今日は、御前崎市にある曹洞宗のお寺、閑田院様で
葵婦人会研修会の講師をやらせていただきました。
テーマは「気軽にだし活、始めませんか?」
朝3時から5種類のだしを取りました。
だし素材も見ていただきました。
まず、最初にだし素材がなくても、
普段捨ててしまう野菜くず(種、皮、芯、根っこ、へたなど)でとれる
ベジブロス(野菜だし)のとり方を紹介しました。
「とても野菜くずとは思えない!」
「お塩を入れるだけで、おいしいスープになる!」
と、大変喜んでいただけました。
そして、5種類(1種類はひっかけ問題)のだしの飲み比べ、
4種類(かつお、昆布、煮干し、乾しいたけ)のだしのブレンドを
体験していただきました。
副住職様もご参加くださいました。
「かつおだけよりも、かつおと昆布の方が味に深みが出る。
これにしいたけのだしも加わると、最高級の味になる。」
「苦手だった煮干しも、昆布と合わせるとおいしくいただける。」
「同じ魚のだしでも、かつおと煮干しの違いがよく分かった。」
「しいたけのどんこと香信の違いも初めて知った。」
などなど、新しい発見もたくさんあったようです。
大人の女性が、目をきらきら輝かせている様子がとてもすてきでした。
曹洞宗のお寺でのだし活でしたので、
中心寺である永平寺様に敬意を表して、昆布は利尻を使い、
御前崎市での開催だったため、かつお節はマルミツ鰹節店の
一本釣りのかつおで作ったかつお節を使ったことも喜んでいただけました。
こんな素晴らしい研修会に講師としてお招きくださった閑田院様、
熱心にお話を聴いてくださった葵婦人会の皆さま、
心から感謝申し上げます。