四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

別所温泉を歩く

2013-05-01 21:22:00 | 甲州・信州への旅
雨の中、別所温泉の歌碑やお寺巡りをしました(4月24日)。


与謝野晶子の歌碑

宿のすぐ近くに歌碑公園があり、与謝野晶子、北原白秋などの歌碑がありました。

むら雨が湯場の大湯を降りめぐり 
しばらくにして山なかば晴る
                  与謝野晶子


北向観音

長野の善光寺の南向きと向き合って北向きに建っていることから北向観音と呼ばれ、両方を参拝しないと片詣りであるといわれます。


安楽寺 本堂


安楽寺 八角三重塔

八角三重塔は中国の宋時代の様式で、長野県で第一に国宝の指定を受けた建造物です。


別所温泉の街並み

安楽寺から常楽寺に向かう高台から見た別所温泉の街並みです。


常楽寺

安楽寺とともに別所三楽寺に数えられ、北向観音の本坊です。三楽寺のうち長楽寺は現存していません。


上田電鉄別所線の1000系電車

原田泰治がデザインした1000系ラッピング電車に乗り合わせました。別所温泉の駅長が発車前の車両に乗り込み、この電車は子供たちに「むしむし電車」と呼ばれて親しまれている、と説明していました。
元々、東急池上、多摩川線で使用されていたものを、別所線用に2両編成で走れるよう改造したものです。

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塩田平を歩く

2013-05-01 10:30:00 | 甲州・信州への旅
別所温泉への旅2日目は、上田電鉄塩田町駅から別所温泉まで塩田平ウォーキングコースを歩きました。塩田平の南にある山々の麓にある無言館、前山寺、龍光院、塩野神社、中尊寺に寄りながら西から東へ歩きます。


塩田平からの風景

塩田平の田園地帯を無言館に向かって歩いているところです。煙の辺りの前山の向こう側に無言館があります。そのあと、山沿いに右へ(東へ)歩いていきます。


無言館

第二次世界大戦で戦没した画学生たちの遺作を収蔵・展示しています。若くして戦死した画学生が戦地に赴く直前に自分の妻を描いた作品がいくつもあり、心動かされました。


塩田平

前山寺へ向かう途中での撮影で、塩田平が広がります。


前山寺

未完成の完成塔と呼ばれる三重塔です。


龍光院への参道

一人通るのがやっとの細い参道。ひっそりと色々な草花が咲く小径でもありました。


中尊寺薬師堂

中部日本最古の木造建築と言われ、薬師如来坐像と手なし神将が安置されています。


独鈷山

中尊寺境内から見た独鈷山です。仙人でも住んでいそうな厳かな雰囲気を感じました。


舌喰池(シタクイイケ)と浅間山

舌喰池まで歩き、金井バス停で1日4本運行のシャトルバスに乗って別所温泉に向かいました。右端の奥で雪を被る山は、浅間山です。
舌喰池とは怖い名前だと思い調べてみると、悲しい民話が残されていました。

舌喰池

塩田町駅~金井バス停の所要時間は、無言館での鑑賞など入れて6時間、歩数にして約17,000歩でした(4月23日)。

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