上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

学生が安心して使える奨学金に・・・・日本共産党が提言

2014-10-28 19:43:27 | 国の政治
日本共産党は、今10月に、「学生が安心して使える奨学金に~奨学金返済への不安と負担を軽減するために」という政策を発表。
すべての子どもたちが、高校・大学まで含めて安心して学べる条件づくりに取り組んでいきます。


奨学金はもちろん、母子福祉貸付や福祉資金貸付など、学びを保証するための各種貸付制度がありますが、大学を卒業する時には、何百万円という借金を背負って、まともな就職ができず、返済に行き詰っている方も少なくありません。
暮らしがますます厳しくなる中で、世界でも例を見ないような高学費の日本の異常を正すとともに、さまざまな教育費の負担軽減に取り組んでいく必要があります。

(「学生が安心して使える奨学金に~奨学金返済への不安と負担を軽減するために」の政策全文は、日本共産党のHPでご覧になれます


10月26日号の市議会だよりに、奨学金についてのコラム(控室から)を書きましたので、紹介します。

【控室から】
 安心して学べる教育条件の整備を             上野 みえこ
 日本共産党は、十月七日に「学生が安心して使える奨学金に~奨学金返済への不安と負担を軽減するために」という政策を発表しました。大学の学費は上がり続け、初年度納入金は、国立で83万円、私立は文系約115万円・理系約150万円にもなっています。一方、勤労者世帯の収入は減り続け、高い学費を払うために、2人に1人の学生が奨学金を借りなければならない状況になっています。しかも、もともと無利子奨学金補完のためにできた有利子奨学金が今や主流、奨学金は「教育ローン」化しています。
 私は、第1子の高校入学から私学助成拡充に取り組み、高い学費負担に苦労される実態を身近に見てきました。
 今回、日本共産党の提案は、①有利子奨学金を無利子にする、②奨学金返済の減免制度創設などの返済方法の改善、③給付奨学金の創設、④学費無償化に向けた前進です。
2012年にようやく日本政府も批准した国際人権規約「高等教育の漸進的無償化」条項に沿い、先進国で最低の教育への公的支出を見直し、学費無償化や奨学金拡充など、安心して学べる条件整備に取り組んでほしいと思います。  
私も、学ぶ権利を保障するために頑張ります!



*奨学金の返済、厳しい取り立てで困っていらっしゃる方の相談も多数あります。
 子どもたちが、安心して学べるように、利用者の方々の声をしっかり受け止めていきたいと思います。









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