昨日、こんな話を聞きました。
「最近の子供は、つぶあんを食べたがらない。
だから、子供たちと一緒にお菓子を作る時は、
こしあんを使うようにしている。」
大人たちの間でも、つぶあん派とこしあん派に好みが分かれ、
熱い?論争が繰り広げられることがありますね。
私は、両方とも好きなので
どちらが入っていてもおいしくいただきます。
たぶん、子供たちがつぶあんを嫌う理由は、
豆の形が残っていて、口の中に皮が残るからでしょうか?
豆の形が残っている分、よく噛まなければならないので、
あごの弱い今の子供たちには敬遠されるのでしょうか?
でも、同じ糖度のつぶあんとこしあんならば、
よく噛むつぶあんの方がより甘味を感じると言います。
つぶあんとこしあんの使い分けを調べてみましたが、
明確な基準はないようです。
さて、こちらは、最近お友達からいただいた
あの伊藤久右衛門の抹茶だいふくです。
中に入っているのは、抹茶あん。
いんげん豆をあんこの材料に使っており、こしあんです。
(あの大きないんげん豆ですが、つぶあんもあるそうですね。 驚き!!)
【左が抹茶だいふく 右が抹茶豆だいふく】
冷やしてもふんわり、やわらかな大福生地に
なめらかなこしあんの抹茶あんがよく合います。
つぶあんかこしあんか・・・。
これは、それを包む生地とか、合わせる食材によって変わるものであって
どちらか一方だけ・・・というのはなかなか難しい気がします。