在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

ベネチア広場のクリスマスツリーの運命 まだ見てない人は木曜日まで

2018-01-09 20:07:49 | もろもろ、つれづれ
今年のイタリアのクリスマスツリーで一番人気だった(笑)ローマはベネチア広場のツリー。



Spelacchio「むしられた」というかわいそうなあだ名がついた木。
または、トイレブラシ。

枯れて葉はしょげ、取れてかわいそうだったが、25日のクリスマスまで持たない、言われたのもなんとかなり、いよいよクリスマスシーズン終了、引退となった。

ちなみに、日本では、クリスマス終了と共に正月の飾りに一斉に変わると思うが、こちらでは新年になってもまだクリスマスの雰囲気は続く。

イタリアでは、1月6日が祭日。
こどもの日。
ベファーナおばあさんが、良い子にはお菓子、悪い子には炭を持ってくる。

サンタがプレゼントを持ってくるのはクリスマス、その後すぐに、今度はベファーナおばあさんがまたプレゼントを持ってくるので、イタリアのお父さんお母さんは忙しい。(笑)

しかし、1月6日は東方から3人の博士がプレゼントを持ってやってきた日なので、宗教的にもちゃんとした子供の日なのである。



さて、6日を過ぎ、クリスマスツリーやクリスマスの飾りプレセピオなどの片付けが始まる。
華やかだった街の飾りも、一斉にではないが徐々に消えていく。

さて、今年のお騒がせの「スペラッキア」が、どうも、故郷に帰って、お母さんと子供の小さな山小屋「ベビー・リトル・ホーム』になることが決まったらしい。

あれだけ散々な言われ方をしたので、ツリーも喜んでいるかも。

ただ、飾り付けの取り外しが始まった途端、許可がまだだったらしく、ストップかかり、一旦外した飾りをまた取り付けたらしい。
そこで、ツリーが見れるのは木曜日(11日)まで。

まだ見てないーという人は、まだチャンスあり。


Roma Today掲載の写真より 取り外し(再取り付け??)の模様