ヨガにおける いわゆる「死のポーズ」をとり、
自分の横たわっている体が
水晶のように透明で輝く蓮華の上にあると観じ、
また 自己の眉間の前(上方)に「ウン字」がある様子を観じる。
「ウン字」は 縮小して 1つの光点となり
それから 眉間の中に入って
喉元→右肩→右腕の内側→親指~小指→再び右腕の内側
→左肩→左腕の内側→親指~小指→再び左腕の内側
→胸の中央→胃の辺り→臍
右脚の付け根→右脚の内側→親指~小指→再び右脚の内側→臍
左脚の付け根→左脚の内側→親指~小指→再び左脚の内側
→臍→胸の中央→眉間へと戻り
各部位に光点が至る時に その部位で3秒間 光点を留めさせるようにする。
そのようにして
全身の霊脈を開通させ 宇宙のエネルギーを補い 霊的な加持を受ける事ができる。
「十地を得る」
「金剛場荘厳般若波羅蜜多教中一分」を一部でも
誦したり 他者に教えたりする事で
一切の如来を供養する事となり
また この呪を受持する事で 十地が得られる。
「復次十地(ぶじじゅうじ)
謂歓喜地(いかんきじ)
離垢地(りくじ)
発光地(ほっこうじ)
焔慧地(えんえじ)
難勝地(なんしょうじ)
現前地(げんぜんじ)
遠行地(おんぎょうじ)
不動地(ふどうじ)
善慧地(ぜんえじ)
法雲地(ほううんじ)
如是十地即一切地而同一義(にょぜじゅうじそくいっさいじにどういちぎ)
所謂智義(しょいちぎ)
即此智義亦無所有(そくしちぎやくむしょう)
無相無文字無声無名(むそうむもじむしょうむみょう)
不可記別本来清浄(ふかきべつほんらいしょうじょう)
現無垢光住眞実義(げんむくこうじゅうしんじつぎ)
此名地清浄般若波羅蜜多教(しみょうじしょうじょうはんにゃはらみったきょう)
大明曰(だいみょうわつ)
オン・ブミ・ビソダニ・サルヴァーラリプーラニ・バム・ブーム。」
「救苦呪」
このように誦す事で
道径を失う事なく
安穏や善利が得られ 害毒を消伏せしめ
現世と来世における 不吉祥が除かれるとされる。
・「南無(なむ)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
タドヤター・アンダリ・ハンダリ・ジュユリ・ダンダリ
センダリ・ディヤバダ・ヤシャバダ・ハラニギビシツシ
ナンタリ・バギャリ・アロネイ・ボキュウリ・モキュウレイ
トビテイ・ソワカ。」