「ケチャリ・ムドラ(舌先を舌の付け根にまで至らせる)」をしながら
心の中で 何遍も誦します。
★「オン・スリーム・サトヤー・ソマーヤ・スワーハー。」
そして甘露がやがて 全身に流れて満たしてゆくのを観じます。
「女宿の加持を受ける」
女宿は 山羊座の性質とされ、
以下のように誦す事で 女宿の加持が得られるとされます。
★「ニッタム・ニッタム
ニライヴィル(Lの発音)
ニンドル・ナラ(Lの発音)ム
ネーラ(Lの発音)ト・トイルマール(Lの発音)
アル・ル(Lの発音)・ペトラ・トイルヴォナ
ポル・パーダメ・ポトリ。」
または
★「オン・スラーヴァナ・ナクサトラヤイ・ナマー。」
「ユガ法」
3遍誦す。
「南無(なむ)
加持悉地事業蔵(かじしっちじごうぞう)
帰依三根本総集(きえさんこんぽんそうしゅう)
未悟迷惑有情衆(みごめいわくうじょうしゅ)
発心渡脱法界中(ほっしんとだつほうかいちゅう)。」
自己の胸の中央に「フリー字」があり
その中に 曼荼羅と荘厳な宮殿が生じ
宮殿の中央に蓮華あって 蓮華の中央に日輪と月輪があり
その中央から 海母を抱いた 赤い顔のヘールカが出現して忿笑をたたえており
諸尊がそれを取り囲み
(ヘールカ)
更に もう一体のヘールカが頭頂におり 亥母を抱いて
忿笑をたたえており 諸尊がそれを取り囲み
自己の臍部に
黒いダーキニーの五姉妹がいて 諸尊がそれを取り囲んでいる様子を観じつつ誦す。
「法身空性金剛心 (ほうしんくうしょうこんごうしん)
量等法界大悲中(りょうとうほうかいだいひちゅう)
双運心之種字フリー(そううんしんししゅじふりー)
現于壇城生起処(げんうだんじょうしょうきしょ)
金剛薀聚自生城 (こんごううんじゅじしょうじょう)
奇妙無量超思議(きみょうむりょうちょうしぎ)
宮殿中央中心処(きゅうでんちゅうおうちゅうしんしょ)
顕現蓮華日月輪(けんげんれんげじつがつりん)
種子字降咸転成 (しゅしじごうかんてんじょう)
大威蓮華ヘールカ(だいいれんげへーるか)
棕紅一面及二臂(しゅこういちめんきゅうにひ)
右執弯刀左顱蓋(うしつわんとうさろかい)
二足歩資擁亥母(にそくほしようがいも)
自身頭頂梵穴上(じしんとうちょうぼんけつじょう)
法身蓮華総持者(ほうしんれんげそうじしゃ)
大楽手印白紅色(たいらくしゅいんびゃくこうしき)
双手楽空持鈴杵交而 (そうしゅらくくうじりんしょこうに)
擁抱映秋勝海母(ようほうえいしゅうしょうかいも)
赤裸禁行成就身(せきらきんぎょうじょうじゅしん)
蓮華満月てん上游戯(れんげまんげつてんじょうゆうぎ)
大威忿王ヘールカ(だいいふんおうへーるか)
心中心蔵帷幕中(しんちゅうしんぞういばくちゅう)
遍主金剛顱鬘力(へんしゅこんごうろばんりき)
棕紅忿笑骨飾厳(しゅこうふんしょうこつしょうごん)
双手分執杵与鈴(そうしゅぶんしつしょよりん)
薀界静忿マンダ観(うんかいせんふんまんだかん)
白映秋母無二合 (びゃくえいしゅもむにごう)
身中八修部尊群(しんちゅうはっしゅぶそんぐん)
衆尊三密皆円満(しゅそんさんみつかいえんまん)
臍処絶地火界中(さいしょぜっちかかいちゅう)
黒忿怒母五姐妹 (くろふんぬもごしまい)
護楽輪上呪之主(ごらくりんじょうしゅししゅ)
三続護法云薀射 (さんぞくごほううんうんしゃ)
外為三根本諸尊(がいいさんこんぽんしょそん)
内為本元三金剛(ないいほんげんさんこんごう)
了義乃楽明無念(りょうぎないらくみょうむねん)
唯一壇城之自性 (ゆういつだんじょうしじしょう)
自生自現無分合(じしょうじげんむふんごう)
本来無作任運成(ほんらいむさにんうんじょう)。」
「オン・アー・ウン
ベンザ・グル・マトゥイゼンツァ・ベンザ・サルマヤ・ツァシディ・パラ・ウン・アー。」
左手で右手を包み込むようして
左の親指で 右の親指を上から押さえ
息を止め 鼻からゆっくり息を吸い込み 息を20秒くらい止め
それから息を吐き出す時に 濁気を排出すると観じる事を1セットとして 3回繰り返す。
そして ダーキニー達が喜んでいる様子を観じて誦す。
「オン・ハリニサ・シッチウン。」