数十年、水門の開閉ができない状態だった枝の水門修理に手をつけることにしました。
数日前に、水門のハンドルをかっぱらってきました。
窃盗現場でございます。
ここ最近のあったたか簗沢で枝からの雪融けで水位上昇中。
かっぱらってきて放置していたので、今日こそ手を付けました。
螺子を緩めることからはじまり。
スラストベアリングでてきた。
酸素で炙り後、少しづつ抜けてきた。
構造すら分からんけど抜けてきた。
砲金だけとなりました。
砲金磨き。ピーカール仕上げしてあげたいが時間がないので、また今度ね。
ケース内側を酸素で炙りつつ、紙やすりで磨り磨り。
ベアリングの古いグリスを取り除いて、新しいグリスを入れて組付け。
向きは忘れたから適当。
金属の接触面はすべてグリスを塗る。
これが百姓の修理。
グリス、挿し油しておけば何とかなるだろう。
キャップボルトもごてごてグリスで組付け。
さて、ハンドルも付けてグリグリ回してみたら少しづつ螺旋が稼働してきたよ。
数十年固定されていた位置から、久しぶりに動いた。
仮想ですが、水門が一番上まで引きあがれた状態までできた。
まずは、ハンドル、全螺子棒はつかえるようになりました。
明日、水門側の修理をはじめます。
螺子下端でカットして、砲金部分と分離して全螺子棒単体にして、プレスで修正しつつ、実際の水門稼働範囲で全螺子棒が使えるようであれば、下端に下駄を溶接してしまえば、使えるようになりそうな気がする。