「滅十方冥経」の経文の一部でも
読誦したり 聞いたり 書写したり 他人に教える事で
その人は 龍族や鬼神や餓鬼などの災を被る事なく
諸仏を供養するのと同じ功徳が得られるとされます。
以下 「滅十方冥経」の一部です。
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「仏告童子(ぶっごどうじ)
西方去此(さいほうきょし)
如恒河沙諸仏刹土(にょごうがしゃしょぶつせつど)
有世界名善選択(うせかいみょうぜんせんたく)
其仏号(ごぶつごう)
金剛歩跡如来(こんごうほじゃくにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
若欲西行(にゃくようさいぎょう)
先当講説思惟(せんとうこうせつしゆい)
本浄之法永無所見(ほんじょうしほうえいむしょけん)
無起無滅寂然清浄(むきむめつじゃくねんしょうじょう)
先当稽首礼於彼仏(せんとうけいしゅらいのひぶつ)
一心帰命爾乃発進(いっしんきみょうにないほっしん)
則無恐懼不逢患難(そくむきょうくふほうかんなん)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「諸法無所生(しょほうむしょしょう)
亦無有所滅(やくむうしょめつ)
暁了知此者(ぎょうりょうちししゃ)
則為無恐畏(そくいむくい)
仏告童子(ぶっごどうじ)
北方去此(ほっぽうきょし)
過二万仏土(かにまんぶつど)
有世界名覚弁(うせかいみょうかくべん)
其仏号(ごぶつごう)
宝智首如来(ほうちしゅにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
若欲北行(にゃくよくほくぎょう)
設在家居(せつざいかきょ)
稽首作礼帰命彼仏(けいしゅさらいきみょうひぶつ)
爾乃発進(にないほっしん)
則無恐懼不遇患難(そくむきょうくふぐうかんなん)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「若在於家中(にゃくざいのかちゅう)
一切諸居業(いっさいしょきょごう)
所有斎北行(しょうさいほくぎょう)
則無所畏懼(そくむそいく)
仏告童子(ぶっごどうじ)
東北方去此(とうほくほうきょし)
過于百万億仏土(かうひゃくまんおくぶつど)
有世界名持所念(うせかいみょうじしょねん)
其仏号(ごぶつごう)
壊魔慢独歩如来(かいままんどっぽにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
又彼如来詣仏樹下(ゆうひにょらいけいぶつじゅか)
適一心坐(てきいっしんざ)
化于三千大千世界(かうさんぜんだいせんせかい)
諸魔官属及諸魔天(しょまかんぞくきゅうしょまてん)
悉勧立之於不退転(しっかんりっしのふたいてん)
当成無上正眞之道(とうじょうむじょうしょうしんしどう)
是為如来詣樹下時之所感動(ぜいにょらいけいじゅかじしそかんどう)
若詣東北方(にゃくけいとうほくほう)
当遙稽首帰命彼仏(とうようけいしゅきみょうひぶつ)
然後乃進(ねんごないしん)
所在獲安(そざいかくあん)
則無所畏(そくむそい)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「始従初発意(しじゅうしょほつい)
則降伏魔兵(そくごうぶくまへい)
心常念此仏(しんじょうねんしぶつ)
尋便無恐懼(じんべんむきょうく)
仏告童子(ぶっごどうじ)
東南方去此(とうなんほうきょし)
過二恒河沙等仏土(かにごうがしゃとうぶつど)
有世界名常照曜(うせかいみょうじょうしょうよう)
其仏号(ごぶつごう)
初発心不退転輪成首如来(しょほっしんふたいてんりんじょうしゅにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
其如来本為菩薩時(ごにょらいほんいぼさつじ)
常興衆行不退転輪義(じょうきょうしゅぎょうふたいてんりんぎ)
布施持戒忍辱(ふせじかいにんにく)
精進禅定不乱(しょうじんぜんじょうふらん)
成就智慧(じょうじゅちえ)
是為如来本為菩薩時之所感動(ぜいにょらいほんいぼさつじししょかんどう)
若東南行(にゃくとうなんぎょう)
先当稽首五体投地(せんとうけいしゅごたいとうち)
一心帰命(いっしんきみょう)
然後乃進(ねんごないしん)
則無恐懼(そくむきょうく)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「先五体作礼(せんごたいさらい)
然後乃出家(ねんごないしゅっけ)
在欲所至到(ざいよくそしとう)
則不逢賊害(そくふほうぞくがい)
仏告童子(ぶっごどうじ)
西南方去此(さいなんほうきょし)
過于八万仏土(かうはちまんぶつど)
有世界名覆白交露(うせかいみょうぶくびゃくこうろ)
其仏号(ごぶつごう)
宝蓋照空如来(ほうかいしょうくうにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
若西南行(にゃくさいなんぎょう)
先当稽首彼方如来(せんとうけいしゅひほうにょらい)
以華遙散念於無相(にげようさんねんのむそう)
然後乃進(ねんごないしん)
則無恐懼(そくむきょうく)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「供養等正覚(くようとうしょうかく)
以華而奉散(にげにぶさん)
用無相之心(ようむそうししん)
則無有恐懼(そくむうきょうく)
仏告童子(ぶっごどうじ)
西北方去此(さいほくほうきょし)
過六恒河沙仏之刹土(かろくごうがしゃぶっしせつど)
有世界名住清浄(うせかいみょうじゅうしょうじょう)
其仏号(ごぶつごう)
開化菩薩如来(かいかぼさつにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
其仏国土清浄無穢(ごぶっこくどしょうじょうむわい)
亦無愛欲(やくむあいよく)
無有女人(むうにょにん)
離於五欲(りのごよく)
若西北行(にゃくさいほくぎょう)
先礼彼仏(せんらいひぶつ)
自帰悔過浄修梵行(じきかいかじょうしゅぼんぎょう)
然後出家(ねんごしゅっけ)
則無恐懼(そくむきょうく)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「先当修梵行(せんとうしゅぼんぎょう)
然後出于家(ねんごしゅうけ)
安穏不遇賊(あんのんふぐうぞく)
所在無衆難(そざいむしゅなん)
仏告童子(ぶっごどうじ)
下方去此(かほうきょし)
過九十二がい仏之刹土(かきゅうじゅうにがいぶつしせつど)
有世界名念無倒
其仏号(ごぶつごう)
念初発意断疑抜欲如来(ねんしょほついだんぎばつよくにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
若欲坐時(にゃくよくざじ)
若夜臥時(にゃくよくがじ)
念斯如来稽首自帰(ねんしにょらいけいしゅじき)
常以普慈念救衆生(じょうにふじねんきゅうしゅじょう)
然後坐臥(ねんござが)
則無恐懼(そくむきょうく)
所願必果(そがんひっか)
仏時頌曰(ぶつじしょうわつ)
「普慈念衆生 (ふじねんしゅじょう)
定坐若臥眠(じょうざにゃくがみん)
於夢若寤寐(のむにゃくごび)
則無有恐懼(そくむうきょうく)
仏告童子(ぶっごどうじ)
上方去此(じょうほうきょし)
過六十恒河沙等仏土(かろくじゅうごうがしゃとうぶつど)
有世界名離諸恐懼無有処所(うせかいみょうりしょきょうくむうしょそ)
其仏号(ごぶつごう)
消冥等超王如来(しょうめいとうちょうのうにょらい)
至眞(ししん)
等正覚(とうしょうかく)
今現在説経法(こんげんざいせつきょうほう)
若従坐起(にゃくじゅうざき)
常礼彼仏自帰供養(じょうらいひぶつじきくよう)
常懐慈心愍於衆生(じょうかいじしんみんのしゅじょう)
然後起行(ねんごきぎょう)
則無恐懼則無恐懼(そくむきょうく)
在所至奏(ざいそしそう)
則獲吉安(そくかくきつあん)
用是念故(ようぜねんこ)
常得擁護(じょうとくようご)。」
「福慧ターラ菩薩の加持を受ける」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/61/7721f8a634630d39dfb469de791713e6.jpg)
(福慧ターラ菩薩)
福徳と智慧徳の増長加持を受けます。
左右の小指と薬指を 内縛し
左右の中指同士の先をつけて 三角形になるようにして
左右の人差し指を立てて 指先が少し外側を向くように伸ばして
左右の親指をまっすぐに立てる。
緑ターラ菩薩が降臨されて
緑色の光を放たれて
その光を受けて 自己の福徳と智慧徳が増す様子を観じ
緑ターラ菩薩の胸の中心に 光り輝いて回転する眞言の輪があり
そこから 21種類のターラ菩薩が出現して
緑ターラ菩薩の周囲を囲み
最後に 黄色い仏身で威猛の風貌であり
右手に如意宝珠を持ち
左手に宝珠の柄のある鉄鉤を持っている
福慧ターラ菩薩の姿を強く観じる。
そして 可能であれば108遍誦す。
「オン・タレ・トゥタレ・トゥレ・ソーハー。」
可能であれば108遍誦す。
「オン・ラトナ・タレ・サルヴァ・ロウガ・ジャナ・ビヤ・
ダラダラ・ディリディリ・シンシン・ジャジャナ・ブジン・グル・オン。」
「乾坤呪」
誦す事で 魔障や災が除かれるとされる。
「一遍拝請高誦唸(いっぺんはいしょうこうしょうてん)
香熱玉炉現眞身(こうねつぎょくろげんしんしん)
太上老君三界霊(たいじょうろうくんさんかいれい)
将聖五岳雷雹神(しょうせいごがくらいひょうしん)
五湖四海日月星(ごこしかいじつげつせい)
万経千典由吾経(ばんきょうせんてんゆうごきょう)
大義存中関聖帝(たいぎそんちゅうかんせいてい)
正気参天照茫形(せいきさんてんしょうぼうぎょう)
収除五毒五瘟神(しゅうじょごどくごうんしん)
吾有正法消千災(ごうしょうほうしょうせんさい)
口中唸出収瘟呪(こうちゅうてんしゅつしゅううんじゅ)
凶神悪さつ尽消除(きょうしんあくさつじんしょうじょ)
北極玄天上帝 (ほっきょくげんてんじょうてい)
北極玄天上帝 (ほっきょくげんてんじょうてい)
北極玄天上帝(ほっきょくげんてんじょうてい)。」