在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Vinitaly 2019 続き

2019-04-02 00:14:31 | イタリア・ワインABC
今年のヴィニタリーは4月7日から10日 続き






さて、開催の時間は、

日曜日から水曜日までの
9:30から18:00まで

18:00に閉館である。

昔と違って、今は結構閉館時間にうるさい。
放送がガンガンなる。
そこで、粘っても、試飲はほぼ18;00で終わり、その後は出口に向かうような予定になる。

なお、述べたように、最終日、水曜日は、午後になると誰もいなくなるスタンドが出てくるので注意。
重要なアポは取らないほうが良い。

15時を回るとそろそろ閉会ムードになってくるので、早めに切り上げて、ミラノやらローマやら、他都市に移動してしまうのも手。
4日目となると疲れが出てくるので、律儀に最後までいて、移動が遅くなるより、多少早めの列車を予約するほうが体に優しい。

そして、もし、1日しかいけない場合、間違っても最終日を選ばないように。
2日しかいけない場合も、最終日を入れるとやはり勿体無い。
とにかく、最後の日、水曜日は半ドンくらいの気持ちでいたほうが良い。
ここはイタリア〜である。




朝の入場は、ちょっとのんびりしてるとものすごい混雑に遭遇する。
初日は特にすごい。
本当にすごい。
毎回思うのだが、どうもまあ入場の効率が悪く、入場にまあとにかく時間がかかる。

そこで、律儀な日本人は、早起きをして、早めに並ぶことをお勧めする。
イタリア的に9時30分に着けばいいだろうくらいの気持ちでいると、いやーすごい人に遭遇する。
おまけに、実にイタリア的に、いったい列がどんなになっているのかもわからず、横入りもいるし、少し進む列と全然進まない列と、訳がわからずイライラしてくる。

だから、イタリア人の友人とどうしても一緒に行かなければいけない場合は仕方ないが、時間がもったいないと思ったら、それを振り切って早く行くことをお勧めする。


次にどこに泊まるか。
これは切実な問題である。

会場のすぐ近くのホテルに泊まる人は少ないだろう。
値段がべらぼうに高いからである。

通常は市内のホテル。
特に観光客であれば、夜、ちょっと観光も兼ねて、市の中心部に泊まりたい所である。

しかし、この時期は、値段が本当に上がる。
ぼったくり値段に近い。
おまけに、3泊4日、通しでないと貸さないホテルも多いから、余計に金額が張る。

アパートも多数あるが、これも大抵通しで貸すところが多いのと、早めに予約しないと、良い所、便利な所はすぐに埋まってしまう。

あとは、隣町のヴィチェンツァあたりのホテルの場合、有料で送迎の車を出してくれるところもあるので、ホテルに相談してみるのも手。

結構奥の手、意外と便利なのがマントヴァの駅前のホテル。
マントヴァは、駅前にいくつかホテルが並んでいて、結構便利。
そして、列車でヴェローナまで往復する。

ちょっと面倒に思うが、ホテルの値段自体がヴェローナに比べると安いので、ヴェローナで、変な安ホテルに高額な値段を出すくらいなら悪くない。

列車は1時間に1本しかないが、45分の道のりで片道4ユーロちょっと。

また、夜もざわざわしているヴェローナに比べると静かである。

もちろん、車のあるイタリア人はいろいろなところに泊まる。
ヴェローナの郊外でも良いし、近場でガルダ湖、あとは、品の良いアグリを探すのも良いかも。

またまた続く〜