33; 『武者小路実篤集』から「わしも知らない」「人間万歳」 武者小路実篤 日本文学全集23 集英社 昭和46年
日本文学全集 23
集英社
武者小路実篤
昭和46年初版 昭和51年7版
「わしも知らない」(47-59)
「人間万歳」 (251-293)
昭和46年初版 昭和51年7版
武者小路実篤はリンドグレーンの次に好きになった作家かも知れない。
十代前半に読んだ武者小路実篤の小説や詩だが、なぜ好きになったのだろうと気になっていた。
この度ふと思いだし、手にとってみる。
今の気持ちにあった詩もあった。
「わしも知らない」「人間万歳」を読む。
「人間万歳」は簡単な言葉で、人間社会が痛烈におかしく描かれている。
これなら十歳そこそこでの子でも、好きになるでしょう…と、納得。
小学生から中学生にかけて 星新一やマンボウや狐狸庵、詩では朔太郎や光太郎に流れるのもごく自然。
わたしってミーハーな普通の少女だったんだとあらためて感じた。
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