宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

藍藻の友

2007年10月10日 | Weblog
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世界人口が2050年には90億人に到達する見込みであると
聞いても、正直「90億人」という人間の数さえ想像や実感が
難しく感じてしまうのですが、環境問題、食料・住宅不足
問題と密接に関連しているにも関わらず、どちらかというと
話しにくい、取り上げるのに若干心理的抵抗を感じさせる問題
でもあるように思います。

この現在の人口問題について、以下のサイトで詳しく書かれて
います。
http://www.unfpa.or.jp/5-1.html

人口増加問題や環境破壊など、色々と複合的要因が重なって
将来世界的な食料不足に陥る事が懸念されていますが、
食料不足に陥った場合の対策として、先日読んだ面白いものに、
自家製クロレラを食するというものがありました。

クロレラというのは、原生生物に分類される藍藻であり、葉緑素と
その他ビタミン、ミネラル、たんばく質などを多く含む栄養補助
食品として、健康ブームに乗って各社が様々な製造法や価格に
よって販売していますが、非常時などには自家製クロレラを食する
という事が助けになると、その本では主張されていました。

その製造法というのが、
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①透明なガラス瓶にミネラルウォーターを入れ、その中に種として
昆布、またはニンジン、ブロッコリーや青菜など、海藻類か
野菜類を一片だけを入れ、日光の当たる所に置きます。

②すると数日中に種は腐敗し、水が濁ってきますが更にそのまま
放置します。
種が完全に腐敗、分解して跡形もなくなると、水も澄んできて
ビンの底の方に緑色のものが増えてきます。
実はこれが「クロレラ」です。
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普通は水の中の野菜が腐敗した時点で捨ててしまいますが、
更に放置する事によってクロレラを誕生させるという、その
発想が面白いと感じました。

この方法でしたら、少量の野菜と水しかなくてもそれ以上に栄養に
富んだものを作り続ける事が出来るという事でした。
ただ飲む場合は雑菌の混入を考慮して、一度煮沸した方が良い
との事でした。

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