映画「インシテミル」を、レイトショーで観てきました。
……うーん。[E:sweat02]
ちょっと微妙。
予告編や、チラシのあらすじを見たら、ものすごく面白そうだったんだけど…私としては、消化不良っぽかったかな。
理不尽な状況に突然置かれた登場人物らのサバイバルゲームというシチュエーションの小説が今、巷でいろいろ流行っているけれど、短い時間の映画に登場人物すべての個性を丁寧に描くのは難しいのかもね。
なんとなくエピソードを簡単に並べているだけのストーリー展開は、単なる原作のあらすじ紹介みたいで…、せっかく個性的な登場人物ばかりなんだから、もうちょっとひとつひとつの物語をじっくり見たかったな。
主役の藤原竜也は、感情表現が大きくて、舞台演技にはいいんだろうけど、長時間にわたってドラマで見るのは疲れるかも。
「カイジ」のほうが面白く観ることができました。
石原さとみは良かった。[E:shine]
綾瀬はるかは、ちょっと無難な感じであまり個性が出ていなかったのがもったいなかったなあ。この二人の役柄、逆でも良かったかも。
北大路欣也は、すごくいい味のある大好きな俳優さんなんだけど、最近、毎日のようにCMで声を聴いているせいか、どのセリフもみんな白い犬がしゃべっているように聞こえてきてしまうのは私だけかな…[E:dog]
「インシテミル」
原作を読んでみたいな、と思える映画でした。