都知事選の火ぶたが切って落とされました。
私は、新宿西口でおこなわれた、告示第一声に行きとんぼ返りで町田に戻ってきました。
昨日、金町浄水場で乳児の摂取に関する暫定指標値の2・1倍の放射性ヨウ素が検出された「水」報道。突然の発表に、町田市内でもスーパーや薬局から水が消えました。
町田市のホームページでも、
金町浄水場で210ベクレル/キログラムの放射性ヨウ素が検出されましたが、町田市の水道水は、放射性物質が検出されていない朝霞浄水場からの水9割と金町浄水場からの水1割のブレンドで給水されています。
町田市の水道水では、金町浄水場の水は10倍に薄まっているため、放射性物質の濃度も10分の1になっていると考えられます。
このため、町田市の水道水を乳児が摂取してもさしつかえありません。
としています。
日本共産党都議団はいち早くペットボトルを乳児のいる方にとどけることなどを申し入れ、すぐに実行をされることになりました。
昨日、わが党の先輩議員から町田の水道についてたくさんのことを教えてもらいましたが。町田市(2007年時点)は水道水の97%が利根川・多摩川水系、残り3%が井戸水。配水系統も8系統あるとのことです。だから、一律に「町田市」とくくることはできないということになります。
日本学術会議は18日付けの声明で、
未曾有の災害に直面して国民が覚える不安感は、直面するリスクに関する正確な情報が、必ずしも的確に伝達されていないことに起因することが少なくありません。たとえ深刻な情報であっても─むしろ深刻な情報であればあるほど─正確に国民に伝えられるべきものです。そうであればこそ、事態の深刻さを冷静に踏まえた適切な行動を求める呼びかけは、人々を動かす力となるものだと思います。
と述べています。その通りだと思います。
多くのみなさんが情報収集をしつづけ、変化があれば、そのたびにメディアがくり返し報道し大混乱。計画停電もですが、「一律」で何かものを言うというのは混乱と不必要なエネルギーを使うことになっているように思います。
先日紹介した、「地震は自然現象であるが、地震による災害の多くは人災である」という東京都災害予防条例(2000年に改悪された)。もとはと言えば原発が原因。エネルギー政策の転換はまったなしです。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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