鹿児島から戻ってくる日、
空港で食べた朝食は、こちら。
さつま鶏飯(けいはん)と言われるお料理で、
ご飯の上に、漬物、椎茸の煮物、錦糸卵、ごまなどをのせ、
鶏のスープをかけていただくというもの。
ただ、このスープ。
味が濃く、具のひとつひとつも味がしっかりしていたため、
全体的に塩辛い印象でした。
もっと優しい味のものを作りたいと思い、
見よう見まねで挑戦してみました。 (^^)v
まず、鶏と昆布でだしを取りました。
水1?に、昆布10cmほどを加えて戻したら
鶏胸肉1枚を入れて火にかけます。
煮立ったら昆布は取り出し、30分ほど煮て、だしを取りました。
取っただしに水を加えて、1?になるように調節し、
塩麹と酒で味付けをしました。
これでスープが完成。
そして、出来上がったものがこちら。
だしを取った昆布は椎茸と一緒に煮ました。
あとは、同じくだしを取った鶏肉を割き、
錦糸卵、漬物、ごま、焼き海苔などを添えました。
やさしい味です。(*^_^*)
私は、ずっとこの鶏飯を長崎の料理だと思い込んでいたのですが、
鹿児島の奄美地方、沖縄の郷土料理だったのですね。
鹿児島県内でも定番料理として親しまれ、
学校給食ではカレーと人気を二分しているとか。
夫が小学生だった頃は、まだ給食には登場していなかったらしく、
今回初めて食べたそうですが、
きっとその頃は、奄美から伝わる途中だったのでしょうね。
本場のものとはちょっと違うかもしれませんが、
この鶏飯、我が家の定番料理となりそうです。 (^_-)-☆