小学校給食の現場

9月30日、今議会に提案されている「小学校給食の民間委託」にかかわっての現場調査を行いました。

ちょうど給食を食べる時間に行き、給食の試食も行いました。
子どもたちの給食の校内放送は、にぎやかで楽しく、出される給食がより一層おいしくなるような内容でした。その日に食べるメニューの解説もありました。
その後、子ども放送局からは、秋に行われる校内行事についてのお知らせもありました。最後は、心の奥まで和やかな気分になる素敵な音楽がかかりました。

いただいた食事のメニューは、具だくさんのクリームスープに米粉パンと、おかずでした。
つくった方の気持ちが伝わってくるような、おいしい給食でした。




今、小学校給食の現場では、栄養職員・栄養教員さんと調理員さんのチームワークによって、毎日安全でおいしい給食が届けられています。
民間委託なれば、「何も変わらない」と説明されますが、メニューや計画をつくって依頼される栄養教諭と、調理員さんの連携プレイがはっきりと分けられ、調理の領域に栄養教諭は入り込むことはできません。委託先となっている事業者の大半は、人材派遣業者です内容が悪くならないように努力はされても、よくなることは考えられません。

熊本市の行財政改革で、教育分野もターゲットとなり、大切な教育が民間に投げ出されつつあります。
現場の意見も聞かず決められた「小学校給食の民間委託」は、撤回すべきと考えます。