
(地蔵王菩薩)
地蔵王菩薩の御姿を観じて誦す事で
功徳が得られるとされます。
(現相観)
「十地菩薩現声聞(じっじぼさつげんしょうもん)
十方菩薩唯此尊(じっぽうぼさつゆいしそん)
地蔵法門総在此(じぞうほうもんそうざいし)
黙黙示我如是行(もくもくじがにょぜぎょう)
自証果位不貪愛(じしょうかいふとんあい)
地蔵具足是徳相(じぞうぐそくぜとくそう)
我学地蔵願如是(ががくじぞうがんにょぜ)。」
(宝冠観)
「頂戴因地五如来(ちょうたいいんじごにょらい)
不忘初心諸本師(ふぼうしょしんしょほんし)
雖現果地庄厳相(すいげんかじしょうごんそう)
猶以慈悲着袈裟(ゆうにじひちゃくけさ)。」
(錫杖観)
「因位果地持錫杖(いんいかじじしゃくじょう)
菩薩駐錫五濁世(ぼさつちゅうしゃくごだくせ)
如法勇進利自他(にょほうゆうしんりじた)
地蔵如是密示我(じぞうにょぜみつじが)。」
(宝珠観)
「菩薩発心大慈悲(ぼさつほっしんだいじひ)
欲満一切衆生願(よくまんいっさいしゅじょうがん)
地蔵具足是徳能(じぞうぐそくぜとくのう)
我願如是学地蔵(ががんにょぜがくじぞう)。」
(坐騎観)
「降伏異獣貪瞋痴(ごうぶくいじゅうとんじんち)
転染為浄成大用(てんせんいじょうじょうたいよう)
地蔵具足是徳相(じぞうぐそくぜとくそう)
我学地蔵願如是(ががくじぞうがんにょぜ)。」
(大願観)
「一切菩薩得成仏(いっさいぼさつとくじょうぶつ)
皆是因地発大願(かいぜいんじほつたいがん)
地蔵大願尽未来 (じぞうたいがんじんみらい)
我願如是学地蔵(ががんよぜがくじぞう)。」
(名字観)
「一切衆生之心地(いっさいしゅじょうししんじ)
咸具大宝如来蔵(かんぐだいほうにょらいぞう)
地蔵親証得此名 (じぞうしんしょうとくしみょう)
我学地蔵願如是(ががくじぞうがんにょぜ)。」
(孝順観)
在凡夫地孝父母(ざいぼんぷじこうふぼ)
入菩提位順仏教(にゅぼだいいじゅんぶっきょう)
地蔵菩薩如是行(じぞうぼさつにょぜぎょう)
我学地蔵願如是(ががくじぞうがんにょぜ)。」
(諸聖賛嘆観)
「自来唯菩薩賛仏(じらいゆいぼさつさんぶつ)
仏賛菩薩甚稀有(ぶっさんぼさつじんけう)
十方賢聖与衆生(じっぽうけんしょうよしゅじょう)
衆口同声賛地蔵(しゅこうどうしょうさんじぞう)
如是聖徳実難覓(にょぜしょうとくじつなんみゃく)
故知地蔵極殊勝(こちじぞうごくしゅしょう)。」
(一法具足四法観)
「地蔵菩薩一法門(じぞうぼさついちほうもん)
具足菩提四要門(ぐそくぼだいしようもん)
滅罪増福長大悲(めつざいぞうふくちょうだいひ)
大願成就菩提心(たいがんじょうじゅぼだいしん)
禅密律浄皆円備(ぜんみつりつじょうかいえんび)
不思議中成道心(ふしぎちゅうじょうどうしん)
乃知此法極殊勝(ないちしほうごくしゅしょう)
故為菩提道初門(こいぼだいどうしょもん)
末世修行菩提者(まっせしゅぎょうぼだいどう)
修行此法必人道(しゅぎょうしほうひつにんどう)。」
「馬頭明王の加持を受ける」
馬頭明王は ヒンドゥー教と 仏教に共通して
拝されている存在であり、
仏教では 観世音菩薩の憤怒の化身であるとされていますが、
馬頭明王の加持を受ける事で
障や病や困苦などが除かれるとされます。
★「オン・ヴァニスワラヤ・ヴィドマヒー
ハヤ・グリーヴァヤ・ディーマヒー
タンノ・ハヤグリーヴァ・プラッチョーダヤート。」
「懺悔して 自己の鼻根を浄化する」
三宝に供養を捧げて誦す事で
自己の鼻根が浄化されます。
「至心懺悔(ししんざんげ)
我○○(われ 自分の名前)
与一切法界衆生(よいっさいほうかいしゅじょう)
従無量劫来坐此鼻根(じゅうむりょうごうらいざしびこん)
聞諸香気(もんしょこうき)
若男女身香肴膳之香(にゃくなんにょしんこうこうぜんしこう)
及種種香迷惑不了(きゅうしゅじゅこうめいわくふりょう)
動諸結使諸煩悩賊臥者(どうしょけつししょぼんのうぞくがしゃ)
皆起無量罪業(かいきむりょうざいごう)
因此増長以貪香故(いんしぞうちょうにとんこうこ)
分別諸識処処染着(ふんべつしょしきしょしょせんじゃく)
堕落生死受諸苦報(だらくしょうじじゅしょくほう)
十方諸仏功徳妙香充満法界(じっぽうしょぶつくどくみょうこうじゅうまんほうかい)
我濁悪鼻障故不聞(がだくあくびしょうこふもん)
今誦大乗清浄妙典(こんしょうだいじょうしょうじょうみょうてん)
帰向普賢菩薩(きこうふげんぼさつ)
及一切世尊焼香散華(きゅういっさいせそんしょうこうさんげ)
説鼻過罪不敢覆蔵(せつびかざいふかんふくぞう)
以是因縁令我与一切衆生(にぜいんねんりょうがよいっさいしゅじょう)
鼻根一切過罪畢竟清浄(びこんいっさいかざいひっきょうしょうじょう)。」
ここで三宝を拝します。