安楽座で座し
両腕を胸の前で 左が上になるように交差させて
両手をそれぞれ 両肩の上に置きます。
目を閉じて 何遍も誦します。
★「ニリンジャン・カウルス・アン・サン・ワヘ・グル。」
正式には31分間行う事になっていますが、
無理のない範囲で行われても それなりに効果が得られると思います。
「摧破金剛の加持により 穢れや障や病が浄化される」

(摧破金剛)
摧破金剛に灯明を捧げて誦します。
「那摩摧破金剛尊(なまさいはこんごうそん)
無垢本覚帰発心(むくほんがくきほつしん)
垢病智慧火中焚(くびょうちえかちゅうふん)
清浄金剛七妙法(しょうじょうこんごうしちみょうほう)
摧破金剛祈降臨(さいはこんごうきこうりん)
情器浩瀚成清浄(じょうきこうかんじょうしょうじょう)。」
「アー
離障智慧閑暇中(りしょうちえかんかちゅう)
覚力摧破金剛尊(かくりきさいはこんごうそん)
威勇忿寂緑青色(いゆうふんぬりょくせいしき)
各種金剛金鈴持(かくしゅこんごうこんりんじ)
外舞十憤門母衆(がいぶじっふんもんもしゅ)
一切相好威光具(いっさいそうこういくぐ)
智慧本韵明了観(ちえほんうんみょうりょうかん)。」
「アー
部聚金剛摧破衆(ぶじゅこんごうさいはしゅ)
密厳柳葉神霊降(みつごんりゅうようしんれいこう)
本浄実相中安住(ほんじょうじっそうちゅうあんじゅう)
本浄覚性親見礼(ほんじょうかくしょうしんけんらい)
六尊灯母献供養(ろくそんとうもけんくよう)
智慧光明中礼賛(ちえこうみょうちゅうらいさん)。」
「アー
心間智慧呪鬘光(しんかんちえじゅまんこう)
清浄二障摧衆病(しょうじょうにしょうさいしゅびょう)。」
何遍も誦す。
「ナマ・ツァンジャベ・ジャドロダヤ
フルフル・ディチャ・ディチャ
ブンダ・ブンダ・ハナハナ・アミデ・ウン・パッタ。」
(回向)
「ホー
現有清浄作供賛(げんうしょうじょうさくさん)
二利殊勝悉地賜(にりしゅしょうしっちし)
善果回向有情衆(ぜんかえこううじょうしゅ)
等空衆生諸一切(とうくうしゅじょうしょいっさい)
無垢光明願雨降(むくこうみょうがんうこう)。」
「七芒星儀礼」

(七芒星)
棒か剣を用意して行う。
東に向かって
左足を手前にして 足を交差させ、
左手を上にして 胸の前で両腕を交差させる
「甦るオシリス」のサインを行って誦す。
★「イ・ン・リー
ヨド・レシュ・ヌン・ヨド
イシス・ホルス・セト・トート
星々と地に繋がるものよ
イシスは 自然にして 地を満たすものなり
ホルスは 戦士にして 太陽神の勝利なり
セトは 背教にして 反乱の種子なり
トートは 完徳にして 一切を結ぶものなり。」
ここから 東を最初の頂点として
それぞれの頂点の方位に向かいながら誦す。
棒か剣の先で 中空に
七芒星の頂点の線を描いて祈請する。
★「シュブタイ
動かざる、知覚の地平よ
ヨー・ヘー・ヴァウ・ヘー
エロ(Lの発音)ヒムによって 汝に訴えたり。」
棒か剣の先で 中空に
時計回りに 七芒星の次線を描いて祈請する。
★「トズドク
正義なる者よ
エル(Lの発音)によって 汝に訴えたり。」
棒か剣の先で 中空に
時計回りに 七芒星の次線を描いて祈請する。
★「マディム
力をしろしめす者よ
エロ(Lの発音)ヒム・ギヴォールによって 汝に訴えたり。」
棒か剣の先で 中空に
時計回りに 七芒星の次線を描いて祈請する。
★「ヌム・ギヴォール
朝の輝きよ
ヨー・ヘー・ヴァウ・ヘー・ツァバオトは汝の神なり。」
棒か剣の先で 中空に
時計回りに 七芒星の次線を描いて祈請する。
★「ケヴケブ
星の集まれるものよ
エロ(Lの発音)ヒム・ツァバオトが汝に移らんことを。」
棒か剣の先で 中空に
時計回りに 七芒星の次線を描いて祈請する。
★「ル(Lの発音)ブヌフ
夜の目撃者よ
シャダイ・エル(Lの発音)カイが汝を活気づけんことを。」
再び東に向かって誦す。
★「イ・ン・リー
ヨド・レシュ・ヌン・ヨド
イシス・ホルス・セト・トート
星々と地に繋がるものよ
イシスは 自然にして 地を満たすものなり
ホルスは 戦士にして 太陽神の勝利なり
セトは 背教にして 反乱の種子なり
トートは 完徳にして 一切を結ぶものなり。」
最後に再び
左足を手前にして 足を交差させ、
左手を上にして 胸の前で両腕を交差させる
「甦るオシリス」のサインを行う。