買い物用の保冷バッグをいただきました。
キキララ!
懐かしい~
サンリオキャラのものを持つのって、どれだけぶりでしょう。
私が中学生の頃、市内にはじめてサンリオショップがオープンしました。
当時、友人たちの間で、サンリオの文具や雑貨を持つことはとっても素敵なことで、
みんなで持っているものを見せあいっこしたり、
友人同士で連れだってサンリオショップに出かけるのも休日の楽しみのひとつでした。
しかーーーーし。
私の育った家は、家の教育方針??だったのか、当時はお小遣い制ではなくて、
必要な文具などがあるときは母に言って、母がノートなどを選んで買ってきていたんですよね。
なので、カワイイものではなくて、普通の地味な事務用品みたいなノートとか、柄のない鉛筆とか。。。
私もみんなが持っているようなサンリオの文具が欲しい、と言っても、
「学校は遊びに行くところではないから、そんなものいらない!」というのが母の考え方でした。
しかも、子供がお金を持って買い物に行くというのは不良のすることだ、という考え方で、禁止されていたんですよね。
(結構、厳しかった)
で、中学校ではお昼のパンの注文ができるので、毎日パン代をもらって、そのパン代を半分浮かせたのをためてお小遣いにしていました。
でも、どうしても、どうしてもサンリオのお店でみんなと同じように買い物をしたかった私。
いつもお店についていっても、見るだけだったので、
友達と同じようにサンリオのグッズを持つのが憧れでした。
で、あるとき、ためたパン代のお小遣いで、真っ赤なキティちゃんの三角定規を買ったんです。
お店には赤いのと白いのと2種類あって、どちらにしようか迷いに迷って
赤を選んだんですよね。
はじめて手に入れた自分だけのサンリオグッズ!!!
嬉しかった~
明日はこれを学校に持って行って、私も持ってるよ!とみんなに見せようとわくわくしていました。
しかし、母に見つからないようにこっそり眺めて楽しんでいたのを弟に見つかって、弟は母に告げ口。
そりゃあもう、こっぴどく叱られて、叩かれて、
縁側に長い時間正座をさせられた記憶があります。
もちろん定規は没収されてしまいました。
そのあと、捨てられちゃったのかな。二度と手にすることはありませんでした。
夢の世界からの転落。
たっ一日しか持っていないかったのに、なぜか何十年もたった今でも、
その定規の色も柄も鮮明に覚えていますし、悲しみは、心に残っています。
今も、サンリオの懐かしいキャラクターを見ると、
なぜかその時の映像が浮かんでくるんですよね。
大人になった今は好きなものを選んで持つことができます。
サンリオが大好きだったあの頃の思い出を胸に、
このキキララのマイバッグを持って買い物にいこう。