在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ANAで一時帰国 羽田まで 6

2020-11-20 19:21:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 6





番号は、結構飛ぶが、かなり早いスピードで表示されていく。


時々、アナウンスが入る。

結果が陽性だったのか、何かの理由でやり直しになったのかはわからないが、まあまあの番号が呼び出されている。


5月の成田では、待ち時間がかなり長かったので、お弁当(実際はスナック)と水の用意があったが、今回は、なし。

飲み物とスナックの自動販売機が設置されていた。


いよいよ番号が出て、結果をいただきにデスクへ行く。

テレビの番号が出た人は、おそらく、無事に陰性だったと思う。


用紙を受け取り、先に進む。



ここまでは、まだ、パスポートコントロールを通過していない。


ここで、やっと、パスポートコントロールを通過、ターンテーブルのあるところへ行く。


荷物はとっくに出ていて、ANAの職員の人がまとめておいてくださっていた。

よく見ると、タグのところに、メッセージがついている。


カラーコピーだが、こういうときに、こういう一言は嬉しいものだ。







そして、やっと、外に出たわけだが、外に出たら、いつものところだった。

つまり、検査のために空港内をぐるぐるっと回され、元に戻ったような感じだったのか。


無事に、お願いしていた車のドライバーさんと会い、自宅へと帰り着いたのであった。



保健所から連絡が入ったのは、6日目。

体温と色々な症状があるかの確認メール。

ラインアプリが使えないからね〜


今は各地方自治体に情報が振り分けられて、それぞれの責任で確認されるのだろうと思った。


これで2度目の帰国も無事、終了。




ANAで一時帰国 羽田まで 5

2020-11-20 19:02:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 5




さて、いよいよ検査場。


前回の成田空港での検査は5月後半なので、いろいろなことが変わっていると思う。


そこで、正確な比較はできないし、第一、成田と羽田の違いもある。

しかし、一番大きな違いは、鼻グリグリと唾液だろう。

5月は、唾液を使っての検査はまだなかったので、鼻グリグリだった。

今は、基本的に唾液の採取である。



5月の成田では、先に書類のチェックがあったが、羽田では、先に検査。

用紙を渡すと、検査番号のシールを貼って、唾液を入れる容器と容器の蓋と小さなジョウロが渡される。


空いているブースに入ってください、と言われる。

ブースは、コの字型のタイプで、半オープン。


ブースに入ると、かなりわかりやすい説明書きが貼ってある。

唾液は、ここまで入れてください、とか、泡が多すぎるとダメ、とか、食べ物が混じってもダメとか。


そして、疑問、質問があったら、係りの人がいて、聞くと丁寧に説明してくれる。


この、食べ物が混じってたらダメ、ということを考えたら、着陸直前に、物を食べない方が良いだろうなぁ。

というか、離陸前の適当な時間に、少なくとも口を軽くすすいでおくくらいの方が良いと思った。


そして、噂には聞いてはいたが、レモンの写真(笑)



採取する唾液の量は結構な量。

2-3回で採れる量ではない。

そして、歳をとるほど唾液の量が減るというのはどうやら本当らしい。

こうなるとレモンの写真がありがたい。


レモンの写真を見ながら、5分から10分程度かかっただろうか、やっと入れ物の線のところまで量が達した。


この辺りで、たくさんの若者に「追い抜き」された感じ(笑)


容器に蓋をして、提出する。


そして、次に進む。


なお、参考までに、唾液の量が足りない人は、別に鼻グリグリもやってくれる。


唾液、出るかな~と心配なら、相談しても良いだろう。





次は、用紙の提出。

成田では、もっとたくさん用紙があったが、簡素化されたのか、少なくなっている。


ラインアプリ登録の説明があったが、これは、外国のラインだとうまく繋がらないので(実際に5月は繋がらなかった)、たぶん繋がらないからメールか電話で連絡しますね~ と、向こうも慣れたもの。

ラインアプリの説明用紙は取り上げられてしまった。


5月の成田では、車、車と、空港からの送迎の車の利用についての念押しがうるさかったが、今回はそこまでではなかった。

隔離の場所というのも、今回は自宅だし、難なくクリア。

しかし、ここで結構長く説明を受けている人もいた。。。。



用紙の提出を終えると、エスカレーター(かエレベーター)で、上へ上がる。


そのまま進んで行くと、広い待合室に出る。


ここでやっとしばし、結果が出るまでゆっくりできるので、お手洗いをゆっくり使う。



今の時間は1時間から2時間くらいかかります~ と言われていたが、実際はそこまではかからない。


ゆっくりお手洗いも使い、適当な場所で座って待つ。

アナウンスはないので、どういう仕組みで結果が出るのだろう?と思ったのだが、よく見るとテレビが2台あり、番号がどんどん映し出されている。






表示される番号のアナウンスはないので、ちゃんと見ていないと自分の番号が呼び出されても気がつかない。


まだまだ先だったので、しばしのんびり、その後、そろそろかなーとなった頃、テレビが見える位置に移動した。


ANAで一時帰国 羽田まで 4

2020-11-20 18:49:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 4




ANAのフライトが出発して、割と早いうちに、羽田空港で提出する用紙が配られた。


乗務員にしても、早く配ってしまいたい、みんなが寝てしまう前に~ という感じの用紙なんだろうなぁ。

早めに記入してください、とのアナウンスも入る。


配られたのは以下の2枚。

以前は、(似たような内容を記入する用紙も含めて)もっとたくさんあったと覚えているので、少しは簡素化されたと思う。









乗客はたぶん35人程度?

かなり分散して座っているので、周りにはこれまた誰もいない。


安心、快適。


お手洗いも、KLMもしっかりと清掃、消毒している感じがとれたが、ANAも負けずにとても綺麗。

第一、トイレの利用客も少ない。。。。


機内のサービスはほぼ通常通りで、お酒もあるし、温かい飲み物もあり、食事も2種から選べるようになっている。



いよいよ、羽田空港に到着。


なんだか久々の羽田到着で、成田に着陸するつもりになっていた私は、なんで東京の景色が見えるの?と一瞬思ったのだが、今回は羽田でした~



アナウンスでは、空港での検査の状況により降りていただくので、それまで機内で待機、座って待っていてください、とのことだった。

しかし、ほんの5分ほどで、降りることができた。

乗客が少ないし、さらっと下車。


羽田の空港は、降りたらすぐに外に出られるという印象を持っていたが、検査のために、かなり歩かせられた。

動く歩道のあるところもあったが、止まっているところ、逆行のみで使えないところ(笑)などもあり、かなり歩いた。

ただし、これは、到着のゲートによると思う。


なお、途中で見かけるお手洗いは、全部ではないが、多くが使用できないようになっている。

トイレが特に心配という人は、一応、着陸前に余裕を持って使っておいた方がよいかも。


だいぶ先まで歩いていったところで、係員が、検査の説明を記した用紙をくれた。










さて、いよいよ検査場。






ANAで一時帰国 羽田まで 3

2020-11-19 13:49:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 3



日本行きフライトに搭乗まで



実に静かなフライトがヒースロー空港に到着。

これから、日本行きのフライトに乗り換える。


今来たフライトは、どこのターミナルに着いたのか?

2であるということがわかった。

ラッキー




クイーンズ・ターミナルって言うんだ〜



ANAのオンラインチェックインのボーディングパスに記されていた日本行きのフライトの出発ターミナルが2なので、これでターミナルの移動はないということになる。


乗り換えの掲示板で確認すると、やはり同じターミナル。

時間はあるし、ターミナルが違っても全く問題はないのだが、やはり同じターミナルの方が楽である。

さて、掲示板を見ていて気がついたのは、10分違いで、同じく羽田行きのJALのフライトが出ていた。

出発ターミナルは5。

ローマからの直行便がなくなってから、JALは(個人的には)だいぶ使いにくくなったと思ったので、今回も選択技の中にはなかったのだが、もしJALにしていたらターミナルを移動しなければいけなかった。

ANAで良かった。

やっぱり、広いヒースローで、ターミナルの移動は面倒臭い。


ところで、昔、勤務していた会社はANAではない別の会社なので、決してANAを贔屓にしているわけではない。。。。



まず、荷物検査を通る。

液体はある?と聞かれて、一瞬考える。

イタリアでは、液体を別にして飛行機に乗ることは普通ない。

本当は、別にするはずなのだが、今まで、たぶん一度も別にしてください、とか、別にしていない、とか言われたことがないため、別にすることがない。

しかし、ここはイギリス。やっぱり厳しい。

あります、と答えると、ビニール袋をくれたので、その場で歯磨き粉とか幾つかの液体類を別にして、無事に通過。


イタリアって本当になあなあだよねー と改めて認識。



パスポートコントロールも無事に通過。



その後、ゲートナンバーが決まっていないので、適当な場所で待つ。

携帯のバッテリーはまだ十分あるが、万が一のことを考えて、チャージできる場所を見つけておく。

この前の帰りのフライトで、アムステルダムでの乗り換えの際、空港のどこにもUSBチャージがなく、焦った(ゲートのエリアが変わって、やっと見つけ、解決した)のがちょっとしたトラウマになっている(笑)

時間になって、掲示板にゲートナンバーが出たので、出発のゲートに移動。


そして、しばらく待ち、いよいよ日本行きのフライトに乗り込む。


この辺りで、やっと、また日本へ行くんだー、という実感が湧いてくる。


ANAのフライトは、とても綺麗だった。

1-2回、フランクフルトから乗ったことのあるフライトとは機体が違うのかはわからないが、また、あれからかなり新しくなっているのかはわからないが、わ~綺麗~ と誰しもが思っただろう。

良いマーケティングをしていると思う。


うーーーん、実はライバル社だったのだが。。。。




全部の座席がこの画面なのは圧巻、とても綺麗



傑作だったのは、緊急の際の説明。

最近は、ヴァージン航空が一番最初だったか(うる覚え)、今はユニークなバージョンも多いが、このANAのも実によくできていた。


オリンピックが開催されて、世界各国から外国人がやってきていたら、かなり受けただろう。


以下、ご紹介。

傑作だった。

















ANAで一時帰国 羽田まで 2

2020-11-18 18:03:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 2


ロンドン到着まで


お昼過ぎのフランクフルト行きのルフトハンザ便がキャンセルになり、早朝フライトに変更、それがまた戻ったような感じで、お昼過ぎに出発のフライトに戻った、
ただし、アリタリアのロンドン行き。


当日、朝、家の最終の片付けをして空港へ向かう。
やっと久々のローマにも慣れたと思ったのだが(笑)また日本へ戻る。。。
日本に行くのがなんか面倒な私には、スーツケースが思い。。。

ローマの空港は、出入りできる扉の数を減らして、入り口で係員がチェックし、出発する人しか建物内に入れないようになっていた。
と言っても、イタリアなので、係員は座ったまま、誰が出発するの〜?と声をかけていただけ。

ロンドンまでは、アリタリア。
ANAとアリタリアは、一般に提携しているわけではないので、オンラインチェックインが別々。
各HPでのチェックインだった。ちょっと面倒。


空港について、カウンターでも、最初、ロンドンで荷物引き取りになるかも〜、と言われた。
でも、その後、調べてくれて、1枚の航空券の予約なので大丈夫と言われた。
今は、アリタリアは、独自の誓約書を作っているようで、オンラインでのチェックインで、すでに記入していたのだが、その確認があった。
オンラインチェックインをしていない乗客が、それなに?と聞いていたが、あくまでも、アリタリアだけの誓約書だと説明していた。

チェックインを無事にクリアし、荷物検査。

ここも人が少ないので、わずか数分でクリア。

しかし、この人が少ない引きを利用してか、検査機械が新しくなっていた。
イタリアも少しは変わるね。


空港内は、まあまあの混雑状況。
人がいないわけではないが、たくさんいるとも言えない。
距離は、十分すぎるほど取ることができる。

華やかな免税店を通り過ぎる時、ルイ・ヴィトンに目がついた。
あれ?新しくできたんだ、と思って聞いてみると、2月か3月(うる覚え)にできたらしい。
ただし、その直後のロックダウンで、すぐに締めることになったそう。
空港の店舗にしては、かなり広い。

今は、空港内にエルメスもグッチも、モンクレもあるし、買い物をしたい人には、嬉しい空港になっている。


さて、現在、ローマの空港のターミナル、使用されているのは第3ターミナルだけなので、いろいろな施設が移動している。

パスポートコントロールも場所が移動していた。

パスポートコントロールを過ぎ、ほんの少し行ったところ、なぜが空港職員らしき男性が、暇そうに5−6人座っていた。
空港のパスをつけているので、空港職員であることがわかる。

突然、一人が立ち上がり、私の前に来て、申告するものはない?と声をかけてきた。
ない、と答えると、いくらお金を持っているかと聞いてきた。
これも、ほとんどない、と答えて終わったが、出国の際に所持金を聞かれたのは初めて。

さっき通り過ぎた税関オフィスが閉まっていたので、ここで暇そうに座って仕事をしているのだと思ったが、暇してくれていていいのに、と強く思った。


ここもクリアして、ゲートへ。

そして、いよいよ搭乗。
久々のアリタリア。

乗客は、もう少し多いかと思ったのだが、35人程度だったと思う。
前も後ろも横も、誰もいない。
安心して乗っていられる。

それにしても、KLMと対照的だったのは、機内サービスが全くなかったこと。

さすがアリタリア〜

5月に乗ったKLMは、座席に水とサンドイッチがすでに置いてあった。
10月に乗ったKLMは、普通に機内サービスがあった。

ロンドンはアムステルダムより遠いのに、機内サービスは全く何もなし。
それに、CAもほとんど通路を歩いていない。

さすがアリタリア〜

サービスを考えたら、喜んで使う航空会社じゃないよね。


おかげで静かなフライトだったが、無事にロンドンへ到着。
ヒースローは久々。
本当に久々。


ANAで一時帰国 羽田まで 1

2020-11-18 15:19:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 1




出発まで


春から長く滞在した日本から、一旦イタリアに帰国することに決めた。
なにせ、冬服を1枚も持ってきていなかった。
このまま日本の冬に突入するのは辛い。。。

しかし、11月に再び日本にいないといけなかったため、帰国便を決めるより前に、すでに11月初めの2度目の来日のフライトを予約する。

日本までの航空券は、だいぶ安くなっているが、それでも前月より前々月に購入する方が少し安い(はず)。
どのみち、絶対に帰国に帰国しなければいけなかったので、とにかく早めに予約を入れた。

前回は、ルフトハンザ便の羽田行きを希望したのだが、当時(5月)のヨーロッパ線が満席で(フライトの数が少なくなっているのが原因だったと思う)取れず、仕方なくKLMとなった。
KLMは、成田着だけなので、山手在住の私には辛い。
何が辛いって、ハイヤーの値段が違う。
羽田から都内は15000円だが、成田からは30000円。
これは、結構痛い。。。

そこで、今回は、羽田着に焦点を当てて予約。
そして、今後もまだ何が起こるかわからない状況に、日本の航空会社を選択。
絶対に日本のじゃないと、とは言わないけれど、今のこの状況では、サービスの良い航空会社に限ると思う。

もちろん、KLMのサービスは、悪くなかった。
羽田便があれば、考慮しても良かったのだけど、ないのでANAでの予約。


最初、行きはフランクフルト経由、ローマを午後ゆっくり出発できるフライトを選んだ。
あまり早いと、空港まで送ってもらう家族に悪いなー。

しかし、このフライトは、割と早くに変更になった。

キャンセルになったのは、ローマからフランクフルトまでのフライトで、朝早いフライトに変更。
それに伴い、フランクフルトから羽田までのフライトも早い便に変更してもらう。

ところが、だいぶだって、またローマからフランクフルトのフライトがキャンセルになった。
ううう。。。日にちを変えるか。。。

ANAの提案は、ロンドン経由でよければ、ということだった。

イギリスの感染は増えているが、空港の乗換えだけだし、人は減っているはずだし、そのまま日本へ出るのならいいか、と選択をする。

また変更になったらどうしようとは思ったが、今の状況、2−3回の変更は当たり前。
なんとかなるさーと構えていたら、このフライトは変更にならなかった。









KLMでアムステルダム経由 ローマまで 4

2020-10-10 04:15:00 | もろもろ、つれづれ
KLMでアムステルダム経由 ローマまで 帰国後



ローマの空港に着くと、もうみんなバラバラと、一目散に出口へ向かう。

荷物を預けている人はそう多いわけではなく、私が日本からの荷物を受け取ったときには、もう周りに人は誰もいなくなっていた。


税関にも係員はいない。


今は、24時には、空港を閉めて消毒作業をすることになっているようだが、遅い時間の到着フライトも少ないもよう。


外に出て、一路、家へ。


4ヶ月ぶりの懐かしい我が家。


さて、成田で記入した3ページの用紙は、捨ててはいないが、結局提出するところはなく、そのまま。
成田で、空港職員(KLMの職員)に、あれだけ、書きましたね!?って念押しされたのに(笑)


しかし、成田で、必ず登録してくださいね、と言われたAPP、ちゃんと登録していたので、その件で翌朝から動きだす。


APPは、チェックイン時に、カウンターで、まだ登録していないならこれです、すぐに、必ず登録してください、と言って手書きのメモを渡された。
ローマの空港のHPのもので、保健局のものではない。


登録後、すぐに入ってきた確認メールには、ローマの空港のコロナ検査エリアへ行きこのメールを見せてください、とある。

事前受付番号、というのが入っている。

つまり、コロナの検査をするのだろう。

ただし、空港内の検査場は18時で閉まる。

その後は、空港近くにある長時間用のパーキングが、24時間のコロナ検査ドライブイン・エリアに変わっているため、そちらへ行くことになる。

しかし、街中にも同じようなドライブインが多数あり、検査場には72時間以内に行けば良いことになっているため、さすがに20時間以上の長旅、夜も遅かったし、翌日、近くのドライブインに行くことにして、家にまっすぐ帰った。


翌朝。

ドライブインなので、車で近くの検査場へ行く。
2時間かそれ以上並ぶというので、早めに家を出る。

最後尾の車を見つけ、並ぶ。

進みはかなり遅い。

1時間半経って、やっと受付にたどり着いた。

係員に、送られてきた確認メールを見せる。

すると、日本は危険地域(レッドゾーン)じゃないからここではできない、空港へ行って、と言う。

空港へ???
そんな〜


しかし、仕方がないので、空港近くのドライブインの検査場まで、わざわざ出かけていく。

並ぶこと40分、係員にメールを見せると、最初、これは空港内の検査場へ行ってもらうかもしれない、と言われた。

そんな〜

第一、もう空港から出ているため、もう一度中に入ってくださいと言われても入れない。


しばらく待つと、責任者と思しき係員がやってきて、幸い、丁寧に説明してくれた。


日本からの入国は検査はする必要がない、しかし、EU外からの入国ということで、家で14日が過ぎるのを待ってください、後は何もする必要はないし、14日が過ぎたら自動的に隔離措置は終わります、と。


なーんだ。

結局何もしなくて良かったんじゃない、ということで、家へ帰る。


そして、おとなしく家にいる。

5日が過ぎだが、どこからも何の連絡も入っていない。


なお、次回の帰国はANA -ルフト便。


KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国 3

2020-10-08 13:03:00 | もろもろ、つれづれ
この時期、日本からヨーロッパへ帰国しないといけない人のために


アムステルダムには20分ほど早く着いた。
乗り継ぎに、5時間以上待たないといけないので、少しは遅れても良かったのに(笑)

トランジットの方へ向かうと、すぐに手荷物検査があった。
後で気がついたのだが、機内でもらった飲みかけの水のボトル、後で捨てようと持っていたのが無事に検査を通過していた。
たぶん、量が少なかったから?

なお、ここで、初めての経験なのだが、みんなバッグの中に閉まって、と言われたものの、PCは取り出そうとしたら、中に入れたままにして、と言われた。
普通は逆で、PCは取り出してください!と言われる。
たまに取り出すのを忘れそうになると、面倒くさそうな目つきで見られたりして。。。
たかがPCなのだが、わざわざ取り出さなくていいのは、だいぶ楽。
他の空港もこうなるといいのに。

無事通過し、しばらく歩くと、ホールに出た。
人は、思ったより多いし、また、お店もかなり開いている。
ビジネスの人、旅行客、オランダを訪れていた感じの人、乗り継ぎ客、いろいろ。


そして、パスポートコントロールを通過。
永久滞在を持っているので、問題なく通過する。


さて、ゲートへ向かう。
手荷物検査を通過したところの掲示板には B0 とあった。
0「ゼロ」ねえ。。。ってことは、まだ番号が決まってないけど、とにかく B ってことね、とBのゾーンへと移動していた。

Bのゾーンをしばらく進むと、突然、看板。
そして、B0 と大きく書いてある。




看板は、あまり趣味が良いとは言えないが、趣味が良くないからこそ、見逃さない(笑)


ここで、初めて、ゲートがまだ決まっていないのではなく、本当に B0 ゲートってこと、というのがわかった。
B0 なんて、なんかとってつけたようで、ここからフライトが出る感じではないが、間隔を開けてテーブルがたくさん並んでいる。

私のフライトはまだ先なので、係員と聞くと、やはり、後で戻ってきて、と言われた。

参考までに見ると、みんな紙を渡され、テーブルで記入している。

なるほど。

とにかく、時間まで適当な場所に座って待つ。


ここで、ひとつ気が着いたことは、スキポール空港には、少なくとも私がウロウロしたあたりには、USBの携帯チャージャーが少ない、ということ。
乗り継ぎが5時間もあると、携帯だよねー
メッセージに電話に、メール。
でないと時間が潰れない。。。

しかし、どんどん使っていると、どんどん電池も無くなる。
途中でちょっと焦り、USBチャージャーを探したのだが、目につくのはみんなコンセント式。
後で移動した本当の出発ゲート辺りには幸いUSBチャージャーがあったので、何とか救われたが、予めコンセントを用意しておくなり、対処しておくことを勧める。


さて、話はちょっと戻り、時間に近くなり、B0ゲートへ向かう。
すでに結構長い列になっている。
成田空港が、がらーん、閑散としていたのと対照的。
これだから、感染が増加するのだろうが、経済もまわしていかないといけない。

ところで、成田空港で念押しをされた3ページの用紙は、この時点でまだ持っている。
実は、もう1枚、別な、要は同じような用紙を持っていたのだが、それも、渡すところがなく、持っている。
その上で、また、似たようだが違う用紙をくれたわけだ。

オランダからの入国の書類なので、内容は簡素化され、車の車種やらナンバーなどは全く書く必要がないものになっている。

係員が、ちゃんと書いたか確認し、そこでやっと本当のゲート番号を教えてくれる。

紙を持って、移動。


いよいよ、本当の出発ゲートで待機。


そして、搭乗。

先ほど書いた紙は、搭乗の際にしっかり集めていた。

乗り込むと、思ったより人は多い。
おそらく、個人の予約だと3席の真ん中が空いているのだろうが、3人のグループなのか、3人並んで座っている席もまあまあ見受けられた。

ヨーロッパ線は機内サービスがない、とどこかで読んでいたのだが、普通にサービスがあった。

5月には、乗り込んだ座席にすでに置いてあったサンドイッチが配られ、ワゴンサービスでは暖かい飲み物も配られた。

そして、乗務員は、回数は控えめでも普通に機内を往復し、乗客の質問にも丁寧に答えていた。
リラックスした雰囲気。

ここまでほとんど寝ていなかったので、しばし眠りに落ちる。


ローマの灯が見えてきたときには、かなり感動。

このローマの灯を再び見ることができるとは。。。。
はオーバーだが、
このローマの灯を再び見ることができるのは、いつになるやら、
とは、本当に思っていた。

ちょっと目がうるうる。


5時間以上のアムステルダムでの乗り継ぎを経て、22時30分過ぎ、ローマに到着。


アムステルダムからはヨーロッパ線、つまり、国内線並みなので、そのまま、ずんずん荷物受取所へ向かう。
荷物を預けていない人たちは、そのまま出口へ。

結局、飛行機を降りてから、空港係員に接触することはなく、そのまま、出口へと出たのである。

つまり、成田で記入した3ページの用紙は、どこにも提出するところはなかったのであった。


続く














KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国 2

2020-10-06 17:04:00 | もろもろ、つれづれ





ゲート前で待っていると、パラパラと人がやってきた。しかし、5人。

またパラパラ来たが、それでも8人?

ゲートの用意ができる頃、15人程度が集まっていた。

いつもなら150人だよね()

それでも少ないが。。。


時々アナウンスされる人がいたが、何度目かに私も呼ばれ、何かと思ったら、イタリア入国時に渡す書類をちゃんと持っているかの確認だった。

3ページです〜

はい、すでに記入してます〜

という感じ。

徹底してる。



いよいよ搭乗となった時、数えて18人?


よく飛ばしてくれてる〜とKLMに心から感謝する。


こんな状況で、アリタリアはさっさと運行再開を来年の春まで(おそらく)延ばしているのと大きく対照的。



いよいよ搭乗開始。

乗り込み、荷物を片付けていたら、陽気なスチュワードに、今日はプライベートフライトだよ〜と冗談を言われた。

5月に乗ったときはピリピリした雰囲気もあったが、それが消えていた。

また、5月には、椅子の上に、大袋に入った大量のスナックセットが置かれていたのもなくなってる。

一応、ワゴンサービスしますよ、ということだ。



離陸して割と早めに食事が出た。

シンプルなものだが、5月より格段マシになっている。

暖かいパスタ(ご愛敬〜)とポテトサラダとフルーツ。

5月には、お酒も、温かい飲み物もなかったが、今回は、ワゴンにワインが乗っているのを見つけ、赤ワインを頼んだ。

プラスチックボトルに入った南アフリカのシラー。







また、食後の暖かい飲み物サービスもあり、小さなマフィンまで持ってきてくれた。


その後、だいぶ経って運ばれたのはスナックセット。

前回の、大袋にがさっと入ったものより質が向上している。

しかしこれは日本で積んだからかもしれない。








トイレの近くにも、飲み物、スナックが大量に置いてあり、好きに取れるようになっていた。


トイレも、使う人が少ないのもあるが、綺麗にしてくれている。

フライト中、消毒して回っている感じも見受けられ、だいぶ安心して使うことができた。



着陸前の朝食は、トマトソース系のパイのような簡単なもので、トレイで出たものではないが、これも暖かい飲み物を含めて選択ができた。



乗務員も、以前のようなピリピリ感はなく、丁寧に対応している。


ただ、寝るには機内が明るすぎた。

乗客が少なすぎて、あちこち窓が開いたまま。

ずっと昼のフライトの為、明るい、明るい。


ほとんど寝れず、のんびり本を読みながら、定刻より早めにアムステルダムに到着した。


続く


KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国

2020-10-06 16:46:00 | もろもろ、つれづれ
ヨーロッパ、イタリアへ帰ろうとしている人のために 
KLM でアムステルダム経由ローマまで


規則、状況が日々変わるが、今、ヨーロッパに帰るとこんな感じ、と言うのを参考までに記してみたい。
皆様の帰国の役に立てば幸いである。



第1ターミナルの掲示板
キャンセルの赤い文字ばかり


5月に日本へ行った時は、羽田行きルフトハンザ便が取れず(ヨーロッパ内が満席だったもよう)KLMを使うことになった。
山の手に住んでいる私には、成田はちょっと遠いのだが、そこは仕方がない。

7月中ばにイタリアに帰ってくる予定にしていたが、予定のフライトはキャンセル、おまけに、私もいつ帰国できるかわからない状況となり、事情を話したところ、チケットをオープンにしてくれた。
これは非常に有り難かった。
KLMの印象はもともと悪くはなかったが、私の中では、非常事態に融通を利かせてくれる良い航空会社、となった。
それも、帰りのフライトは、差額なしでも良いということにしてくれた。
これも非常に有り難い。

コロナ以来、フライトの値段はだいぶ安くなり、ヨーロッパからは往復500ユーロ台でも買える(エコノミー)が、痛い出費は、空港からのバカ高いリムジン。
もちろん、空港着の時だけの利用、そして、家族が空港まで迎えに来れればいらないが、迎えに来れない時は本当に痛い出費である。

オマケに、14日の自己隔離をホテルなどでした場合は、出費がもっと痛くなる(涙)


さて、いつ出発できるか、正確な日にちをなかなか決められず、1週間を切っての予約となった。
速攻で確認メールが入るところあたりは、ドイツ人気質?

また、出発までに、日本語だったり英語だったりするが、注意事項を記したメールが3本だったか届いた。
ただし、いつも同じ内容ではないので、面倒でも、注意して見るに越したことはない。
こちらで印刷して来てくださいというものもあった。

大体の内容は、マスクはサージカル、搭乗前に検査をする、2時間前までに空港になど。
しかし、結果的には、そこまで大げさではなかった。

外国人で布マスク着用の人が2人乗っているのを見たし、搭乗前の検査も、本当はやって欲しいくらいだったが結果的にはやらなかった。
早めに着いたのだが、10:20発のフライトでカウンターのオープン時間が7:35。ぴったり2時間前に着けば充分だった。


成田空港でのチェックインはスムーズに行った。
イタリアの永久滞在を持っている為、問題があるわけはないが、期限はありますか?とも聞かれたので、5年に一度の写真、記述内容の変更のための更新を疎かにしている人がいたら、面倒でも更新しておいた方が無難だと思う。

あとは、イタリア入国時に提出する紙で3ページにわたりものを渡された。
入国の理由を選び、迎えに来てくれる車の、車種とナンバーまで記入するようになっている。(名前の記入義務はない)
この書類に関しては後述する。

また、イタリア日本に着いてからする検査の予約のアドレスを渡され、ネットに繋いで登録してくださいと念押しされた。
この件に関しても後述する。


中へ入ると、免税店がちょうどシャッターを開けているところだった。
免税店を主に、店舗は、わずかだが開いているようだった。
レストランは、数件という感じ。
またすぐに日本に戻らないといけない為、買うものは特にない。

続く