宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「便利さの裏にひそむもの」

2007年10月17日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

80年代の某UFO研究家のエッセーからです。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

水道水による危険性はトリハロメタンばかりではない。
京都大学医学部の糸川教授の実験によると「水道水中の
塩素は、お米の持っているビタミンB1を分解してしまうと
いうのだ。
糸川教授は、「最近の子供達には脚気が多く見られるが、
この事が原因の一つかもしれない」と言っている。

また読売新聞に載った記事によると、大阪市立大学の
村田名誉教授が実験してみた結果、「水道水でご飯を
炊くと、お米の中のビタミンB1が3分の1に減ってしまう」事が
確かめられたという。
その上、この水道水中の塩素は、野菜や果物のビタミンCまで
破壊してしまう事が実験で確認されているのだ。
つまり、野菜や果物は、水道水で洗えば洗うほどビタミンCが
失われてしまうという事になる。

では塩素殺菌を止めるかというと、それは不可能だ。

(中略)

僕らを取り巻く環境は、非常に厳しいものになっている。
「水道水を飲まなければよい」「魚をたべなければよい」と
いった次元では、到底解決できない所へ既にきてしまって
いるのだ。

こうした害から身を守るには?
いや、こうした事は自分だけの問題ではない。
子供のいる人は、子供、そして孫、更にその孫と、ひいては
人類全体の子孫が果たして存続できるかの問題なのだ。

ではどうすればいいのか?
CMの文句ではないけど、「モトから断たなきゃダメ!」なのだ。

つまりこれまでのように、「儲かりさえすれば何でもやる」という
企業の考え方を根本から改めさせなくてはならない。

(中略)

身の回りを見回してみれば、そうした目先の便利さだけを
追及したものが氾濫している事に気づくだろう。
「それらは果たして本当に便利で必要なのか?」
「それを使うために、却って真に大切なものが失われては
いないか?」

一人一人が真剣に考え、行動を起こさなくてはならない時期に
きているのではないだろうか?

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
便利さ、快適さの追及と犠牲について、また全体から考えた
環境汚染問題への取り組みの提起が書かれていますが、
現在は「環境汚染問題」に対し、どちらかと言えば、問題の
根本を見直すというよりも、各家庭における自衛策の方に
関心が向けられているような印象を受けています。

資本主義的な見方の中で「真に大切なもの」というものを
見出す事は決して出来ないように感じます。

コメント (2)