10月からNHK文化センター名古屋教室、豊橋教室で
やらせていただいた「だし入門 基本の『キ』」。
昨日の豊橋教室をもって、無事?終了いたしました。
豊橋の最後の講座は、煮干しと乾しいたけのお話を中心に
4種のだし(かつお節、昆布、煮干し、乾し椎茸)の
テイスティング、ブレンディングを楽しんでいただきました。
4種のだしを組み合わせて、
好きなブレンドを見つけてもらったのですが、
ここで驚きの結果が!!
一番人気は名古屋と同じ
●かつお節+昆布+少量の乾しいたけ の組み合わせ
でも、名古屋であれだけ人気のあった
●煮干し+乾しいたけ の組み合わせは全く好まれませんでした。
豊橋で、他に人気の高かった組み合わせは
●かつお節+昆布
●煮干し+昆布
同じ愛知県でも、名古屋と豊橋では好まれるだしが違うんですね。
これは、やはり食文化の違いでしょうか?
豊橋では、名古屋ほど八丁味噌を使う頻度は高くありません。
また、名古屋名物の味噌煮込みうどんは、
豊橋でも食べることはできますが、
麺の硬さは、決してあの硬さを貫くのではなく、
リクエストできると言います。 (^^)
改めて、だしは地域の食文化と深い関係があることを実感!
にもかかわらず、いわゆる「よそ者」が、だしのお話をさせていただき、
お耳汚しだったことと思います。
私も、悩みながら、講座ごとに改良を加え、
その過程で多くのことを学ばせていただきました。
名古屋、豊橋の受講生の皆さま、
NHK文化センターの関係者さま、
だしソムリエの諸先輩方、
ご協力いただいた株式会社 ボニトさま
そして、いつも励ましてくださった「お友達」の皆さま、
3か月間、本当にありがとうございました。 (*^_^*)