妹と一緒に、実家の両親を連れて、くらしの博物館へ出かけてきました。
ここでは今、企画展が開催されていて、昭和の懐かしいボードゲームがいろいろありました。
パチンコの玉のようなものを指でとりるけてあるバットではじいて遊ぶ野球盤。
ああ、これは誰かの家にあって、よく一緒に遊んだな、とか、
プラスチックの小さなピンポン玉をしゅぽしゅぽ空気で浮かせて、かごの中にいれるピンポン玉入れやバスケットゲーム、
これも昔、家にあったねー、などと妹と話しながら懐かしく見てきました。
縁側の廊下つかったボウリングゲームなども、誰かの家で遊んだね、と言いながら、
懐かしい思い出話で盛り上がりました。
誰の家で誰と遊んだかは覚えていないんですが、
遊んだことだけは覚えているものなんですね。
面白かったのが、展示してあった歴代の人生ゲームの数々でした。
とまるマスの部分に、人生で起こるかもしれない様々なことがかかれているすごろくのようなものですが、
その内容も時代によって書かれていることが違うんですね。
それを読んでいるだけでも結構楽しかったです。
はるか昔、我が家には初期の頃の人生ゲームがあったんですが、
そのころは、数字のかかれたルーレットを回す部分もそれほど凝った造りではなかったせいもあるんでしょうか。
勢いよく回して、回しすぎてそのままびょーんと飛び出してどこかに飛んで行ったり。。。
なんだか人生ゲームひとつとっても、いろんな思い出がよみがえってきました。
そういえば、この人生ゲームがはじめて登場したのは1960年代。
今年、久しぶりに最新版が発売されたそうで、
これまで以上に幅広い人生の選択を楽しめる内容になっていると話題になっていました。
車に乗せる人物のピンも、私が子供の頃は水色とピンクの2種類でしたが、
最新版はあらたに4色増えて、6色のジェンダーレスな色展開になったそうです。
男女の2種類に区別しないという、これもまた現代版らしくなっています。
くらしの博物館には、戦前や戦後間もない頃のものも数多くあり
こんな時代もあったんだな、と改めて時代やくらしの変化を感じる場所でした。
両親も、ひとときのの時間旅行を楽しんでいた様子でした。