掛川市健康づくり食生活推進協議会の研修会が開催され、
講師を務めました。
テーマはベジブロス。
緊急事態宣言の影響で4ヶ月遅れの開催となりました。
感染者も落ち着いているということで、一品だけですが、
ベジブロスを使った簡単な調理実習も行いました。
研修会参加者の皆さまには、野菜くず(普段捨ててしまう皮、種、ヘタ、芯など)を
ご用意いただき、グループごとにベジブロスをとっていただきました。
こちらのグループは、大根の葉と皮、かぼちゃの種、にんじん、さつまいもの皮、
れんこん、えのきの軸、ネギの葉などでだしをとっています。
ベジブロスをとるのに20分ほどかかりますので、
その間に
・なぜ、野菜くずを使うのか?
・ファイトケミカルとは何か?
・ベジブロスの効能と活用法
などをお話させていただきました。
ベジブロスがとれたら、紙コップに分けます。
5グループあったので、5種類のベジブロスがとれました。
それぞれのベジブロスを飲み比べしてもらうと、賑やかな感想が聞こえてきました。
「あっ、この味はレタスの茎から出ているね。」
「玉ねぎの皮が入ると色が濃くなるね。」
「普段捨ててしまうところから、こんなにおいしいだしがとれるなんて!」
ベジブロスを使って、ごまドレッシングを作りました。
それをきゅうりと大根につけて試食。
また、掛川市はSDGsにも力を入れているということなので、
今回のこのベジブロスが、SDGsの目標12に貢献していること、
そして複数の問題解決につながることにも触れさせていただきました。
今日のアンケートに一番多く書かれていた言葉は
「楽しかった!!」。
やはり、この楽しさはオンラインでは体験できないことですね。
ご参加くださった掛川市食推協 役員の皆さま、ありがとうございました。
そして、緊急事態宣言があったのにも関わらず、
「延期」という形で開催してくださった掛川市健康医療課ご担当者様、
心から感謝申し上げます。
ベジブロスで、この冬を元気にお過ごしください。(^-^)
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