以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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10年前に何故か無性に先祖供養したくなり遠方すぎて困難で、
たまたま知人になった都内のわりと古くから続く寺の住職にポロッと話したら、
住所と名前がわかる人ならお経をあげてくれるというのでお願いした。
3回に分けて1週間置きに供養してもらって、1度目はよく晴れた昼間だったけど、
本堂を囲む障子が全部ガタガタ鳴り、坊主が貸してくれて腕にあった数珠が引っ張られたり、
なぜか涙が意識とは関係なく止まらなかった。
坊主が「先祖は喜んでるが、何代も前の先祖が旅人を殺していてその人が怒ってる」
という旨を伝えてきたので、
この坊主は変な宗派に私を勧誘する気では?高額を要求する気か?と疑って帰った。
以下、3回の供養終わるまでに起きたことを書く。
ちなみに私が先祖供養していることは身内にも友人にも隠していた。
カルトに嵌ったと心配されるのがいやだから。
まず、寝ている時に物凄い激しく体を揺さぶられて目覚めた。
眠いので寝たフリを続けてたらベッドから落ちる勢いになったので目を開けると、
緑っぽく変色した上半身裸の人が私を揺すってて、目が合うと消えた。
寝ぼけてたせいだと思って普通に出掛けて、夜中まで友人の運転でブラブラ。
何度も通ってる難しくない道で、なぜか曲がる所を何度も間違えて同じ道をグルグルしてる時に、
なんの脈略もなく「お寺に行かなきゃね」と友人。
翌日、胸にドスッと重みを感じて目覚め飼い猫かと目を開けると畳一枚くらいの顔だけのハゲが、
お前が○×…と文句垂れてたので
「うるせーな!寝てんの見りゃわかんだろ!起こすなよ!あっち行ってろハゲ!」と心の中で悪態ついた。
ハゲが黙って半畳くらいになってリビングの方にスーっと移動してドアに消えた時に我に返った。
また寝ぼけて変な錯覚したなと起きてリビングに行くと、すごく線香くさくて、
いつも私がベッドから降りる音で駆け寄って
ドアを開けた瞬間に甘えてくる猫たちも猫用ベッドの奥に縮こまってた。
うちには線香なんてないから隣家の煙が通気孔から入ってきて、
猫は煙くて隠れてるのかと窓を開けてみたけど、明らかにうちのリビングだけ線香くさい。
猫も警戒しながら私と一緒に匂いを探ってた時に、また坊主から着信。
「大丈夫?何かあった?」と聞かれたので「何もないけどどうして?」と聞いたら、
昨夜とついさっき本堂で御先祖様が暴れて大変だったから弟とお経をあげて鎮まってもらったから、
何か困ってないかと思って…と言われた。
3度目の供養が終わるまで卒塔婆を本堂に立てたままにしてて、
それが倒れて本堂の中だけ地響きと鐘が鳴りまくってたらしい。
夜中は坊主が波乗りに行こうとボードを車に積んでたら
弟が一人では鎮められないと呼び戻しにきたとかで、時間を聞いたら、私の友人が寺発言したのと同じ頃。
だけど待てよ、と。先祖に恨まれるとか怒られるようなことはしてないし、
怖がらせて布施を巻き上げるつもりか?とまた猜疑。
でも供養を途中で終わるのもなんだかスッキリしないので、3回目までは我慢することに。
その後も様々な錯覚や幻聴があったりしながら、
たまたま親と会食の機会があってなぜか母の実家の因縁話に。
江戸時代からの古くて巨大で立派な家屋と女系地主ということで
田舎旧家によくある色々な因縁の噂は子供の頃から聞いていたが、
初めて聞いた話があった。
街道沿いで、大きく古い家と立派な門から家屋までの左右に枯山水を模した庭があるせいで、
旅館と間違えて人が入ってくることは私が夏休みで帰省してる時にもあったが、
昔はもっと多かったらしい。
庭の、外から見えない所に小さな墓と地蔵がある。それはそんな旅人の1組の親子のためのものだった。
何代か前の当主が旅人親子を冷たくあしらい、
吹雪く中軒先からも追い出したせいで子が凍死し父親が恨み言葉を残して自害したので、
恐れて鎮魂のために次代が建てて供養し、
家の敷地を寄付して学校やお堂を建てたが家はどんどん落ちぶれた。
祖母が毎日供物をあげて△△様と名前を言ってたけど、
水子か自殺した身内と勝手に思ってたので、母から聞いた先祖の腐れ外道な話はショックだった。
家は落ちぶれるとこまで落ち、
ついに跡継ぎの従兄(一人っ子)は失踪して億単位の借金を作っていたので更地にして売り、
今は赤の他人の家がそこに8件建ってる有様。
坊主に言われた「恨んでる人」はこの人のことかと思った。
父方も母方も先祖は武士だったので最初に坊主の話を聞いた時は、
そんなのどこの家庭にも当て嵌ると気にしてなかったけど。
3回の供養が終わり卒塔婆も焚いてもらって、不思議な偶然や錯覚や幻聴も治まって、
なんとなく檀家にされたりとかしたら面倒なのでFOしてその坊主とは疎遠になった。
が、今年また1つ新たな因縁が発覚。
父方の先祖が九州某藩の家老ということで興味がわいて調べていたら、
仕えてた城主が負けて江戸にきて城主と共に一時的に居候させてもらい
大変世話になった本当に小さい寺があったらしい。
名前と地図を見て驚いた。私が供養で世話になった寺だった。
坊主に見つからないように、紙幣のお賽銭を入れてお礼してきた。
不思議なことはあるんだと納得した。