今月と来月、市内の小学校で
小麦の授業をやらせていただくことになりました。
袋井市の浅羽地区は小麦栽培に力を入れています。
栽培が本格化したのは、今から30年前。
土地改良事業に伴い、
小さな田んぼの区画整理を行い、
平均30アールの農地に拡大されました。
また、農業用水路、排水路、農道も整備されるなど
さまざまな条件が整い、
大型機械を導入した小麦栽培に乗り出しました。
現在は、11月に種をまき、翌年6月に収穫、
収穫から種まきまでの期間は
野菜栽培に利用というローテーションで
農地を活用しています。
浅羽小麦を使った商品も販売されてます。
うどん、素麺、ラーメン、パンが主な商品です。
さて、小学校の授業の準備を進めていると、
どうしても製粉する前の粒の小麦を
教材として使いたくなってきました。
そこで、浅羽小麦の第一人者と言われる方に
思い切って電話をしてみました。
「どのくらい欲しいの?
1トン?
あなたのためなら何トンでも用意するよ!」
とうれしいお返事をいただきました。
「いいえ、お茶碗1杯くらいで十分ですので・・・」 ^^;
こうして、300gほどの小麦をいただいてきました。
でも、1トン分の愛情はしっかり受け止めましたので、
楽しい授業になるように頑張ります。 (^^)
ありがとうございました。