宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

小さな地球を作る

2007年10月23日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像のNASAの研究者が手にしているガラス球のものは
「エコスフェア(生態球)」と呼ばれるもので、NASAの
技術によって開発された、密閉された直径15センチほどの
ガラス球の中に、地球の生態系の模型が見事に維持されて
いるというものです。
この球の中にあるのは、水草と小エビと水だけです。

この「エコスフェア(生態球)」はただ外から差し込む光だけを
頼りに生命が維持され、成長を続けていきます。
密閉されているので外部から酸素やエサの供給は一切ありません。

内部にある水草が光のエネルギーを受けて光合成を行い、
水中の栄養分を有機物に変えて成長し、中にいる小エビは
その水草が発生させる酸素を呼吸し、水草を食料にして生命を
維持します。
その小エビの排泄物はバクテリアによって分解され、再び水草の
栄養分となります。

この「エコスフェア(生態球)」は何日も光が当たらなかったり、
温度が極度に高温、もしくは低温になったりすれば、すぐに
球の中の生命は死に絶えてしまいますが、安定な条件が
得られれば、少々の環境の変化があっても、生体に最適の
状況を維持する事が出来るとの事です。

「エコスフェア(生態球)」は「ガイアの卵」とでも呼べるようなもので、
単なるインテリアではなく生きている地球という「生命地球儀」
でさえありますが、目の前にあれば「生きている地球」という
事が誰にでも実感出来そうです。

昔の雑誌などを見ると、これが80年代にインテリア的にアメリカで
商品化され、80年代中頃には日本にも入荷された事がわかりますが、
アメリカでは現在もネット上などで販売されているものの、
日本でのその後の商品としての取り扱いに関して詳しい
事はわかりません。

アメリカの一つのオンラインショップでは、一個55ドルという
価格になっています。
http://www.puremodern.com/-strse-1519/ecosphere/Detail.bok

しかし日本で、「215円でエコスフェアが作れる」として自作の
方法を紹介されている方がいます。

「手のひらの中の地球」
http://www.nurs.or.jp/~nemoto/Mono_logue/eco_goods/
ecosphere.html


こちらではNASAのような特定の種類の小エビではなく、購入が
容易な「ヒメダカ」を入れる方法となっています。

わたくしも「エコスフェア(生態球)」が欲しく感じています。

               +++++++

http://oceans.care2.com/
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