日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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8月18日から20日で、都議会臨時会──コロナ感染急拡大に、反省なし、科学なし、検査なしの小池知事発言

2021-08-19 | 東京都政・都議会のこと

 「まさに今、コロナとの闘いが始まって以来、最大の危機を迎えています」──18日に開会した都議会臨時会で小池知事は、このように述べました。(知事発言全文→https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/shisehoshin/03_04.html

■検査なし

 しかし、現局面で重要な検査についてはひとこともありませんでした。検査について、政府分科会の尾身会長が「ちょっとでも具合の悪い人がいれば、あるいは感染の心配のある人は、職場であろうが学校であろうが地域であろうが、これについて、どこでも気楽に検査ができるという体制を国、自治体がその気になればできるはず」と発言しています。

 無症状感染者を含め、感染者を早く発見して保護することは感染症対策の基本です。

 陽性になった方が、関わっている集団全体に幅広く検査キットを配布するなど、検査が実施できる体制を直ちにつくる必要があります。

■パラリンピックありき

 知事は、最大の危機と言いながら、「『パラリンピックの成功なくして、大会の成功はない』。かねて申し上げている、私の一貫した思いであります」と。オリンピック開催前より、コロナの新規陽性者が7・5倍になっています。

 東京都医師会の尾崎会長が「このような状況で開催は無理だと思う。医療サイドとしては『難しい』と判断するのが妥当」だと発言しています。パラリンピックは中止し、命を守るコロナ対策に集中すべきです。

 学校連携観戦を実施しようとしていることも重大です。

 18日の臨時教育委員会で、学校連携観戦に8自治体で約13万人、都立学校は23校で約2000人が参加する意向だと報告がありました。

 しかし、この報告に対して、出席した5人のうち4人が学校連携観戦に反対の意見を述べました。(参考→https://www.tokyo-np.co.jp/article/125272

 教育委員会でこれだけ事務局提案に反対・慎重意見が上がることは稀に見る事態です。

 町田市はすでにパラリンピックも学校連携観戦は、中止していますが全都で中止を決断することが必要です。

■本会議質疑で厳しく追及

 本日、19日に都議選後、最初の質問が行われます。この臨時会は、1日の日程で委員会の設置などを行う予定となっていましたが、くり返し議論の場を求める中で、3日間の日程となり質問を行う機会を実現することができました。

 あぜ上三和子都議が質問に立ちます。

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