宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ダライ・ラマの超能力」

2010年10月06日 | Weblog





この本を一言で表現すると、「80年代の前、そして80年代の後にも
決して出る事がなかっただろう本」という事になります。

90年代の前まで、チベット仏教はどちらかというと、宗教というより
オカルトの方面からより関心を持たれていたようで、80年代の初めに
中沢新一氏によるゾクチェンの加行の一部を紹介した本が出たとは言え、
まだまだチベット仏教は、「内容はよく判らないが、シャンバラの秘教を継ぐ
人間の超常能力を覚醒させ、解脱に導く大変な神秘的な教えだ」という
具合にオカルトの世界で認知されていたようです。


80年代のオカルトブームは、シャンバラに対する関心と憧憬が強かったのも
特徴で、ヒマラヤに取材に行ったり、たまにチベット仏教僧が来日すると、
必ずシャンバラについての質問があり、チベット仏教僧が少し当惑したり、
笑ったりしながら、詳しくは知らないというような答えに終始するのがパターンでした。

一人の僧は、「シャンバラはただ北にあるとだけ書かれていて、チベットの北なのか、
世界の北なのか、場所に就いてもよく知られていない、ポタラ宮の地下が
シャンバラへの入り口につながっているというのは、誰かが勝手に考えているだけだ。」
と答えていました。

世界の色々な国にチベット仏教僧は派遣されていますが、積極的にまず
シャンバラについての質問をしたのは、当時の日本だけだったかもしれません。



それが90年代に入り、オカルトブームも、シャンバラへの情熱もすっかり冷め、
チベット死者の書の小ブーム、そしてチベット仏教僧による教義や勤行や瞑想を
紹介する本が出されたり、英語や中文の本からの翻訳なども出回るようになり、
それからまたチベットの被侵略を伝える映画が立て続けに製作公開され、日本国内にも
チベット仏教のセンターが幾つも設立され、80年代のような「ただの謎と神秘」的な
イメージは払拭されました。


今ではダライ・ラマの言葉は、ネットでも沢山紹介されていて簡単に読む事が出来ますが、
彼自身は、「自分は超能力者ではない」と言っています。

しかしこの本では、ダライ・ラマが超能力者であり、またこちらも80年代の
オカルトブームの中で、特に若者から一定の支持を得た「阿含宗」の教祖と共通する
霊的体験が見られるとして、(今から見ると無茶ですが)肯定的に紹介しています。


そして巻末には、「ダライラマの会得した実践法の要約」というものがあるのですが、
内容はと言えば、結跏趺坐などの座法などの簡単な紹介に留まっており、
「ナーローの六法」や、比較的高度な瞑想法や教えが簡単に読めてしまう現在から見ると、
「ダライラマの会得した」と書く必要が全くないように思われてしまうのですが、
チベット仏教に関する資料が圧倒的に少なく、また宗教というより、
あくまでオカルト的な面からアプローチしようとした当時としては、それが限界だったの
かもしれません。

以下、こちらの本からです。

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レーリヒとウォーレスを虜にしたのが、シャンバラの予言であった。
この予言とは、

「シャンバラは初代の王に始まり、歴代の王はそれぞれ百年間ずつ王国を統治し、
それは三十二代まで続くであろう。

しかし、この間に外の世界の状況は悪化していく。
人類は、心理と宗教を見失い、戦争と、力それ自体のために力を求めるという事に
奔走するようになる。
そして、不誠実、狡猾、貪欲が世にはびこり、物質主義が地球を覆う。

間もなく、全ての敵対者に決裂が訪れ、互いに戦いを始める。
そして、この「蛮族」をまとめて世界を征服する悪の大王が出現する。

その時、霧が晴れ、シャンバラが忽然とその姿を現すであろう。
そして、巨大な軍隊を率いて、攻め込む悪の大王との戦いとなる。

時のシャンバラ王は、第三十二代ルドラ・チャクリンであり、やがて大王の軍隊は
壊滅する。

この戦いが終わると、シャンバラの当地は世界に及び、未だかつてなかった、
最良なる完全の時代が新たに始まり、一千年の間続く」

というものである。

…………………………………

(肉体は)一層次元の高い霊生命を入れる容器に過ぎないとという事実をまず
知らなければならないのである。
(中略)
物質的な知識や知恵・技術だけを身につけることを学んで、その生涯を何回も
繰り返している霊魂も多いのである。

すると当然、商売も上手く、金儲けが抜きん出て上手い才覚や、金儲けの技術を、
知らず知らずのうちに身につけることになる。

肉体や物質だけが全てと思い込む、そこから人間の精神病理や、人を倒しても
自分だけよければ良いという、打算的な冷酷な動物本能が芽生えてくる。

しかし、因果の法則というものは、我々の眼に見えない所で厳然と存在しており、
少しもごまかしは効かないのである。

…………………………………


「想像力、五官感覚だけの力で、宗教的な悟りなど不要だ、ただ楽しい不思議体験を
すればよいのだと考える者は、愚かにも程がある妄想患者だ。

ヤントラは、あくまで瞑想や祈りを通じて深い霊性開発や解脱を目指すもので、
お遊び的な、ふざけ半分の気持ちでやっては、幽界の未発達な霊魂に
とり憑かれて、収拾のつかない大混乱に陥るだけだ。
だから、常に真剣な態度で、深い瞑想の行法に入るべきなのだ。
何事も誠実さ、真剣さを必要とするのだ。」

…………………………………

釈迦をはじめ、キリスト、モーゼ、親鸞、法然、道元、日蓮などが求めて止まなかった
ものは何であったか。

彼らに共通する基礎的心理的な考え方は、人間の心の中に貪り、妬み、憎悪、
攻撃、人々をけなし、嘲笑、冷笑、悪罵する卑劣な心根、驕り、物欲、獣欲、
破壊心、怨恨などという、誤った暗黒の想念や感情を除去することだった。

こういうものを心の深く秘めていれば、外部的に最高の条件が備わり、
満たされても、それは空中楼閣にすぎない。
ただの虚ろな蜃気楼に過ぎないのだ。

こういう心の想念波動の低いレベルの段階でヨーガや密教などの技法を
修得しようと試み、努力しても、それは地獄の霊や未発達な霊の憑依を受けるだけに
過ぎないもので、極めて危険この上ないのである。

…………………………………

【悪霊の侵入を防ぐ謙虚な想念】

ダライラマはまず、謙虚で誠実で素直で、無邪気な心を持つ事が最も大切であると
指摘している。

…………………………………

「シャンバラ国は、この地球上のどこかにあるのは確かなのだが、それは心と
カルマの性質が純粋である人によってのみ見られる場所なのだ。
高い霊的進化を遂げた人だけが霊体、または稀に肉体で行けるところで、
厳しい霊的審査のテストにパスしなければ行けない。」





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「情報戦・尖閣が日本領である証拠」
http://www.youtube.com/watch?v=YvfZh7Gc7z8&feature=fvst

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民主党がやっている事を一つ一つの事象でなく、
全てひとかたまりでみればやりたい事が見えてくるよ。

日本を弱体化させ・孤立化させ・侵略させやすくする事。
そう考えれば全ての辻褄が合う。間違いなく意図的に行っている事。

【軍事関連】
・自衛隊・防衛費削減
・米軍基地反対。もちろん米軍が撤退しても自国の分の増強は無い。
・普天間でアメリカに喧嘩を売り不誠実な対応、日米間の離間工作。
 →同盟国込みでの日本周辺の軍事的弱体化
・弱腰外交で周辺地域の紛争増加。
【ライフライン関連】
・イランに必要以上の制裁
・サウジアラビアに無礼をはたらき、関係に亀裂
 →有事の際のエネルギー問題の深刻化(サウジとイランで全体の約4割)
【外交関連】
・インドに周辺国とのパワーバランスを考えずに(特に中国等)一方的に核軍縮しろと通告。
 →有事の際の中国への圧力軽減を目論む。中国支援。
・韓国に謝罪・賠償を穿り返させ他国にも隙を与える。
 →過大な歳費支出による国力の低下。
・外国の反日デモに加担
【内政関連】
・無駄な支出を大量に出し、防衛費にしわ寄せが来るようにし、防衛費削減。
・不況対策・円高対策をせずに国内産業等を弱体化。→中国への進出を促し日系企業の人質化。
・宇宙技術等軍事技術に転用可能な技術関連の廃止。
【公約関連】
・主権の移譲
・外国人参政権
・沖縄ビジョン・地方主権
 →内部からの国の崩壊

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【ここまで支配されてた日本のテレビ局】

外国人直接保有比率 (20%を超えると電波法により放送免許取り消し)
http://www.jasdec.com/reading/for_pubinfo.php

株式会社フジ・メディア・ホールディングス 24.62% ←
株式会社東京放送ホールディングス 5%
日本テレビ放送網株式会社 20.29% ←
株式会社テレビ朝日 11.35%
株式会社テレビ東京 0.56%

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