NO.3
家の近くでもぽちっとシャッター。
おぉ~、sunrise~~
思わずユーライア・ヒープを口ずさんでおりました。
大和の朝日 2 ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/37271fd100bd2cd244e8d46d141e821e
大和の朝日 3 ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/b3167820a8e3fa06c1c8c8ba5d20dca8
NO.3
家の近くでもぽちっとシャッター。
おぉ~、sunrise~~
思わずユーライア・ヒープを口ずさんでおりました。
大和の朝日 2 ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/37271fd100bd2cd244e8d46d141e821e
大和の朝日 3 ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/b3167820a8e3fa06c1c8c8ba5d20dca8
NO.2
2006年12月2日
大和の朝は優しく穏やかな光に包まれていました。
しばらくすると、朝日は田畑を照らし始めました。
さあ、一日の始まりです・・・
この写真は田畑を照らし始めた時のものです。
大和の朝 1 (1,2分前の朝日) ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/b3167820a8e3fa06c1c8c8ba5d20dca8
大和の朝 3
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/06c54948c2ce3d336f3be51a17d394b4
NO.1
2006年12月2日
大和の朝は優しく穏やかな光に包まれていました。
しばらくすると、朝日は田畑を照らし始めました。
さあ、一日の始まりです・・・
大和の朝 2 (1,2分前の朝日) ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/37271fd100bd2cd244e8d46d141e821e
大和の朝 1 ↓
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/06c54948c2ce3d336f3be51a17d394b4
京都の三千院には『虹の間』があります。
下村観山作の大胆な構図の虹の襖絵で、勢いのよいの虹が鴨居の上から襖に向かって、いっきに勢いよく描かれています。
この虹の絵には赤は使われてません。
この『虹の間』の奥は『玉座の間』があります。
庭から『虹の間』を覗くと、『玉座の間』は右に当たります。
この『玉座の間』がちょうど虹の『赤』にあたるために、赤は除かれているとタクシーの運転手さんがおっしゃってました。
『玉座の間』の天井は組み木?のようになっており、侵入者を防ぐものだそうです。これがまた美しい天井で、見とれてしまいます。
また二重にせりあがった台座の上に座布団がひかれ、下から敵の刀が通らないようになっているとのこと。
よく考えられた御部屋です。
『虹の間』と『玉座の間』の境目には簡素な襖四枚で仕切られており、襖は全開されてはおりませんでした。
左右両方が絶えず三、四十センチ閉じられているそうです。
この襖を開けることができるのはここまでで、あとの三、四十センチは開かずの襖です。
これも敵がなだれ込む危険を防ぐための工夫ということです。
掛け軸には『楷書』『行書』『草書』など全てが含まれた勢いのよい『鷲』という文字が掲げられています。これは王義之が書かれたものだそうで、とても嬉しくなってしまいました。
『虹の間』『玉座の間』から庭を望むと美しい杉がそびえたっています。
美と機能性を考えられた二つの間は、見事な出来栄えとしかいいようがありませんでした。
二間とも趣向の凝らした部屋で、とても楽しむことのできる空間でした。
写真は『虹の間』です。
廊下の外から内側に向かってフラッシュ無しでシャッターを押したのですが、虹が途中まで写ってくれていました。
2006'12'01
先日京都の三千院の円融蔵にて鈴木松年作の 『松竜騰空図』(1905年)を観た。
『松竜騰空図』とは襖12面から成り立っており、全面に力強く豪快且つ勢いよく描かれた淡色墨絵。
鈴木松年は1848-1918、鈴木百年の長男として生まれ,京都府画学校出仕。
筆力雄健とたたえられた。
絵は襖12面全体でみて、右から1/3くらいの位置に行者。
真ん中から左にかけては松。
左部分松の枝別れした部分からは力強い見事な竜が描かれている。
行者は面力によって松を竜に変えるといった内容。
これは行者、松、竜の姿を借りて、人生そのものを表現しているということらしい。
竜は各地方の民話などにも多く残されているが、行者は何を考えて松を竜に変えたのかと考えているうちに、襖の前で時はどんどんとたっていく。
竜の話といえばカブキでもいくつか取り上げられてはいるが、中でも荒事の『ナルカミ』は女が綱を切って竜を逃がすといった内容だ。
『ナルカミ』や民話などから考えても 竜は昔から天気や五穀豊穣と密接な関係を持っていたに違いないと考えられる。
とすれば、確信なできませんが、この襖絵は願い、すなわち繁栄を願ってのめでたい絵として描かれ、収められたのではないでしょうか……
行者の念力は煙の姿を借りて、空高く中央上に伸びきる。
この煙が先日みた信貴山の山伏問答の末に 組み松明?に火が付けられて煙となり、一筋の煙となって空高く舞い上がった煙に通じる感覚を覚えた。
やはり空には異世界といった意味合いがあるのだと、この絵を観て再ためて感じた。
竜が待つとなってその勢いは竜の前位置までも風となって吹き返す。
構図は襖12面をくるくると視線が回るように描かれ、計算しつくされていた。セザンヌと共通する空間や空気の流れが 絵画的な理数的感覚を感じさせ、魅力的で素晴らしい作品であった。
『松竜騰空図』は個性的で紳士的な男性と紅茶を飲みながら 趣味の話が弾んだといった具合の心地よさを感じる芸術作品でした。
最後になりましたが、この絵を丁寧にお教えくださいました三千院にお勤めの方に御礼を申し上げます。女性でとても親切、丁寧な方でした。名前を聞きそびれてしまいましたことがとても残念です。
本当にありがとうございました。
三千院って好きだ~~!
下は秋華洞というネットギャラリーのHPです。
2006’12’04現在『鈴木松年』の絵が一枚ありました。 ↓
http://www.syukado.jp/jp/search/item/artist/jp_b/SUZUKI_SHONEN.html
(写真は京都の大原 三千院です。)
武士の一分
満足度 ★★★★★
感動度 ★★★☆☆
キャスト ★★★★★
話の展開 ★★★★☆
台詞の重み ★★★★☆
映像美 ★★★☆☆
音楽 ★★★☆☆
笹野高史 ★★★★★+おまけ★★
緒形拳が出ていたよ~~★★★★★
バンドウミツゴロウ も出ていたよ~★★★★★
全体を通して ★★★★☆
お勧め度 ★★★★☆
2006年 日本 2時間1分
原作 藤沢周平
脚本 山田洋次・平松恵美子・山本一郎
監督 山田洋次
キャスト
笹野高史
この人の演技、とても好きなんです。
『ナツマツリナニワカガミ』の舅役は驚くほどに地獄絵を見せて下さいました。
主役かと思わせるほどに上手い。重要な役をコミカルにやってのける。
そうかといってしゃしゃりでない名脇役に徹する姿には見事としか言い表しようがない。
木村拓哉 さんを上手く導いて、持ち味を充分に引き出した笹野高史さんに拍手を送りたい気分です。
こんなにも上手い役者さんがいらっしゃることは日本の誇りかも・・・
小林稔侍
緒形拳
出番は短かったのですが、存在感がありました・・・
バンドウミツゴロウ
ミツゴロウさんがこんな役だなんて~~いやだぁ~~と心の中で叫ぶ失礼をお許し下さい。
綾田俊樹
台詞たった一言の重みを考えさせられた・・・
桃井かおり
コミカルで歯切れとテンポの良い表現で 笹野さん同様、この映画の暗さを明るく導いていた。
赤塚真人
木村拓哉
この役柄は木村拓哉 さんに合っていたような気がしました。
劇場にも木村拓哉 さんのファンの方が多くおられました。
終わってから
「キムタク、かっこよかった。」
という複数の言葉が周りから聞こえてきました。
このえいがの集客率をアップさせたことは確かなのでしょう・・・
檀れい
とても可愛らしく美しい女優さんでした。
そつなくこなされ違和感がない。
素敵な方なのでこれからもますますいろいろな作品に出られるでしょうね・・・
他
緒形拳さん、バンドウミツゴロウさん、笹野高史さん、小林稔侍さんなどの名前に惹かれて、子どもと共に『武士の一分』を観てきました。
思ったよりも緒形拳さんは出番が短かったのですが、山椒のようなしまった役柄で、素敵でした。
さすがの緒形拳さんでした。
おまけにメイキャップがカッコイイ。昔のようにかっこよく、すごく二枚目で男前の緒形さんに出会うことができました。
ふぅ~~、満足~~。
ミツゴロウさんの役柄は彼に対して持っているイメージとはずいぶんとかけ離れてはいましたが、彼が出ているというだけで満足。
子どもも
「台詞がなければ腹黒い役には見えないかな・・・」
なんて笑っておりました。
ミツゴロウさんといえば『いもほりちょうじゃ』のあの可愛らしい表情と『かみゆいしんざ』の時の大家のあの強面の顔が好きで、今日のような腹黒いいやらしい役はちょっとイメージとはかけ離れすぎていて、しっくりとなじめませんでした。
これは彼の演技力の問題ではなく、あくまでも私の持っている固定概念の問題なのです。
こんな馬鹿げたことを書いているとたまたま部屋に入ってきた子どもに、
「本当にお母さんの抱いているイメージに過ぎないね。ミツゴロウさんがずっと『鰹、鰹・・・』っていい続けている必要はないものね。」
と茶化されてしまいました。
どひゃ~~。
笹野高史さんは心を打たれるくらいに満足のいく表情でした。
この役者さんがいなければ、この作品は成り立たなかったのではないかと思うくらいに素晴らしい表現力で映画全体を作り上げていました。
私にとってはこの役柄は他の役者さんに置き換えるといった大胆なことは考えることができません。
笹野高史さんについては上にも書きましたので、この辺にいたします。
面白くとても楽しむことがでました。またラストでは涙の誘われる映画で、山田洋次監督のカラーが味わえる秀作に一作品だと思います。
また木村拓哉さんの魅力も十分に引き出されているようなので、ファンの方にとっては木村さんを楽しむことができることでしょう・・・
【 私的印象的言葉 ベスト3 】
①緒方さんの
「お前が勝てる可能性はただ一つ。お前に死ぬ覚悟ができていて、相手が生きることに執着している時だ。」
この言葉によって果し合いの時に相手に勝つ。
②殿様(綾田俊樹)の一言。
「大儀。」(深~~い・・・)
③ラストの一羽が死んで一羽を天に放つ。鳥かごを燃やした後に妻が帰ってきて
「また新しい鳥かごを買わないとな・・・。」
今日は好きな役者さんの感想ばかりになってしまいました・・・
気まぐれですが、あらすじは控えさせていただきます。
紅葉がおいしい、おかきも美味しい
出町付近から京都バスの大原行き(終点=460円)で数十分も揺られるともみじの名所のひとつ、大原に着く。
私たちの出むいた十二月一日も観光客でバスはいっぱいだった。
京都のバスはベストシーズンには増数されるが、それでも間に合わない。
出町から大原までの道のりは川や自然、山や田畑や漬物店、そのほか懐かしい景色が目に飛び込んでくる。北白川や『平八』などもなじみのある風情である。
大原のバス停を降りて二,三分も歩くともみじが出迎え、京都らしい土産物屋が両脇を固める。
自然を背景にこういった店を覗きながら、なにがしら買っては食べるといったことも楽しみの一つとなる。
饅頭に漬物、煎餅に、カステラ、蕎麦屋に京料理店・・・
食べ物屋さんだけでもいっぱいで迷った挙句、手焼き煎餅(おかき)を片手に三千院へ急いだのでした。
手焼き煎餅は焼きたてでまだあたたかくてもみじを見ながら食べると美味しかった……って言うか、恥ずかしげもなく歩きながら食べちゃいました。夫と出かけた時にはけしてできないな。これもこどもといっしょだったからできたのかなって一人ほくそ笑んでしまいました。ささやかな幸せ……
私はごま(120円)、子どもは海苔(150円)のおかきを選びました。
なんだかこどもの頃の夜店や友だちと行った壬生狂言を思い出しちゃいました。楽しかったな、あの頃も……
お饅頭やお餅も食べたくなりましたが三千院を見てからおゆっくりとお食事を頂く予定でしたので、あきらめました。
紅葉も、おかきも おいしい大原でした。
(写真は京都のミナミ座です)
きょうの感想は短めです・・・・・・
Doctor Zhivago ドクトル・ジバコ
満足度 ★★★★★
感動度 ★★★★☆
話の展開 ★★★★★
映像美 ★★★★★
キャスト ★★★★★
総合評価 ★★★★★
1965年 アメリカ 3時間30分位
原作 ポリス・パステルナーク( 旧ソ連/詩人・小説家)
監督 デビット・リーン
脚本 ロバート・ボルト
キャスト ジュリー・クリスティー (ラーラ)
美しい~~~表現力の豊かな女性から見ても憧れる女優
オマー・シャリフ (ドクトルジバコ)
アレック・ギネス (エフグラフ )
ジェラルディン・チャップリン 他
ロシア革命を背景に描かれた詩人且つ医者のドクトル・ジバコ。
面白かった~~♪
最近ロシアテーマの映画をちょくちょくみてるような気がしますが、こういった映画も好きです。
ロシアテーマとはいえ アメリカで作られた物とロシアで作られたものでは色が違いますが、どちらも内容や表現法が面白く、とても楽しめるものでした。
①ひまわりの花びらの落ちるシーンなどをみてもわかるように、感情を表す時の表現の細やかさが心に響く。
また
②分離した群衆対群衆→群衆対群衆の接触→群衆対群衆の交わり→団結
などを色の違いで二グループ分たり交じらすところなどが心憎い。
内容も映像も楽しむことのできる3時間半の秀でた大作。
夕暮れや
京の都のせせらぎに
思いを馳せるシュンカンが島
by 乱鳥
私は京都から喜界が島(舞台=ニザエモンさん)を想うているが、シュンカン、あなたも今頃は喜界が島から都を想っておられるのでしょうね…
突然思い立って子どもに会いに京都に行った。
満席とはわかっていたが、もしやと思いミナミザに行く。
案の定三等A席左だけが空いていたがみえにくいのであきらめた。
こんなことならカブキ友の会で購入しとけばよかったと後悔する。
カンザブロウさんの襲名披露は名古屋、大阪昼夜と行ったが、いずれも満員。
すぐにソールドアウトという集客力の人気役者さんの襲名披露だけあって、今回もすぐに夜の部がなくなってしまった。
ニザエモンさんとヤジュウロウさんの名前が憎憎しく掲げられている。
招きあげの季節に誘われて、京都に行ってしまったのかな……
おなじみのニザエモンさんの『シュンカン』は観たかったな。
ヤジュウロウさんの声が聞きたかったな。
ちょうど『シュンカン』の喜界が島に船がついた頃、見上げるとニザエモンさんのイザヨイセイシンのイメージの空色……
とんびがクルリン、クルリンと私を小ばかにしたように乱舞していた。
KAO見世にあぶれて見入る 鳥の舞い
by 乱鳥