上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

平和について学び、考えた新婦人の「カモン!ピースフェスタ」

2014-10-12 15:35:43 | 住民とともに
10月11日、宇土市民会館で国連NGOにもなっている新日本婦人の会熊本県本部主催による「カモン!ピースフェスタ」が開かれました。
開会行事の後、「戦争体験を聞こう」ということで、宇土市在住の81歳になる藤末皐月さんがご自身の戦争体験をお話しされました。
戦争を知る世代の方々が高齢化され、直接戦争体験を聞くということが基調になってきています。私たちには想像もできないような苦しい体験の数々をお話されました。戦地へ駆り出された人達はもちろん、「銃後」として、戦地にはいかないものの戦火をくぐってきた方々の体験も大変なものです。
特に、藤末さんが強調されたのは、「どうして戦争しないようにするかを考えないといけない」ということでした。
「『戦争は嫌だ』という人が、選挙で戦争をする人に入れている。私は、若い人を戦争にやりたくないから九条を勉強している。平和の話をいっぱいしてほしい。自衛隊も九条に守られている」など、思いを込めて語られました。
そんな時代にならないように、私も、平和の大切さを少しでもたくさんの人に語っていきたいと思います。

メインの講演は、新日本婦人の会副会長の西川香子さんの「今でしょ!おしゃべりでいのち守ろう」というタイトルでのお話でした。日本国内はもちろん、世界を駆け巡って日夜、平和を守る活動に取り組んでいらっしゃる行動的なお話には、そのパワーと情熱に圧倒されてしまいました。

(お話しされる西川さん)



いのちを生み出す女性が、命を守るために、平和を訴えていくことは大きな力になると思います。
来年は、ニューヨークの国連本部でNPT再検討会議が開かれます。日本から、そして熊本からも代表の方が参加されると思います。
全世界の核兵器をなくして、平和な世界へと、大きな一歩となることを願います。

会場には、戦争資料の展示がありましたが、その展示に資料を協力された上村さんのあいさつもありました。
宇城市在住で教師をされていた上村さんも、貴重な資料を平和のために生かしてほしいと訴えられました。

(展示されていた戦争資料)






午前中だけしか参加できませんでしたが、内容豊かな平和の話に、多くのことを学び、考えることができました。
新婦人の方々と、これからもその一員として、いのちと平和、暮らしを守る様々な課題に一緒に取り組んでいきたいと思います。

コメント
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