去る8月10日、共産党熊本市議団・地区委員会で、TSMC熊本進出に伴い、使用した水の汚水処理を行うことになっている県の「北部浄化センター」を見学しました。
現在、指定管理になっていますが、管理運営をしている民間事業者の施設管理責任者のお話を聞き、汚水処理の行程に沿って施設を見学しました。
TSMCの汚染水は、県の北部浄化センターまで、菊陽町の枝管、県が管理する本管を通って流れてきます。北部浄化センターは、有機的な処理を行っており、段階を経て汚水は浄化されていきます。汚水処理の後、規制基準に基づく処理水の検査を行い、隣接する坪井川へ放流されます。現在1日約7万トンの汚水処理が行われています。
処理水はこれまで規制基準値を超えたことがなく、1989年の使用開始から34年間一日も休まずに処理が行われてきました。
しかし、仮に有害物質が基準値を超えていても放流を止めることはできません。なぜなら、毎日処理する7万トンの水は、止めずに流さなければ、浄化センターに貯めるところはないからです。
よって、法令等に厳しい規制があっても、汚染水は垂れ流しです。一度汚染されれば、汚染は広がるばかりです。
だから、使用した水が基準値を超えずに工場から流されるように、工場できちんと検査を行い、その内容を県や自治体が確認する必要があります。
基準が守られている場合は、下水道に流し、そうでない場合は工場からの流出をストップする、それを県や自治体がチェックする仕組みを企業と自治体とでつくる必要があります。
加えて、TSMCが使用する化学物質をできる限り公表させることも必要です。半導体の製造過程に欠かせない有機フッ素化合物・PFASは約4,700物質あります。何が使用されるのか、把握し、対策を取ることが必要です。
以上のような内容を、企業と自治体が結ぶ協定書にしっかりと明記しておくことも必要です。
74万市民のすべての水道水を地下水で賄っている、最大の受益地・熊本市としては、TSMC熊本進出にかかる地下水の枯渇・汚染対策に責任を持つべきです。
現在、指定管理になっていますが、管理運営をしている民間事業者の施設管理責任者のお話を聞き、汚水処理の行程に沿って施設を見学しました。
TSMCの汚染水は、県の北部浄化センターまで、菊陽町の枝管、県が管理する本管を通って流れてきます。北部浄化センターは、有機的な処理を行っており、段階を経て汚水は浄化されていきます。汚水処理の後、規制基準に基づく処理水の検査を行い、隣接する坪井川へ放流されます。現在1日約7万トンの汚水処理が行われています。
処理水はこれまで規制基準値を超えたことがなく、1989年の使用開始から34年間一日も休まずに処理が行われてきました。
しかし、仮に有害物質が基準値を超えていても放流を止めることはできません。なぜなら、毎日処理する7万トンの水は、止めずに流さなければ、浄化センターに貯めるところはないからです。
よって、法令等に厳しい規制があっても、汚染水は垂れ流しです。一度汚染されれば、汚染は広がるばかりです。
だから、使用した水が基準値を超えずに工場から流されるように、工場できちんと検査を行い、その内容を県や自治体が確認する必要があります。
基準が守られている場合は、下水道に流し、そうでない場合は工場からの流出をストップする、それを県や自治体がチェックする仕組みを企業と自治体とでつくる必要があります。
加えて、TSMCが使用する化学物質をできる限り公表させることも必要です。半導体の製造過程に欠かせない有機フッ素化合物・PFASは約4,700物質あります。何が使用されるのか、把握し、対策を取ることが必要です。
以上のような内容を、企業と自治体が結ぶ協定書にしっかりと明記しておくことも必要です。
74万市民のすべての水道水を地下水で賄っている、最大の受益地・熊本市としては、TSMC熊本進出にかかる地下水の枯渇・汚染対策に責任を持つべきです。
【熊本】蒲島県政、大西市政では熊本の地下水汚染は治せない👉https://blog.goo.ne.jp/moralityplayy/e/6fa4729935dca64c903e13eee5708979