在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ANAで一時帰国 羽田まで 4

2020-11-20 18:49:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 4




ANAのフライトが出発して、割と早いうちに、羽田空港で提出する用紙が配られた。


乗務員にしても、早く配ってしまいたい、みんなが寝てしまう前に~ という感じの用紙なんだろうなぁ。

早めに記入してください、とのアナウンスも入る。


配られたのは以下の2枚。

以前は、(似たような内容を記入する用紙も含めて)もっとたくさんあったと覚えているので、少しは簡素化されたと思う。









乗客はたぶん35人程度?

かなり分散して座っているので、周りにはこれまた誰もいない。


安心、快適。


お手洗いも、KLMもしっかりと清掃、消毒している感じがとれたが、ANAも負けずにとても綺麗。

第一、トイレの利用客も少ない。。。。


機内のサービスはほぼ通常通りで、お酒もあるし、温かい飲み物もあり、食事も2種から選べるようになっている。



いよいよ、羽田空港に到着。


なんだか久々の羽田到着で、成田に着陸するつもりになっていた私は、なんで東京の景色が見えるの?と一瞬思ったのだが、今回は羽田でした~



アナウンスでは、空港での検査の状況により降りていただくので、それまで機内で待機、座って待っていてください、とのことだった。

しかし、ほんの5分ほどで、降りることができた。

乗客が少ないし、さらっと下車。


羽田の空港は、降りたらすぐに外に出られるという印象を持っていたが、検査のために、かなり歩かせられた。

動く歩道のあるところもあったが、止まっているところ、逆行のみで使えないところ(笑)などもあり、かなり歩いた。

ただし、これは、到着のゲートによると思う。


なお、途中で見かけるお手洗いは、全部ではないが、多くが使用できないようになっている。

トイレが特に心配という人は、一応、着陸前に余裕を持って使っておいた方がよいかも。


だいぶ先まで歩いていったところで、係員が、検査の説明を記した用紙をくれた。










さて、いよいよ検査場。






ANAで一時帰国 羽田まで 3

2020-11-19 13:49:00 | もろもろ、つれづれ

ANAで一時帰国 羽田まで 3



日本行きフライトに搭乗まで



実に静かなフライトがヒースロー空港に到着。

これから、日本行きのフライトに乗り換える。


今来たフライトは、どこのターミナルに着いたのか?

2であるということがわかった。

ラッキー




クイーンズ・ターミナルって言うんだ〜



ANAのオンラインチェックインのボーディングパスに記されていた日本行きのフライトの出発ターミナルが2なので、これでターミナルの移動はないということになる。


乗り換えの掲示板で確認すると、やはり同じターミナル。

時間はあるし、ターミナルが違っても全く問題はないのだが、やはり同じターミナルの方が楽である。

さて、掲示板を見ていて気がついたのは、10分違いで、同じく羽田行きのJALのフライトが出ていた。

出発ターミナルは5。

ローマからの直行便がなくなってから、JALは(個人的には)だいぶ使いにくくなったと思ったので、今回も選択技の中にはなかったのだが、もしJALにしていたらターミナルを移動しなければいけなかった。

ANAで良かった。

やっぱり、広いヒースローで、ターミナルの移動は面倒臭い。


ところで、昔、勤務していた会社はANAではない別の会社なので、決してANAを贔屓にしているわけではない。。。。



まず、荷物検査を通る。

液体はある?と聞かれて、一瞬考える。

イタリアでは、液体を別にして飛行機に乗ることは普通ない。

本当は、別にするはずなのだが、今まで、たぶん一度も別にしてください、とか、別にしていない、とか言われたことがないため、別にすることがない。

しかし、ここはイギリス。やっぱり厳しい。

あります、と答えると、ビニール袋をくれたので、その場で歯磨き粉とか幾つかの液体類を別にして、無事に通過。


イタリアって本当になあなあだよねー と改めて認識。



パスポートコントロールも無事に通過。



その後、ゲートナンバーが決まっていないので、適当な場所で待つ。

携帯のバッテリーはまだ十分あるが、万が一のことを考えて、チャージできる場所を見つけておく。

この前の帰りのフライトで、アムステルダムでの乗り換えの際、空港のどこにもUSBチャージがなく、焦った(ゲートのエリアが変わって、やっと見つけ、解決した)のがちょっとしたトラウマになっている(笑)

時間になって、掲示板にゲートナンバーが出たので、出発のゲートに移動。


そして、しばらく待ち、いよいよ日本行きのフライトに乗り込む。


この辺りで、やっと、また日本へ行くんだー、という実感が湧いてくる。


ANAのフライトは、とても綺麗だった。

1-2回、フランクフルトから乗ったことのあるフライトとは機体が違うのかはわからないが、また、あれからかなり新しくなっているのかはわからないが、わ~綺麗~ と誰しもが思っただろう。

良いマーケティングをしていると思う。


うーーーん、実はライバル社だったのだが。。。。




全部の座席がこの画面なのは圧巻、とても綺麗



傑作だったのは、緊急の際の説明。

最近は、ヴァージン航空が一番最初だったか(うる覚え)、今はユニークなバージョンも多いが、このANAのも実によくできていた。


オリンピックが開催されて、世界各国から外国人がやってきていたら、かなり受けただろう。


以下、ご紹介。

傑作だった。

















ANAで一時帰国 羽田まで 2

2020-11-18 18:03:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 2


ロンドン到着まで


お昼過ぎのフランクフルト行きのルフトハンザ便がキャンセルになり、早朝フライトに変更、それがまた戻ったような感じで、お昼過ぎに出発のフライトに戻った、
ただし、アリタリアのロンドン行き。


当日、朝、家の最終の片付けをして空港へ向かう。
やっと久々のローマにも慣れたと思ったのだが(笑)また日本へ戻る。。。
日本に行くのがなんか面倒な私には、スーツケースが思い。。。

ローマの空港は、出入りできる扉の数を減らして、入り口で係員がチェックし、出発する人しか建物内に入れないようになっていた。
と言っても、イタリアなので、係員は座ったまま、誰が出発するの〜?と声をかけていただけ。

ロンドンまでは、アリタリア。
ANAとアリタリアは、一般に提携しているわけではないので、オンラインチェックインが別々。
各HPでのチェックインだった。ちょっと面倒。


空港について、カウンターでも、最初、ロンドンで荷物引き取りになるかも〜、と言われた。
でも、その後、調べてくれて、1枚の航空券の予約なので大丈夫と言われた。
今は、アリタリアは、独自の誓約書を作っているようで、オンラインでのチェックインで、すでに記入していたのだが、その確認があった。
オンラインチェックインをしていない乗客が、それなに?と聞いていたが、あくまでも、アリタリアだけの誓約書だと説明していた。

チェックインを無事にクリアし、荷物検査。

ここも人が少ないので、わずか数分でクリア。

しかし、この人が少ない引きを利用してか、検査機械が新しくなっていた。
イタリアも少しは変わるね。


空港内は、まあまあの混雑状況。
人がいないわけではないが、たくさんいるとも言えない。
距離は、十分すぎるほど取ることができる。

華やかな免税店を通り過ぎる時、ルイ・ヴィトンに目がついた。
あれ?新しくできたんだ、と思って聞いてみると、2月か3月(うる覚え)にできたらしい。
ただし、その直後のロックダウンで、すぐに締めることになったそう。
空港の店舗にしては、かなり広い。

今は、空港内にエルメスもグッチも、モンクレもあるし、買い物をしたい人には、嬉しい空港になっている。


さて、現在、ローマの空港のターミナル、使用されているのは第3ターミナルだけなので、いろいろな施設が移動している。

パスポートコントロールも場所が移動していた。

パスポートコントロールを過ぎ、ほんの少し行ったところ、なぜが空港職員らしき男性が、暇そうに5−6人座っていた。
空港のパスをつけているので、空港職員であることがわかる。

突然、一人が立ち上がり、私の前に来て、申告するものはない?と声をかけてきた。
ない、と答えると、いくらお金を持っているかと聞いてきた。
これも、ほとんどない、と答えて終わったが、出国の際に所持金を聞かれたのは初めて。

さっき通り過ぎた税関オフィスが閉まっていたので、ここで暇そうに座って仕事をしているのだと思ったが、暇してくれていていいのに、と強く思った。


ここもクリアして、ゲートへ。

そして、いよいよ搭乗。
久々のアリタリア。

乗客は、もう少し多いかと思ったのだが、35人程度だったと思う。
前も後ろも横も、誰もいない。
安心して乗っていられる。

それにしても、KLMと対照的だったのは、機内サービスが全くなかったこと。

さすがアリタリア〜

5月に乗ったKLMは、座席に水とサンドイッチがすでに置いてあった。
10月に乗ったKLMは、普通に機内サービスがあった。

ロンドンはアムステルダムより遠いのに、機内サービスは全く何もなし。
それに、CAもほとんど通路を歩いていない。

さすがアリタリア〜

サービスを考えたら、喜んで使う航空会社じゃないよね。


おかげで静かなフライトだったが、無事にロンドンへ到着。
ヒースローは久々。
本当に久々。


ANAで一時帰国 羽田まで 1

2020-11-18 15:19:00 | もろもろ、つれづれ
ANAで一時帰国 羽田まで 1




出発まで


春から長く滞在した日本から、一旦イタリアに帰国することに決めた。
なにせ、冬服を1枚も持ってきていなかった。
このまま日本の冬に突入するのは辛い。。。

しかし、11月に再び日本にいないといけなかったため、帰国便を決めるより前に、すでに11月初めの2度目の来日のフライトを予約する。

日本までの航空券は、だいぶ安くなっているが、それでも前月より前々月に購入する方が少し安い(はず)。
どのみち、絶対に帰国に帰国しなければいけなかったので、とにかく早めに予約を入れた。

前回は、ルフトハンザ便の羽田行きを希望したのだが、当時(5月)のヨーロッパ線が満席で(フライトの数が少なくなっているのが原因だったと思う)取れず、仕方なくKLMとなった。
KLMは、成田着だけなので、山手在住の私には辛い。
何が辛いって、ハイヤーの値段が違う。
羽田から都内は15000円だが、成田からは30000円。
これは、結構痛い。。。

そこで、今回は、羽田着に焦点を当てて予約。
そして、今後もまだ何が起こるかわからない状況に、日本の航空会社を選択。
絶対に日本のじゃないと、とは言わないけれど、今のこの状況では、サービスの良い航空会社に限ると思う。

もちろん、KLMのサービスは、悪くなかった。
羽田便があれば、考慮しても良かったのだけど、ないのでANAでの予約。


最初、行きはフランクフルト経由、ローマを午後ゆっくり出発できるフライトを選んだ。
あまり早いと、空港まで送ってもらう家族に悪いなー。

しかし、このフライトは、割と早くに変更になった。

キャンセルになったのは、ローマからフランクフルトまでのフライトで、朝早いフライトに変更。
それに伴い、フランクフルトから羽田までのフライトも早い便に変更してもらう。

ところが、だいぶだって、またローマからフランクフルトのフライトがキャンセルになった。
ううう。。。日にちを変えるか。。。

ANAの提案は、ロンドン経由でよければ、ということだった。

イギリスの感染は増えているが、空港の乗換えだけだし、人は減っているはずだし、そのまま日本へ出るのならいいか、と選択をする。

また変更になったらどうしようとは思ったが、今の状況、2−3回の変更は当たり前。
なんとかなるさーと構えていたら、このフライトは変更にならなかった。









KLMでアムステルダム経由 ローマまで 4

2020-10-10 04:15:00 | もろもろ、つれづれ
KLMでアムステルダム経由 ローマまで 帰国後



ローマの空港に着くと、もうみんなバラバラと、一目散に出口へ向かう。

荷物を預けている人はそう多いわけではなく、私が日本からの荷物を受け取ったときには、もう周りに人は誰もいなくなっていた。


税関にも係員はいない。


今は、24時には、空港を閉めて消毒作業をすることになっているようだが、遅い時間の到着フライトも少ないもよう。


外に出て、一路、家へ。


4ヶ月ぶりの懐かしい我が家。


さて、成田で記入した3ページの用紙は、捨ててはいないが、結局提出するところはなく、そのまま。
成田で、空港職員(KLMの職員)に、あれだけ、書きましたね!?って念押しされたのに(笑)


しかし、成田で、必ず登録してくださいね、と言われたAPP、ちゃんと登録していたので、その件で翌朝から動きだす。


APPは、チェックイン時に、カウンターで、まだ登録していないならこれです、すぐに、必ず登録してください、と言って手書きのメモを渡された。
ローマの空港のHPのもので、保健局のものではない。


登録後、すぐに入ってきた確認メールには、ローマの空港のコロナ検査エリアへ行きこのメールを見せてください、とある。

事前受付番号、というのが入っている。

つまり、コロナの検査をするのだろう。

ただし、空港内の検査場は18時で閉まる。

その後は、空港近くにある長時間用のパーキングが、24時間のコロナ検査ドライブイン・エリアに変わっているため、そちらへ行くことになる。

しかし、街中にも同じようなドライブインが多数あり、検査場には72時間以内に行けば良いことになっているため、さすがに20時間以上の長旅、夜も遅かったし、翌日、近くのドライブインに行くことにして、家にまっすぐ帰った。


翌朝。

ドライブインなので、車で近くの検査場へ行く。
2時間かそれ以上並ぶというので、早めに家を出る。

最後尾の車を見つけ、並ぶ。

進みはかなり遅い。

1時間半経って、やっと受付にたどり着いた。

係員に、送られてきた確認メールを見せる。

すると、日本は危険地域(レッドゾーン)じゃないからここではできない、空港へ行って、と言う。

空港へ???
そんな〜


しかし、仕方がないので、空港近くのドライブインの検査場まで、わざわざ出かけていく。

並ぶこと40分、係員にメールを見せると、最初、これは空港内の検査場へ行ってもらうかもしれない、と言われた。

そんな〜

第一、もう空港から出ているため、もう一度中に入ってくださいと言われても入れない。


しばらく待つと、責任者と思しき係員がやってきて、幸い、丁寧に説明してくれた。


日本からの入国は検査はする必要がない、しかし、EU外からの入国ということで、家で14日が過ぎるのを待ってください、後は何もする必要はないし、14日が過ぎたら自動的に隔離措置は終わります、と。


なーんだ。

結局何もしなくて良かったんじゃない、ということで、家へ帰る。


そして、おとなしく家にいる。

5日が過ぎだが、どこからも何の連絡も入っていない。


なお、次回の帰国はANA -ルフト便。


KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国 3

2020-10-08 13:03:00 | もろもろ、つれづれ
この時期、日本からヨーロッパへ帰国しないといけない人のために


アムステルダムには20分ほど早く着いた。
乗り継ぎに、5時間以上待たないといけないので、少しは遅れても良かったのに(笑)

トランジットの方へ向かうと、すぐに手荷物検査があった。
後で気がついたのだが、機内でもらった飲みかけの水のボトル、後で捨てようと持っていたのが無事に検査を通過していた。
たぶん、量が少なかったから?

なお、ここで、初めての経験なのだが、みんなバッグの中に閉まって、と言われたものの、PCは取り出そうとしたら、中に入れたままにして、と言われた。
普通は逆で、PCは取り出してください!と言われる。
たまに取り出すのを忘れそうになると、面倒くさそうな目つきで見られたりして。。。
たかがPCなのだが、わざわざ取り出さなくていいのは、だいぶ楽。
他の空港もこうなるといいのに。

無事通過し、しばらく歩くと、ホールに出た。
人は、思ったより多いし、また、お店もかなり開いている。
ビジネスの人、旅行客、オランダを訪れていた感じの人、乗り継ぎ客、いろいろ。


そして、パスポートコントロールを通過。
永久滞在を持っているので、問題なく通過する。


さて、ゲートへ向かう。
手荷物検査を通過したところの掲示板には B0 とあった。
0「ゼロ」ねえ。。。ってことは、まだ番号が決まってないけど、とにかく B ってことね、とBのゾーンへと移動していた。

Bのゾーンをしばらく進むと、突然、看板。
そして、B0 と大きく書いてある。




看板は、あまり趣味が良いとは言えないが、趣味が良くないからこそ、見逃さない(笑)


ここで、初めて、ゲートがまだ決まっていないのではなく、本当に B0 ゲートってこと、というのがわかった。
B0 なんて、なんかとってつけたようで、ここからフライトが出る感じではないが、間隔を開けてテーブルがたくさん並んでいる。

私のフライトはまだ先なので、係員と聞くと、やはり、後で戻ってきて、と言われた。

参考までに見ると、みんな紙を渡され、テーブルで記入している。

なるほど。

とにかく、時間まで適当な場所に座って待つ。


ここで、ひとつ気が着いたことは、スキポール空港には、少なくとも私がウロウロしたあたりには、USBの携帯チャージャーが少ない、ということ。
乗り継ぎが5時間もあると、携帯だよねー
メッセージに電話に、メール。
でないと時間が潰れない。。。

しかし、どんどん使っていると、どんどん電池も無くなる。
途中でちょっと焦り、USBチャージャーを探したのだが、目につくのはみんなコンセント式。
後で移動した本当の出発ゲート辺りには幸いUSBチャージャーがあったので、何とか救われたが、予めコンセントを用意しておくなり、対処しておくことを勧める。


さて、話はちょっと戻り、時間に近くなり、B0ゲートへ向かう。
すでに結構長い列になっている。
成田空港が、がらーん、閑散としていたのと対照的。
これだから、感染が増加するのだろうが、経済もまわしていかないといけない。

ところで、成田空港で念押しをされた3ページの用紙は、この時点でまだ持っている。
実は、もう1枚、別な、要は同じような用紙を持っていたのだが、それも、渡すところがなく、持っている。
その上で、また、似たようだが違う用紙をくれたわけだ。

オランダからの入国の書類なので、内容は簡素化され、車の車種やらナンバーなどは全く書く必要がないものになっている。

係員が、ちゃんと書いたか確認し、そこでやっと本当のゲート番号を教えてくれる。

紙を持って、移動。


いよいよ、本当の出発ゲートで待機。


そして、搭乗。

先ほど書いた紙は、搭乗の際にしっかり集めていた。

乗り込むと、思ったより人は多い。
おそらく、個人の予約だと3席の真ん中が空いているのだろうが、3人のグループなのか、3人並んで座っている席もまあまあ見受けられた。

ヨーロッパ線は機内サービスがない、とどこかで読んでいたのだが、普通にサービスがあった。

5月には、乗り込んだ座席にすでに置いてあったサンドイッチが配られ、ワゴンサービスでは暖かい飲み物も配られた。

そして、乗務員は、回数は控えめでも普通に機内を往復し、乗客の質問にも丁寧に答えていた。
リラックスした雰囲気。

ここまでほとんど寝ていなかったので、しばし眠りに落ちる。


ローマの灯が見えてきたときには、かなり感動。

このローマの灯を再び見ることができるとは。。。。
はオーバーだが、
このローマの灯を再び見ることができるのは、いつになるやら、
とは、本当に思っていた。

ちょっと目がうるうる。


5時間以上のアムステルダムでの乗り継ぎを経て、22時30分過ぎ、ローマに到着。


アムステルダムからはヨーロッパ線、つまり、国内線並みなので、そのまま、ずんずん荷物受取所へ向かう。
荷物を預けていない人たちは、そのまま出口へ。

結局、飛行機を降りてから、空港係員に接触することはなく、そのまま、出口へと出たのである。

つまり、成田で記入した3ページの用紙は、どこにも提出するところはなかったのであった。


続く














KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国 2

2020-10-06 17:04:00 | もろもろ、つれづれ





ゲート前で待っていると、パラパラと人がやってきた。しかし、5人。

またパラパラ来たが、それでも8人?

ゲートの用意ができる頃、15人程度が集まっていた。

いつもなら150人だよね()

それでも少ないが。。。


時々アナウンスされる人がいたが、何度目かに私も呼ばれ、何かと思ったら、イタリア入国時に渡す書類をちゃんと持っているかの確認だった。

3ページです〜

はい、すでに記入してます〜

という感じ。

徹底してる。



いよいよ搭乗となった時、数えて18人?


よく飛ばしてくれてる〜とKLMに心から感謝する。


こんな状況で、アリタリアはさっさと運行再開を来年の春まで(おそらく)延ばしているのと大きく対照的。



いよいよ搭乗開始。

乗り込み、荷物を片付けていたら、陽気なスチュワードに、今日はプライベートフライトだよ〜と冗談を言われた。

5月に乗ったときはピリピリした雰囲気もあったが、それが消えていた。

また、5月には、椅子の上に、大袋に入った大量のスナックセットが置かれていたのもなくなってる。

一応、ワゴンサービスしますよ、ということだ。



離陸して割と早めに食事が出た。

シンプルなものだが、5月より格段マシになっている。

暖かいパスタ(ご愛敬〜)とポテトサラダとフルーツ。

5月には、お酒も、温かい飲み物もなかったが、今回は、ワゴンにワインが乗っているのを見つけ、赤ワインを頼んだ。

プラスチックボトルに入った南アフリカのシラー。







また、食後の暖かい飲み物サービスもあり、小さなマフィンまで持ってきてくれた。


その後、だいぶ経って運ばれたのはスナックセット。

前回の、大袋にがさっと入ったものより質が向上している。

しかしこれは日本で積んだからかもしれない。








トイレの近くにも、飲み物、スナックが大量に置いてあり、好きに取れるようになっていた。


トイレも、使う人が少ないのもあるが、綺麗にしてくれている。

フライト中、消毒して回っている感じも見受けられ、だいぶ安心して使うことができた。



着陸前の朝食は、トマトソース系のパイのような簡単なもので、トレイで出たものではないが、これも暖かい飲み物を含めて選択ができた。



乗務員も、以前のようなピリピリ感はなく、丁寧に対応している。


ただ、寝るには機内が明るすぎた。

乗客が少なすぎて、あちこち窓が開いたまま。

ずっと昼のフライトの為、明るい、明るい。


ほとんど寝れず、のんびり本を読みながら、定刻より早めにアムステルダムに到着した。


続く


KLMでアムステルダム経由 ローマまで帰国

2020-10-06 16:46:00 | もろもろ、つれづれ
ヨーロッパ、イタリアへ帰ろうとしている人のために 
KLM でアムステルダム経由ローマまで


規則、状況が日々変わるが、今、ヨーロッパに帰るとこんな感じ、と言うのを参考までに記してみたい。
皆様の帰国の役に立てば幸いである。



第1ターミナルの掲示板
キャンセルの赤い文字ばかり


5月に日本へ行った時は、羽田行きルフトハンザ便が取れず(ヨーロッパ内が満席だったもよう)KLMを使うことになった。
山の手に住んでいる私には、成田はちょっと遠いのだが、そこは仕方がない。

7月中ばにイタリアに帰ってくる予定にしていたが、予定のフライトはキャンセル、おまけに、私もいつ帰国できるかわからない状況となり、事情を話したところ、チケットをオープンにしてくれた。
これは非常に有り難かった。
KLMの印象はもともと悪くはなかったが、私の中では、非常事態に融通を利かせてくれる良い航空会社、となった。
それも、帰りのフライトは、差額なしでも良いということにしてくれた。
これも非常に有り難い。

コロナ以来、フライトの値段はだいぶ安くなり、ヨーロッパからは往復500ユーロ台でも買える(エコノミー)が、痛い出費は、空港からのバカ高いリムジン。
もちろん、空港着の時だけの利用、そして、家族が空港まで迎えに来れればいらないが、迎えに来れない時は本当に痛い出費である。

オマケに、14日の自己隔離をホテルなどでした場合は、出費がもっと痛くなる(涙)


さて、いつ出発できるか、正確な日にちをなかなか決められず、1週間を切っての予約となった。
速攻で確認メールが入るところあたりは、ドイツ人気質?

また、出発までに、日本語だったり英語だったりするが、注意事項を記したメールが3本だったか届いた。
ただし、いつも同じ内容ではないので、面倒でも、注意して見るに越したことはない。
こちらで印刷して来てくださいというものもあった。

大体の内容は、マスクはサージカル、搭乗前に検査をする、2時間前までに空港になど。
しかし、結果的には、そこまで大げさではなかった。

外国人で布マスク着用の人が2人乗っているのを見たし、搭乗前の検査も、本当はやって欲しいくらいだったが結果的にはやらなかった。
早めに着いたのだが、10:20発のフライトでカウンターのオープン時間が7:35。ぴったり2時間前に着けば充分だった。


成田空港でのチェックインはスムーズに行った。
イタリアの永久滞在を持っている為、問題があるわけはないが、期限はありますか?とも聞かれたので、5年に一度の写真、記述内容の変更のための更新を疎かにしている人がいたら、面倒でも更新しておいた方が無難だと思う。

あとは、イタリア入国時に提出する紙で3ページにわたりものを渡された。
入国の理由を選び、迎えに来てくれる車の、車種とナンバーまで記入するようになっている。(名前の記入義務はない)
この書類に関しては後述する。

また、イタリア日本に着いてからする検査の予約のアドレスを渡され、ネットに繋いで登録してくださいと念押しされた。
この件に関しても後述する。


中へ入ると、免税店がちょうどシャッターを開けているところだった。
免税店を主に、店舗は、わずかだが開いているようだった。
レストランは、数件という感じ。
またすぐに日本に戻らないといけない為、買うものは特にない。

続く

イタリアコロナ>>日本コロナ 日本への一時帰国 5

2020-05-29 10:01:10 | もろもろ、つれづれ



コメントをいただきました。
時差があるため、反映させてはいませんが、ちゃんと届きます。
ありがとうございます。

フランス、いいですね〜

本当は、昔々、フランスに移住したかったんです(笑)



私も、出発がこれだけ早まるとは思っていなかったのですが、元々一時帰国の予定はあったため、出発前から、コロナの関連記事にはかなり注意していました。
発表されなかっただけかもしれませんが、しばらく、空港のPCR検査で発見された陽性の人はいなかったか、ほとんどいなかったか。。。
しかし、2−3日前、ブラジルから来た人が成田空港の検査でなんと4人も陽性、また昨日は、どこからということは言いませんでしたが、2人見つかった、とのニュースでした。

この状態では、空港でのPCR検査がなくなる可能性は低いかもしれません。


また、全国の封鎖が、段階的とは言え解除され、ほっと一息ついたのもつかの間、一部で、じわっと感染者数が増えてきています。

このコロナの面倒な「時差」で、統計に出た人が実際に感染した日はもう少し前ですが、全国で解除になった今、外出は増えてきているため、これから、一時的であっても確実に感染者が増えます。


そこで、解除でホッとしたのは一時で、もう第2波の心配。


海外組の「PCR検査+自己隔離セット」がなくなるのは、かなり少し先になるような嫌な予感(涙)



現実問題、到着の空港から比較的近いところに住んでいて、ご家族は健全、空港までお迎えにも来れるという方は、空港から自宅へ直行、あとは、自宅でのんびりと自己隔離の14日間を過ごすと良いと思います。


一番問題なのは、公共機関(新幹線か飛行機)を使わないと自宅へ戻れない方、です。

同じフライトで、ちょうど同じ時間に空港を出ることになった方のご両親が車で名古屋から迎えに来ていらっしゃいました。
イタリアでも、同じようにかなり遠くから家族が迎えに来ています。
(ただし、空港でPCR検査をやるわけではないので、妥当な措置)

公共機関を利用する方は、特にフライトに関しては14日経たないと搭乗拒否されるともいわれるため、空港近くなどで14日を過ごすことになってしまいます。
同じフライトでも、空港周辺ホテルに向かっている方もいらっしゃいました。


私のように、万が一をことを考えて自宅直行を避け、自宅から比較的近いあたりで隔離用のアパートを確保した場合は、今は、感染の安全圏を過ぎた10−12日程度で、公共機関を使わなければ、自宅へ移動し、14日まで隔離を続けることは決してできないことはないかも、と思いました。



細かく見ると、空港でいただいた書類の内容(多分、改定されていない?)と、厚生労働省などのページに記載されている内容は微妙に食い違いがあります。

それは、多分5月16日から変わったのではないかと思うのですが、

指定された場所から外出しないでください

が、

不要不急の外出を避け、待機する

となっています。


現実問題、外出できないとなると、毎日どうやって食べていけばいいんだろう、ですよね。
もちろん、ウーバーイーツとかはありますが、お金がかかる上に栄養が偏る。。。
それも、数日ならともかく、14日です(涙)


それが、少しは現実的にはなったような気がしました。
とにかくPCR検査で陰性をいただいているわけですから。


私は、ラインがライン・イタリアなためか、アプリは今ひとつうまく作動せず、保健所からの連絡は、今のところ(連絡先になっている)自宅にも入っていません。

体温は毎日測り、自主的にラインのアンケート(簡単な質問が2件だけ)に回答を送っているので、これで大丈夫なのか?



6月からフライトがだいぶ増えるようですね。
そこで、帰国者が増えると、また状況も変わると思います。
改善されることを祈ります。

イタリアコロナ>>日本コロナ 日本への一時帰国 4 成田空港に着いてから

2020-05-27 17:30:58 | もろもろ、つれづれ



たぶん、一番気になるのは、空港に着いてから。


成田空港に着陸して、1時間程度機内で待たされたというような情報もあり、結構どーんと構えていたのだが、乗客は少ないし、飛行機が止まってから15分程度で降りることができた。

以前は、自宅へ帰る組と帰らない組に分けて、自宅に帰る組が先に降り、帰らない組はその後降りる、としていた(こともある)ようだが、乗客は少ないし、分けることもなく前方の人から順番に降りていった。

10人程度づつ、乗務員から指示される。


ここから先の行動は、すべて職員の案内による。

成田で降りる人と、乗り換えの人(外国人ばかりで意外に多かったのだが、15人くらい?)とに分かれる。

降りる人は、案内されてさらに進み、検疫所の手前で少し待つ。

検疫所には、7−8つ程度のテーブルが並んでいる。
機内で記入した(3枚のうちの)2枚の書類を提出し、確認、ライン・アプリの使用の同意書、職員から案内をちゃんと聞きました、という同意書など3枚に署名する。



これがライン・アプリの案内。


ここで笑ったのは、同意書などに鉛筆で署名。。。

ありえない〜
イタリアじゃ、絶対にありえない〜
書類が無効になる〜


各テーブルに、使い捨ての鉛筆が置いてあって、それを使って署名する。
自分の持っているペンを出してください、とは言わない。
ある意味、何て優しい(笑)

もちろん、感染を防ぐ為の非常措置なのだが、それでも、イタリアでは、鉛筆でサインをした書類に有効性はない。


また、どうやって空港を出発するのかというのは、嫌という程聞かれた。
ここだけでなく、この後も、何度も、何度も。

その度に、
車を頼んでます〜

その後、5分も待たないうちに、呼ばれて検査。

片方(だけ)の鼻の穴に綿棒を突っ込み、5秒。
ちょっとだけ痛い。


ある程度の人数が揃うと、待機所の方への案内がある。

20人くらいが、ぞろぞろと案内され、入国審査を通り、荷物はすでにまとめられてあったのを取り、税関は形だけでほとんど素通り。


生ハム犬なんていないし、税関で、スーツケースを開けることもないという雰囲気(笑)

いいんだろうか。。。。
これなら生ハム持ってこれたかも?


(建物内の)外に出た後も、まだまだずんずん進むのに着いていく。

そして、待機所の前で、グループを分けた。


結果を待たずに帰る人たち。
それも、もうすでに迎えが来ているグループと、まだ来ていないグループ。
すでに迎えが来ているグループは、ここで帰ることになるのだが、職員がしっかり付いてくる感じだった。
万が一陽性の可能性もあるから、確かに公共機関に安易に乗ってもらっては困る。

検査結果を待ってから空港を後にするグループ。
ここでダンボールベッドが見られるか期待したのだが、多分場所が違うのだろう、そこまで広くはない。


待機所には、一人用のソファが、間隔を空けておいてある。
しかし、これが、かなりの拷問だった。。。

背もたれが低すぎて寄りかかれない。。。



途中で、壁際の席が空いたので移ったのだが、いや、この椅子は本当に苦しかった。

トイレは近くにあるし、飲み物の自動販売機もある。
SIMカードを借りたい人なども、いいですよ〜という案内はある。

しかし、原則、ひたすら待つだけ。



軽食と水は用意されていて、勝手に取れる。
でも、これだけ。。。
せめて、おにぎりとかサンドイッチとか欲しかった(笑)

そして、バナナのちっちゃいのには笑ってしまった。


待つこと4時間、着陸して5時間半後、結果がでた。
ただし、全員の分ではない、との話。


ここで、私の場合は「自宅で結果を受け取る」に丸が付いていて、さらに待つ。

あれだけ、自宅には帰らない、車を頼んである、結果を待ってから空港を出る、と再三言ったのに〜
お願い〜

さすがに、あれだけ言ったのだから、間違えないでください!とは言った。

急ぐ旅ではないが、椅子の拷問から解放されたかった。。。。

幸い、30分後、つまり4時間半後、着陸して6時間後に検査結果が出た。

予想通り陰性。



これが、検査番号が入った紙。


その後は、もうすっかり放し飼い。

誰もついてくることはなかった。。。


やっぱり、ゆるゆる?

検査結果も、口頭だけで、渡される書類などはない。

なんか、ゆるゆる。。。


なお、メールで、正式に検査結果が入ってきたのは2日後。
だから、結果を待たずに、自宅に直行した人は、結果が2日後に判明したことになる。(と思う)



以上、帰国を考えている方のために。

6月からフライトが増えると思うので、空港での混み具合がまた違ってくるかもしれない。
また、宿泊が復活するかもしれない?
ダンボールベッドは復活しないと良いが(笑)

お迎えの方がいらして、すぐに自宅という方は、ある意味なんとでもなるが、送迎を頼ままくてはいけない方、宿泊施設を自分で確保しなければいけない方は、本当に、いったいいつ(何日に)空港を出られるのか、が一番の焦点となる。

フライトがまた増えたら変更はあり得ると思うので、事前インフォメーションがどうしても必要な方は、たらいまわしにされても、検疫所に電話してみることになると思う。

イタリアコロナ>>日本コロナ 日本への一時帰国 3 KLMのフライト

2020-05-27 14:56:55 | もろもろ、つれづれ



今は、ヨーロッパでは、マスクを着用していない乗客は、フライトの搭乗を拒否される。

KLMからは、1週間程度前に、ご丁寧にも電話で、マスク必須です、との電話が入った。
イタリアからではなく、オランダから。




久々のローマの空港は、人が少ない。
本当なら、この時期、多くの観光客で結構人が多いはずなのに。

念のために早めに空港へ行ったが、チェックインは余裕、セキュリティ・チェックを過ぎると、警察によるコントロールがある。
「移動証明書」を提出し、移動理由の簡単なチェック。
(今は同じ州内の移動の場合は、移動証明書の携行、提出義務がなくなったのだが、州をまたぐ移動、国外へは提出が必要)
私はちゃんとした理由があったためすぐに通過できたが、何やら長い説明を受けている人もいた。



空港内はこんな感じで、人は少ない。




ローマからアムステルダムまでのフライトは、100人乗りのかわいい小型機。
席は、通路を挟んで2−2、という構成。
その席を交互に利用。
空席が少しあったので、搭乗客は40名程度?

座席の上に、小さな箱に入ったスナックが置いてあった。
水とサンドイッチとクッキー(のようなもの)。




機内、途中で少し寝てしまったが、乗務員がサービスのために廊下を通り過ぎることは全くなかった感じ。

乗務員はもちろんマスクをしている。


定刻より早めに出発、アムステルダムにも、定刻より早く着いた。
スキポール空港での乗り換えは非常にスムーズに行き、次のフライトまでは結構待ち時間があった。

空港の店舗は、もちろん閉まっているお店も多いとはいえ、想像よりは開いていた。
簡単なお土産も買えるし、軽食程度なら取れる。




イタリアのソーシャル・ディスタンスは、以前は1.5mだったのが、解除にあたって、もっと現実的な数字、1mに変更になった。
オランダでは、1.5m。





さて、いよいよ、日本までのフライトは、この飛行機で。


乗客は50人程度だったと思う。

使用していけない席は、3−4−3の構成で、3人席の真ん中1つと4人席の真ん中の二つ。
なぜか、3席の窓側をとった私の一つ空いた隣に、ルーマニア人の男性がやってきたのだが、あとで考えると、向こう側と間違えたのではないかと思った。
とにかく、距離が近すぎるし、こんなに乗客が少ないのに、なんで3人席を二人で使うわけ??と思い、離陸後、空いてる席に移動した。
(離陸後の移動は全く自由、と言われた)



席には、結構大きな袋にいっぱい入っているスナック、他にサンドイッチが置かれていた。
袋の中には、水、コーラ、そして、スナック、チョコレート、ビスケット(みたいなもの)などが雑多に、あとはみかんが2つ入っていた。

9時間を超えるフライトは、暖かい食事を1回出すことになっている。
離陸して3時間目にお持ちします、との案内が事前にあった。



トレーに載ってでてきた食事は、ビジネスクラスも同じで、冷たいパスタで作ったサラダ風の一品と暖かいマカロニ、デザート(甘かった〜)と水。
いたってシンプル。

飲み物、スナックは、案内は一切ないが、ギャレーに行くと置いてあったので、水などが足りなくなったら、勝手に取ることはできる。

温かい飲み物は一切なし、アルコール類もない。

もともと乗客が少ないが、みんな最低限しか席を立たない雰囲気。

商務員が、時々、トイレの消毒をしているようだった。

かなりきちんとしていて、安心できる感じ。


日本へ近づくと、(日本人には)3枚の書類を配ります、との案内。
着いてから提出していただくものなので、必ず機内で記入してください、との案内。

ー携行品、別送品申告書(いつもの書類)
ー入国される方へ検疫所よりお知らせ 
ー質問票

質問派もっと細かいかと思ったが、そうでもない。
熱や症状はあるか、などなど、いたって平凡な質問ばかりだった。
ホテルやアパートに滞在する場合は、「ホテル」「アパート」などの表記だけで、名前まで書く必要はない。
空港までのお迎えに関しても、誰が迎えに来るのか、間柄のようなものも書く必要はない。

日本って厳しいと言いながら、なんか、甘い、なんかゆるい。。。。という感じが書類から漂う。。。。


そして、いよいよ着陸〜

イタリアコロナ>>日本コロナ 日本への一時帰国 2

2020-05-26 10:26:02 | もろもろ、つれづれ




日本への一時帰国を決め、自宅に帰るにしても、どこかの宿泊所に泊まるにしても、気になるのはPCR検査。
結果が陽性というのはほとんど疑っていなかったが、陰性でも結果がいつ出るのか。


これで、車と宿泊所の手配も変わってくる。


家族の方が迎えに来てくれて、結果が万が一陽性であっても、あと聞くので大丈夫という人は、検査が終わったら、(すぐにではないが)空港を出られる。

しかし、検査結果を待ってから空港を後にする人は、検査結果がいつ出るか、これが、ある意味最大の焦点。


帰国の予定を立てた時、調べると、当日出ることもあるが、1−2泊する(ことが多い)ように、随分と読んだ。
中部空港まで飛行機で運ばれた話や、ダンボールベッドで寝た話などもあり、当日はでないと思われた。

そこで、迷ったのだが、あとは野となれ山となれ、でフライト到着の翌日からアパートの予約をいれた。
また、検疫所の都合で泊まる場合、翌日は、幾つかの方面へ送ってもらえるバスが出るらしいというので、予約したアパートに近い羽田空港からの車の利用としていた。


ところが、ちょうど、出発の週になって、日本での感染者がかなり少なくなり、もしかしたら当日結果が出るかも?と焦った。
泊まるところも、車もない。



イタリア大使館の人から言われていた厚生労働相に直接電話をかけてみたが、わからず。
当日に出ることもあるし、1−2泊もありますね〜、と。

たまたま、成田空港職員の方がお客様の中にいらしたのを思い出し、連絡を取ると、丁寧に調べてくださった。
KLM(午前中に到着)は、当日に結果が出ます。

あれ〜

その時にわかったのは、検査の結果が何時頃出るのかがある程度はっきりとわかるのは検疫所、ということ。
電話をして問い合わせるなら、検疫所が良いと思う。


ということで、当日結果が出るということが直前にわかり、ホテルと車の同時手配。

出発前日になんとか全部予定が立てられた。


最近は、フライトがかなり少なく、利用客も少なく、検疫所も慣れてきたこともあり、だいぶ迅速になっているように感じた。
しかし、6月に入り、フライトの数が増えたら、どうなるかわからない。
もちろん、PCR検査を撤廃、ということはあり得るかもしれない。


もし、当日、どこかホテルを探さなければいけない場合は、空港には、開けているホテルが必ずある。
開いていれば、まず間違いなく、空いている。

だから、最悪はなんとかなる。



KLMからは、事前にメールと電話までいただき、マスク必須です、そして、サービスがかなり限られることはわかっていた。
とても丁寧な対応には安心だった。

さすが、オランダ人。

アリタリアにはできないよね〜(笑)

そして、いよいよ出発〜


イタリアコロナ>>日本コロナ 日本への一時帰国 

2020-05-25 20:21:51 | もろもろ、つれづれ



やっと、日本で落ち着いた感がある。

いま、帰国を考えている人のために。

たかだか一時帰国(もう何十回もしている)をするだけなのに、こんなに面倒だと思ったことはない。
こんなに大変だったことはない。

でも、友人と知り合いの協力(本当にありがたや〜)で、無事に日本に着き、PCR検査を経て、現在日本で自己隔離中。


今日、東京を含め、日本全国が緊急宣言から解除になった。
しかし、外国からの入国に関して、自己隔離がなくなるのはいつになるかわからない。



まず、帰国を感えたら、
在住している国の大使館のHPで、情報を確認
外務省の海外安全ホームページを閲覧
厚生労働省のHPで新型コロナウィルス感染症についてのページで、帰国関連情報を閲覧
をすると良い。

6月に入ると、フライトが増える(ようだ)が、5月中は、極少。

イタリア大使館情報で、幾つかの選択方法があるように見ていたが、結局はKLM以外の方法はなかった。

本当はルフトハンザで羽田着にしたかったのだが、HPを見ると、フランクフルトでの乗り換え21時間。。。ひえー

つまり、ローマ〜フランクフルト、1日2本のうち、うまく乗り継げる午前中のフライトはずっと満席、夜便に乗り、フランクフルトに1泊してから翌日の羽田行きのフライトに乗り継ぐしかなかった。
すぐに却下。

そこで、乗り換え空港で、乗り換えに問題が起こらない、そして、荷物のスルーが確実、という情報のフライトを選ぶことになり、選択はKLMだけになってしまった。

幸い値段は安かったので、到着が成田空港だが仕方ない。
これで妥協する。



日にちを決める。

都合で、できるだけ早く帰りたかったのではあるが、一つ、まずったことがある。
できるだけ早い方が良いと思ったので、たまたま予約したフライトが土曜日着だった。

もし、誰かが空港まで迎えに来てくれるなら、何曜日でも問題はない。

しかし、もしも、空港から送迎車を頼む予定であれば、平日着にして、週末は避けたほうが良い。

平日でも週末でも値段は変わらないのだが、いくつかある会社のうち、安い会社は早くから予約でいっぱいになってしまうようで、ダメだったり、時間の融通が聞かないようだった。
そこで、結局利用した会社は、とても良い会社だったが、成田空港から都内まで30000円。
この出費は結構痛かった。

今は、ソーシャル・ディスタンスの関係で、9人まで乗れる車に4人までしか乗れないようになっているのだが、それを、一人で豪快に利用。
ドライバーさんとの間に、ビニールの仕切りがあるかと思ったのだが(そうしている会社もあるよう)、それはなかった。

毎回の送迎前後にちゃんと消毒してるんだろうなぁ、という安心感があった。
もちろん消毒している光景を見たわけではないが、ドライバーさんの雰囲気から、間違いないだろう、と感じられた。



そして、自己隔離のための宿泊所の予約。

私はキッチン付きが良かったのでアパートを予約。

これも、直前だと、週末のほうが予約が難しくなるため、やはり、平日に到着したほうが良いと思う。

最初目につけたところは、出発の日にちなどを考えているうちに週末部分がダメになり、別なところを予約。

ただし、今は違うと思うが、宿泊を拒否されたというケースがあった(という情報)ため、念のために、予約前に確認することとする。

この時、日本の友人が直接電話して聞いてくれて、本当に助かりました〜
もう、涙、涙の感謝でした。

アパートの予約完了。



ただ、問題は、空港で行われるPCR検査結果がいつ出るかがわからないこと。
当日出るかもしれないという情報もあったが、ほとんど、1−2泊することになる、とあった。
そこで、1泊するかもと踏んで、到着の翌日からアパートを予約した。

また、1泊すれば、羽田空港までの送迎バスが出る、という情報だったので、実は、車も成田からではなく羽田からの予約としていた。

あとは野となれ山となれ。。。

続きます〜


イタリア コロナ ロックダウン解除2 やっと少し空気が変わってきた

2020-05-16 22:11:54 | もろもろ、つれづれ



5月4日からの封鎖の段階的解除で、17日までを フェーズ2−1 とすると、5月18日からは フェーズ2−2。


やっとやっと空気が少し変わってきた。


発表された、5月18日からの解除内容。

州内の移動はやっと自由になり、州内で動く分には、移動の際の自己申告書が必要なくなった。
そこで、イタリア人はセカンド・ハウスを持っている人が多いが、同じ州内であれば、問題なく行けるようになった。

ただし、州外への移動は、6月2日までは、仕事、健康、理由が自宅に帰るとか、他、急な用事でない限りは許されていない。


やっと友人と会うことが許されるようになった。
5月4日から、家族、親戚、恋人同士などは会えるようになったが、友人や知り合いと会うことはまだダメで(もういい加減隠れてあっている人は多いが)、しかし、18日からはそれも堂々と会えるようになる。
ただし、室内であれば、1mのソーシャル・ディスタンス(1.5mだったのが1mになった)を取ること、マスクをすることという規定はある。

もちろん、友人の集まり(人数に規定はない)はダメで、当然、イタリア人が好きな誕生日会などもダメ。
だから、しばらくは、せいぜい2−3人での集まりになるだろうけれど、それでも、やはり友人と会えるようになるのは嬉しい。


美術館も、同じく、予約や、ソーシャル・ディスタンスやら、いろいろの制約はあるが、やっと18日からオープンする。

各美術館や史跡によって実際のオープンの日にちは違うが、ローマのコロッセオも、人数をうんと限定して、入場できるように準備をしているところである。


そして、この時期、イタリア人が一番気になるのは、海。
海大好きのイタリア人が、海に行けなくなったら、イタリアの太陽の下で干からびそう。

一つのパラソルの空間は10㎡、チェアやベッドの間隔は1.5mとなった。
利用は予約制。

結局、パラソルごとにプレキシグラスで囲むとか、(たぶん木製素材)で丸いドームを作って囲んでしまうとか、ユニーク案がいくつか出されたが、「幸い」ボツになったよう。
でも、取り入れるのは構わないので、 この夏は、イタリアのどこかにそんなビーチが登場するかもしれない。


また、イタリア人が好きなのは、美容室。
日本人より利用が多いのではないかと思う。
これももちろん予約制での利用。
多くの制限があるが、6月1日からオープンとなっていたのが前倒しになった。


食料品以外の店舗もオープン。
広さにより、一度に入れる人数がきまる。


レストラン、バールも、どうなるかと思ったが、最終的なソーシャル・ディスタンスは1m。
レストランに関して、隣のテーブルだけでなく、向かいの同行者との間にもプレキシグラスを設置することになるのか、距離を守ればなくても良いのか、テーブルの大きさなどはレストランによるので、実際にどうなるか。

前にグラスがあったら、乾杯はグラス越し、グラスが空になっても、注いであげることはできないし、お熱いカップルが多いイタリアで、手を伸ばすことができな(笑)のだけど。



今日の新たな感染者は、875人。
5月4日に解除が始まり、人の移動が増えた。
北イタリアに止まり、復活祭にも家族に会いに行くことができなかった人たち、同じ町にいても会うことができなかった家族間の移動が始まっている。
コロナは「時差」があるので、それらの移動がどのような悪影響を及ぼすかは、誰にもわからない状態だったが、10日以上たち、新たな感染者の発生がだいぶ抑えられている。


ということで、18日からは、いよいよイタリアの空気が、本当に少しだけかもしれないが変わる。


さて、これでやっとコロナから一歩脱出、晴れて友人にも会える〜 と思うのだが、実は、急な用事で日本に行かなくてはいけないことになり、結局は、日本でまたコロナの渦中に引き込まれる。(涙)

帰国したら、空港でのPCR検査、そして、陰性でも14日の自己隔離義務があるし、一体いつになったら「私のコロナ」が終わるのか。。。。。

それでも、1月の終わりから始まったイタリアのコロナに、収束へ向かう光が差してきたことが心から嬉しい。



イタリア コロナ ロックダウン解除 解除から1週間

2020-05-11 23:40:17 | もろもろ、つれづれ



イタリア全土のロックダウンが解除されたのは5月4日。
段階的解除の第一歩目を踏み出した日。

今日になってやっと、ローマのある州、ラツィオ州での新しい感染者数が25人にまで減少した。

それも、ラツィオ州は、5つの県からなっているのだが、ローマ県以外はゼロ、という快挙。

ラツィオ州は幸い、北部のように多くの感染者は出なかったのだが、400人に上った日が1日あり、通常、100−200人だった。
4月20日ごろから徐々に減少していたとはいえ、25人という数字は、さすがに少ない。

ラティーナ県 0
ヴィテルヴォ県 0
フロジノーネ県 0
リエーティ県 0

そして 
ローマ県 25 
だが、ローマは広いので、その内訳、
ローマ市 12
ローマ県のローマ市外 13
の合計 25人

となっている。

一人の感染者が他の人を感染させる数値は 0.3 まで下がった。


そして、イタリア全体でも、新しい感染者数は744人。
死者も200人以下となっている。


やっとここまで来た、という感じ。
しかし。。。

もう日本でも理解されていると思うが、このコロナには「時差」がある。

つまり、5月4日の(段階的)解除後、州をまたいでの移動が条件付きでできるようになり、まだ本屋などの一部の店舗しか開いていないが、多くの人が外出するようになり、どうなるか。

この結果が出るのは、10−14日後となるため、今週後半から末となる。

多少の感染者の増加は仕方がないとしても、許容範囲内であることを心から祈る。


日本も、新しい感染者数が減少しているが(ようだが)、本当にじれったいことに、「その日」の結果が出るのに10日はかかる。
そこで、今日の油断が跳ね返ってくるまで時間がかかるので、どうか、本当に警戒を緩めることがないように心しないと。