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記録のみ
2010年度 172 『思い出』『魚服記』『列車』『地球図』
太宰治 著
筑摩現代文学大系 59
筑摩書房
1975年9月20日
492ページ
うち 『思い出』『魚服記』『列車』『地球図』 14-53ページ
『思い出』
私は太宰治についてどれだけのkとを知っていたのだろうか。
太宰治へ抱くイメージが覆された。
『思い出』は私の関心ごとにおいても小説としても好きな短編だった。
わたくしが知らない古きに本だが、どこか懐かしさを覚える作品だったと感じる。
『地球図』
シロオテは折檻されながらも、日夜、長助はるの名を呼び、その信を固くして死ぬるとも志を変えるでない、と大きな声で叫んでいた。
それから間もなく牢死した。下策をもちいたもおなじことであった。
うん?
【その信を固くして死ぬるとも志を変えるでない】とな?
設定は全く異なるが、最近こういった映画を見たような気がする。
レンタルDVDで見た『ブレイブハート』と終わり方が似ている。
『地球図』は方かなのちりばめ方が小説無いようにぴったり。この小説、少しかたさは感じるが、おもしろい。
今回も記録のみにて失礼致します。
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