市議会だより控室から・・・「400億円の投資」へ市民の声

今日から市議会が始まりました。
午前中、本会議が開かれ、補正予算や議案の説明がありました。

市長の4選不出馬の記者会見が開かれた直後の議会となります。今後の市政がどうあるべきか、この間の幸山市長の市政運営がさまざま問われるかと思います。

10日の一般質問では、市政史上最大のハコモノとなる桜町再開発・MICE整備や、40億円の花畑広場など、市政のムダ遣いを正し、暮らし・服・教育が最優先となるような市政となるよう、具体的な提案を交えて質問したいと思います。

質問は、市役所議会棟本会議場での傍聴と合わせ、市役所HPの「市議会」のコーナーで、同時中継・録画放映もあります。


6月1日号の市議会だより「控室から」を紹介します。


「４００憶円の投資」への市民の声
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上野　みえこ
　５月２０～２７日、区ごとに５回の「桜町・花畑地区のまちづくり」、ＭＩＣＥ整備とシンボルプロムナードについての説明会が開かれました。桜町再開発事業は、熊本市が補助金とＭＩＣＥ施設整備に４００憶円もつぎ込む、市政史上最大のハコモノ建設です。多額の投資は、今後の市政全般、住民サービスに大きく影響してきます。それだけに、多くの人に関心を持ち、知っていただきたい問題です。
どの会場でも、「４００億円もの投資をして、失敗したら誰が責任取るのか」「どれだけの利用があるのか疑問」「こんなものにお金を使うと、他のことが悪くなる」「市の財政が厳しいのに、なぜ九州産交に何百億円もつぎ込むのか」「なぜ、市長が説明に来ないのか」「観光でコンクリートの建物は見に行かない」「広場に屋根を付けて誰が行くのか」など、疑問や反対意見がほとんどでした。
市長は、桜町再開発へのＭＩＣＥ整備を強行にすすめるつもりのようですが、これら市民の声を真摯に受け止めるならば、建設先にありきですすめるべきではありません。


市政の主人公は市民です。皆さんの声をしっかり、市政に届けていきたいと思います。