タクシーの支払いでボラれないために
先日、ある方から、
ネットに、イタリアでは高額紙幣を使ってはいけないようなことが書いてありましたが本当ですか?
との質問があった。
正確には若干違うと思うが、とにかくこんな趣旨の質問であった。
とは言っても、財布の中に高額紙幣しかないときはどうしようもない。
さて、まず、日本なら、100円のものを買うのに、9900円のお釣りをもらうことには問題がないと思う。
店員は、心の中では、全く〜(怒)と思っているかもしれないが、文句は言わずにお釣りを返してくれる。(と思う)
だから、わざわざあらかじめ、10000円札を5000円2枚とか1000円札に変えておく必要がないが、もししたければ、銀行でもホテルでも、問題なくやってくれると思う。
さて、イタリア。
まず基本的に小額紙幣、そして、小銭はもっと不足している。
どれくらいのお金が毎年発行されているとか流通しているとかは知らないが、世界中から来る観光客が、余ったお金を持って帰ってしまうことも原因の一つだろうと思う。
と言っても、これはイタリアだけの話ではなくなってくるので違うかもしれないが、とにかくイタリアでは、昔から万年、小額紙幣と小銭が不足している。
そこで、日本で両替してきた高額紙幣を、ホテルのフロントで両替してください、というと、今はない、と言われたり、やってくれても渋々、それも、10ユーロが10枚欲しいのに、できないと言われたり、いろいろ。
(銀行ならできるはず、と思うのは日本の考え方で、確かにできないわけではないが、たぶん30分は待つことになると思う)
そうなると、タクシーに乗るときや、買い物をするときに、高額紙幣を出さなければいけない事態が生じる。
さて、本題。
どうやったら、ここでボラれるのを回避できるか。
買い物の場合は置いておこう。
問題は、特にタクシーである。
まず、こちらでは、お釣りは引き算をしない、ということを念頭に入れておく。
つまり、足し算をして、お釣りを返していくのである。
9ユーロ支払うのに100ユーロ紙幣を出すとどうなるか。
まず1ユーロを返してくれる。
そして、40ユーロを、どういう紙幣の組み合わせかはわからないが返してくれ、そして、最後に50ユーロ紙幣(もちろんあれば)。
これが、まあ実にスローな場合が多い。
わざと、と思える時もある。
ここで、紙幣を1枚、2枚、あっちから出してまた1枚、と返しているうちに、最初にいくらの紙幣を出したのか、それが50ユーロだったのか、100ユーロだったのか、わからなくなることもある。
そこで、50ユーロまで返してくれた時点で、運転手の動作がストップすると、あれ?終わり?出したのは50ユーロだったっけ?100ユーロじゃなかった??となることもある。
特に、グループでいたりすると注意散漫、ありがとう〜と言いながら、タクシーを降りて、あとで気がつくこともある。100ユーロ出したはずだ〜
しかし、後の祭り。
小狡い運転手の場合は、こういう心理を狙っているのだと思う。
そこで、以下が注意点。
1。できるだけ高額紙幣を出さない。(まず基本)
2。高額紙幣を出した場合、運転手に渡す際に、できれば口に出して、50ユーロ、100ユーロと言う。
3。領収書を、必要がなくても請求しておく。
4。そして、重要なのは、1枚1枚返してくれる紙幣を、次から次に(自分の)財布に入れない。
全部の紙幣を返してくれてから、いっぺんに入れる。
これで、返してくれた金額が一目瞭然、ボラれる手口をかなり回避できるのである。
これを1枚1枚財布に入れていると、いくら返してくれたかがわからなくなり、さらに、いくら渡したのかもわからなくなると、完全にカモになってしまうのである。
どうぞお気を付けを。
先日、ある方から、
ネットに、イタリアでは高額紙幣を使ってはいけないようなことが書いてありましたが本当ですか?
との質問があった。
正確には若干違うと思うが、とにかくこんな趣旨の質問であった。
とは言っても、財布の中に高額紙幣しかないときはどうしようもない。
さて、まず、日本なら、100円のものを買うのに、9900円のお釣りをもらうことには問題がないと思う。
店員は、心の中では、全く〜(怒)と思っているかもしれないが、文句は言わずにお釣りを返してくれる。(と思う)
だから、わざわざあらかじめ、10000円札を5000円2枚とか1000円札に変えておく必要がないが、もししたければ、銀行でもホテルでも、問題なくやってくれると思う。
さて、イタリア。
まず基本的に小額紙幣、そして、小銭はもっと不足している。
どれくらいのお金が毎年発行されているとか流通しているとかは知らないが、世界中から来る観光客が、余ったお金を持って帰ってしまうことも原因の一つだろうと思う。
と言っても、これはイタリアだけの話ではなくなってくるので違うかもしれないが、とにかくイタリアでは、昔から万年、小額紙幣と小銭が不足している。
そこで、日本で両替してきた高額紙幣を、ホテルのフロントで両替してください、というと、今はない、と言われたり、やってくれても渋々、それも、10ユーロが10枚欲しいのに、できないと言われたり、いろいろ。
(銀行ならできるはず、と思うのは日本の考え方で、確かにできないわけではないが、たぶん30分は待つことになると思う)
そうなると、タクシーに乗るときや、買い物をするときに、高額紙幣を出さなければいけない事態が生じる。
さて、本題。
どうやったら、ここでボラれるのを回避できるか。
買い物の場合は置いておこう。
問題は、特にタクシーである。
まず、こちらでは、お釣りは引き算をしない、ということを念頭に入れておく。
つまり、足し算をして、お釣りを返していくのである。
9ユーロ支払うのに100ユーロ紙幣を出すとどうなるか。
まず1ユーロを返してくれる。
そして、40ユーロを、どういう紙幣の組み合わせかはわからないが返してくれ、そして、最後に50ユーロ紙幣(もちろんあれば)。
これが、まあ実にスローな場合が多い。
わざと、と思える時もある。
ここで、紙幣を1枚、2枚、あっちから出してまた1枚、と返しているうちに、最初にいくらの紙幣を出したのか、それが50ユーロだったのか、100ユーロだったのか、わからなくなることもある。
そこで、50ユーロまで返してくれた時点で、運転手の動作がストップすると、あれ?終わり?出したのは50ユーロだったっけ?100ユーロじゃなかった??となることもある。
特に、グループでいたりすると注意散漫、ありがとう〜と言いながら、タクシーを降りて、あとで気がつくこともある。100ユーロ出したはずだ〜
しかし、後の祭り。
小狡い運転手の場合は、こういう心理を狙っているのだと思う。
そこで、以下が注意点。
1。できるだけ高額紙幣を出さない。(まず基本)
2。高額紙幣を出した場合、運転手に渡す際に、できれば口に出して、50ユーロ、100ユーロと言う。
3。領収書を、必要がなくても請求しておく。
4。そして、重要なのは、1枚1枚返してくれる紙幣を、次から次に(自分の)財布に入れない。
全部の紙幣を返してくれてから、いっぺんに入れる。
これで、返してくれた金額が一目瞭然、ボラれる手口をかなり回避できるのである。
これを1枚1枚財布に入れていると、いくら返してくれたかがわからなくなり、さらに、いくら渡したのかもわからなくなると、完全にカモになってしまうのである。
どうぞお気を付けを。