四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

オナガアゲハとトラフシジミ

2014-05-13 09:09:00 | 南多摩
5月8日の続きです。

オナガアゲハ
林道の上の方のミツバウツギは、往路静かでしたが、30分後の復路に来てみるとオナガアゲハ2頭が熱心に吸蜜していたので、約20分間撮影を楽しみました。それまで林道沿いに飛ぶ姿は多く見られましたが、往路復路の僅かな時間差で吸蜜時間帯に突入したようでした。


13:01

光の関係からか、花の向こう側に顔を隠すシーンが多かったですが、横向きで顔の見えるタイミングで何枚か撮れました。


♂ 13:16

これは、翅裏とともに翅表の横白斑の見えている1枚。横白斑は♂の証拠です。


13:17

最後に、翅裏を広く開いた写真が撮れました。


オナガアゲハ♂(13:00)

ピントが甘いですが、翅表の貴重な1枚なので載せておきます。


クロアゲハ

オナガアゲハの他にカラスアゲハも飛んでいましたが、撮影できませんでした。偶然、クロアゲハが写っていました。

トラフシジミ

12:50

林道上には、サカハチチョウとテングチョウがよく舞い降りてきましたが、一度だけトラフシジミが目の前に現れました。



今までは花に止まり羽を閉じる姿ばかり見てきましたが、今回は草の上で翅を開いてくれました。



飛び立って再び開翅。親切ですね。翅表は、角度によっては青色系の鈍い発色でしたが、ちょうど太陽光線が反射するような角度に近づくと、美しく青く輝いて見えました。みき♂さんとともに感動の一瞬になりました。

付録

ウスバシロチョウ(13:50)

往路で3頭のサカハチョウが吸蜜していたミツバウツギには、復路ではウスバシロチョウが1頭いました。翅にミツバウツギの花や蕾が影絵のように映っていました。


サカハチチョウのツーショット(左♂、右♀)

オナガアゲハ撮影の最中にサカハチチョウ2頭が仲睦まじく接近するシーンが見られました。

5月8日の初見の蝶
サカハチチョウ
オナガアゲハ
トラフシジミ
コジャノメ

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