽化し、山から里へ下りてきます。斜面の梅の花を求めて2頭が舞っていました。



梅の花で吸蜜中(10:24)。蝶愛好家が大勢のせいか、なかなか良い位置には止まってくれませんでした。



今度はアセビの花に止まり、しばらく吸蜜していました(10:41)。






カタクリの花にはなかなか訪れませんでしたが、午後になってようやく止まり、にわかに5,6人が並んでの撮影になりました(12:15)。

初夏の陽気で暑いくらいでしたが、多くの人と蝶の話をしながらギフチョウが優雅に舞う情景を長時間楽しむことができました。
地元の方にはお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。



今日の朝日新聞の神奈川さがみ野版に「相模原にギフチョウ飛来」の記事が掲載されました。僕が撮ったのとほぼ同じ構図なので、その時に一緒にいた人の撮影だと思います。
記事中、食草がシナノカンアオイとなっていますが、カントウカンアオイとすべきところでしょう(1)。

4月9日の天候:快晴、最高気温24℃

(1)相模の蝶を語る会企画編集, "かながわの蝶", p52, 神奈川新聞社(2000年).