写真だけのモハッラム月(アーシューラー)(7) Ahwaz(アフワーズ)
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2009年12月21日。
テヘランからフーゼスターン州のアフワーズに移動。
カシュガーイーやアフシャールの少数民族の方が多い。
夕刻、食事を食べるためににぎやかな方向に出かける、
ここはイラン南部の水域に住む魚のシチューなどが有名だというが、生憎そういったものが食べられるレストランには辿り着かなかった。
フーゼスターンのアフワーズでは魚のシチューを食べ損なったが、代わりに魚を売る人々やアーシューラー前のモハッラム月の緊張感に出会うことが出来た。
おいおい写真をUPしていきたいと思います。よろしければみていただけましたらうれしいです。
今回はまず、アフワーズでのモハッラム月のようすを記録したい。
写真は夕食に行く途中でみかけたようす。
警官に写真の承諾を得てとらせていただいたうちのほんの一部。
雰囲気だけでも記録しておこうと思う。
全体にぼけてしまっていることをお許し下さい。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。
感謝申し上げます。
2009年12月21日
2010年度 50册目
『身辺怪記 』
朝日新聞社
坂東眞砂子 著
1997年4月1日 第1版
P.217 1236円(+税)
誰もが題名くらいは知っている映画だろうとと思われる『死国』の著者、坂東眞砂子さんのエッセー。
坂東眞砂子さんは昭和33年生まれ、高知出身の方。
大学は奈良女で、京都と奈良の違いについても書かれていた。
高知出身とあって死後の世界に幼いことから疑問を感じて本などを読みあさったそうだ。
絵金などにも触れられていたが、何か違う部分を記されていた。
坂東眞砂子さん死後の世界は『チベット死者の書』が最も近いのでは無いかと書かれていた。
『チベット死者の書』といえば以前チベットについて記録した際に、親切な方から教えていただいたことのある本だ。
坂東眞砂子さんは俗習や風習を残すべきだと書かれている。
とある田舎などでは、あえて孫などには言い伝えを耳に入れさせないという。
なるほどと感じた。
坂東眞砂子さんは自分の小説の中にはできるだけ俗習や風習を取り入れているという。
しかしそういった俗習や風習をわからないで素通りして読んでいる人も多いのだろうとおっしゃる。
民俗学が好きとおっしゃる著者坂東眞砂子さんの力強い言葉だと感じた。