乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

125:『近世祭礼・月次風俗絵巻』「紀州和歌御祭礼絵巻」東方出版 2005 狩野博幸 山路興造 藤井健三(4枚)

2012-08-16 | 読書全般(古典など以外の一般書)


  125:『近世祭礼・月次風俗絵巻』から「紀州和歌御祭礼絵巻」東方出版 2005年 狩野博幸 山路興造 藤井健三


近世祭礼・月次風俗絵巻

狩野博幸 執筆 
山路興造 執筆 
藤井健三 執筆

東方出版データーベース ▼
本書は江戸時代前期に制作された祭礼・風俗絵巻六巻を収録、各作品全巻を掲載するものである。

東方出版

2005-1

273 ページ 定価31,500円












『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』の影印「清水縁起」は割合に気楽に読めたが、影印「真如堂縁起」の詞書はお手上げだったので、今回は詞書のない説明に徹した絵巻物『近世祭礼・月次風俗絵巻』を楽しむことにした。

 まずは本書から「紀州和歌御祭礼絵巻」

 開いてすぐに棒踊り 

 祇園祭で見たを思い出す。

     綾傘鉾 棒振り踊り  祇園祭 巡行(2012年度 傘鉾 壱番 綾傘鉾 七番目の巡行)(14景)
     綾傘鉾の棒振り囃子と 棒振り踊り 2012年  京都祇園祭 宵山



 仮面の行列や山伏の行列など、目をひくものが多い。

 塩汲みの行列は当時の風流

 塩汲みの行列が長々と続くのは、和歌山らしくて良い。

 俊寛をはじめこういった衣装小道具は歌舞伎にも多く出てくる。

 塩汲みの後は鉾「高砂」

「紀州和歌御祭礼絵巻」に描かれる行列順は、えらく洒落ているなと感心した。



 


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8月の講座は三つでした☆

2012-08-16 | 民俗考・伝承・講演



 今月は古典と古文書講座二つを聞いてきたよ☆

 オホホ☆

 がんばったよ???


 古典は今年は『古事記』

 先日文庫本で本文と訳を読んだとこだったから、しっかり覚えていたよ^^V

 万葉集とからませての授業だったので、とってもグッド!

 たいへん面白かったよ^^

 先生も今年も美人の風吹ジュンさん似の素顔でも美しい方だよ^^





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『戦争と人間 第三部 完結篇』山本薩夫監督 1973年 188分 @Uriah Heep Wizard(歌詞)

2012-08-16 | 映画
 
 (写真はイランの某遺跡…と書きたいところだけれど…京都で見かけた普通の塀がくりかけたところ。
  見ようによっては全く別のものに見えるもんだね…あははあはは☆)




  映画『戦争と人間 第三部 完結篇』


監督:山本薩夫
原作:五味川純平
脚本:山田信夫 武田敦
出演:滝沢修 高橋英樹 高橋悦史 北大路欣也 山本圭 吉永小百合
1973年
日活
188分
カラー
戦争とは、人間とは何であるのかを問う戦争大河超大作 五味川純平の同名大河小説『戦争と人間』の映画化。全三部計9時間23分の長さを誇る、日活配給による戦争大河超大作。当初は四部作を予定していたが、豪華キャスト・本格的な戦闘シーン・海外ロケと日本の映画史上でも屈指の大作であったため、当時の日活の懐事情もあり結果的に予算が続かず、第三部で完結している。  1931年の満州事変前夜から1939年のノモンハン事件までを背景に、様々の層の人間の生き様から死に様までを描いている。そして、その後の太平洋戦争に至る経緯について丁寧に表現されている。日本の満州侵出、大陸侵出を歴史的検証に基づいて製作された。 第三部:完結篇 日本の中国侵略戦争は、昭和12年12月の南京大虐殺をはじめ、数知れぬ惨劇を大陸にもたらしていった。伍代家の次女・順子と秘密裡に結婚した直後に出兵した耕平は、そこで軍隊の非人道的仕打ちに身をもって抗し続ける。一方、伍代家の威光に悩む次男・俊介は、前条の第一線に身を投じた。昭和14年5月、満州とモンゴルの国境で日本軍とソ連軍とが激突。世に言うノモンハン事件の始まりである…。




 映画『戦争と人間 第三部 完結篇』を見たよ。

 これで第一部から第三部(完結篇)まで全て見たことになるんだけど、続きが見たいなぁ~~~! この映画、おもしろいわ!

 第三部って1973年製作だもの、わたくしとしてはわたくしのあの年齢ではこんな映画があったことすら知らなかったな。


 感想は…。

 いろいろ考えさせられたよ☆


 Uriah Heep - Wizard
 

 He was the wizard of a thousand kings
 And I chanced to meet him one night wandering
 He told me tales, and he drank my wine
 Me and my magic man kinda feelin’ fine

 He had a cloak of gold and eyes of fire
 And as he spoke, I felt a deep desire
 To free the world from it’s fear and pain
 And help the people to feel free again

 Why don’t we listen to the voices in our hearts
 ‘Cause then I know we’d find that we’re not so far apart
 Everybody’s got to be happy, everyone should sing
 For we know the joy of life, the peace that love can bring

 So spoke the wizard in his mountain home
 The vision of his wisdom means we’ll never be alone
 And I will dream of my magic night
 And the million silver stars that guide me with their light



 


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124:『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「真如堂縁起」上・中・下巻「解説」

2012-08-14 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風


 124: 『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「真如堂縁起」上・中・下巻「解説」

      

         
      


 『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「真如堂縁起」上・中・下巻「解説」

 草創から坂上田村麻呂の東征、観音の霊験を描く「清水寺」、応仁の乱や本堂再建を描く「真如堂」。中世の風俗を伝える二縁起を総カラー初刊行。重文。

 中央公論社

 1994/05/19

 191ページページ 

 定価: ¥48,422(税込) ← 現在(2012.8.8)ほぼ 在庫無し
 
 B4判




 数日かけて『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「真如堂縁起」上・中・下巻「解説」を見た。

 今回は絵巻物の詞書は半端にしか読めず、現代語でごまかす。

 真如堂はとても好きなのに、「真如堂縁起」はわたくしには手強い。

 数年後にもう一度読む(見る)ことができればいいなと思う。


   ふすま絵の松が龍のごとくうねり、角度を変えると夕日を受けて緑色に輝く 真如堂
   2月15日 涅槃会(ねはんえ)から真如堂の「涅槃の庭」を思い出す。(4景)
   殺生石で造られた 鎌倉地蔵尊 「鎌倉地蔵尊縁起」  真如堂  (3景)京都 吉田神楽丘

   『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「清水寺縁起」上・中・下巻「解説」(7枚)




 記録したいことが山の様にたまっていますので、今回も簡単なメモだけで失礼いたします。

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123: 『幸若舞』から「築島」東洋文庫 355  なか 昔のことかとよ。…

2012-08-14 | 説経節、幸若舞、舞の本等




  2012年  本

    123: 『幸若舞』から「築島」(つきしま)


 東洋文庫 355

 『幸若舞』から「築島」   283-312 注313-333

        「解説 築島」376-379




 なか 昔のことかとよ。その頃平家の大将おば、安芸守清盛あきのかみきよもりと申しける。

 こんな美しい日本語から始まる「築島」

「人柱立てられるべき」なんど、公詮議有りしかども、「それはなかなか罪業なるべし」とて、石の面おもてに一切経を書いて、築かれたる故こそ、経の島とは名付けけれ。

『幸若舞』「築島」では、人柱は立てられなかったことになっている。 

 しかし『源平盛衰記』の記述は違うと解説にあった。



 以前読んだ『幸若舞』から「信田」東洋文庫(「さんせい太夫」「信田」関連:8 ) 
17: 『古浄瑠璃 説経集』から「さんせい太夫」 岩波 新版古典大系
18:『さんせい太夫考』から「説経序説」「さんせい太夫の構造」岩崎武夫著 平凡社選書
19: 東洋文庫『説経節』から「山椒太夫」「注」「解説:山椒太夫」昭和44年3月
20:東洋文庫『幸若舞』「解説:信太」「解説」  岩波 新版古典大系『舞の本』「解説」
『説経節』厨子王丸& 『幸若舞』信太(平将門孫)& 『説経節』小栗判官 = 重瞳、双瞳
『閑吟集』118 情けは人のためならず 119 るゝるるるるるる るるるる ルンルン
24: 『舞の本』から「信田」70-101  岩波書店 新日本古典文学大系
25: 『幸若舞』から「信田」東洋文庫(「さんせい太夫」「信田」関連:8 )
 



 記録したいことが山の様にたまっていますので、今回も簡単なメモだけで失礼いたします。

 
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映画『戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河』山本薩夫監督 1970年 197分

2012-08-14 | 映画



戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河





監督:山本薩夫
原作:五味川純平
脚本:山田信夫 武田敦
出演:滝沢修 高橋悦史 浅丘ルリ子 北大路欣也 山本圭 吉永小百合
1971年
日活
180分
カラー
戦争とは、人間とは何であるのかを問う戦争大河超大作 五味川純平の同名大河小説『戦争と人間』の映画化。全三部計9時間23分の長さを誇る、日活配給による戦争大河超大作。当初は四部作を予定していたが、豪華キャスト・本格的な戦闘シーン・海外ロケと日本の映画史上でも屈指の大作であったため、当時の日活の懐事情もあり結果的に予算が続かず、第三部で完結している。  1931年の満州事変前夜から1939年のノモンハン事件までを背景に、様々の層の人間の生き様から死に様までを描いている。そして、その後の太平洋戦争に至る経緯について丁寧に表現されている。日本の満州侵出、大陸侵出を歴史的検証に基づいて製作された。 第二部:愛と悲しみの山河 関東軍によって建設された満州国で、伍代財閥は大規模なアヘン密売に手を染めていた。大陸内では抗日パルチザンの戦いが執拗に続けられていき、日本国内では軍部の権力が増大していく。そんな中、伍代家の次男・俊介は人妻・温子との狂おしい恋に身を焦がし、次女・順子の愛する耕平は左翼運動家として反戦活動に身を投じていった…。



 先日見た映画『戦争と人間 第一部 運命の序曲』の続き 『戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河』を楽しむ。

 たいへん面白かった。

 続く三部が楽しみ。


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『江戸ッ子繁昌記~御存知 一心太助』獅童 錦吾 愛之助 吉弥 薪車 右近 門之助 高麗蔵 現猿之助 猿弥

2012-08-14 | TVで 歌舞伎・能楽



 『江戸ッ子繁昌記~御存知 一心太助』

出演:中村獅童 市川亀治郎(現・猿之助) 片岡愛之助 市川右近 市川猿弥 上村吉弥 坂東薪車 松本錦吾 市川門之助 市川高麗蔵
2011年
119分
カラー
【出演】大谷友右衛門 片岡我當 義理人情に厚く粋な江戸ッ子、一心太助の物語。 映画でおなじみの萬屋錦之介の「一心太助」シリーズを踏まえ、叔父(錦之介)の当り役に獅童が初挑戦した舞台。江戸の人々の暮らしをテンポ良く生き生きと描いている。 魚屋の一心太助は悪者に命を狙われる三代将軍家光にそっくりなことから、将軍と入れ替わって江戸城へ入ることになった。一方将軍家光は周囲にばれないよう魚屋として太助の長屋に移り住み、両者ちぐはぐの生活が始まる…。 太助と家光の二役に獅童、女房お仲に亀治郎(現・猿之助)、鳥居甲斐守に愛之助、我當の松平伊豆守ほか、右近、猿弥、高麗蔵、友右衛門らの出演で。(2011年/平成23年10月・新橋演舞場)




『江戸ッ子繁昌記~御存知 一心太助』を見た。

 あはは

 大笑い☆

 面白かった^^V

 あはは

 獅童くんも、OK…

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KYOTO 13景     2012.08.10.

2012-08-12 | お出かけ



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      KYOTO



      2012.08.10. KYOTO
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京都行き阪急電車に乗ったよ。(車窓から 6景)

2012-08-12 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



   梅田から京都行き阪急電車に乗ったよ。














 祇園祭からおおよそ一ヶ月ぶりで阪急電車に乗ったよ。

 今回も四条烏丸下車☆


 阪急電車の車窓からはなつかしい景色がいっぱい。

 だが、特急はものすごく昔より停車駅が増えているよ。

 昔は、梅田、十三、そして子の間ずいぶんとばして 四条大宮、烏丸、河原町 だったよ^^

 長岡天神や桂など、便利な方が増えて良かったね☆


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楳図かずお恐怖マンガ展『楳恐 -うめこわ-』があるそうだ…。

2012-08-12 | 乱鳥徒然 Rancho's room.






楳図かずお恐怖マンガ展
【予告】『楳恐 -うめこわ-』
8月15日(水)~9月4日(火)
7階 ロフトフォーラム

猛暑の汗を凍らせる「極上ホラー体験」が、大阪・梅田ロフトに登場! 懐中電灯で悲鳴をあげながらめぐる、お化け屋敷さながらの楳図かずお恐怖マンガ展「楳恐-うめこわ-」。初公開の「14歳」カラー原画(複製)をはじめとした作品展示や、会期中に迎える76歳のバースデーのお祝い企画、限定グッズ販売など見どころいっぱい。この夏、いちばんの「ギョエー!」を、楽しもう!
■入場料:300円(おまけつき)
※会期中無休
※入場は閉場の30分前まで(最終日は午後5時まで)
■8月25日(土) ご本人来場サイン会
朝10時30分~ 整理券配布(梅田ロフト南入口前)
午後1時~ サイン会(梅田ロフト7階ロフトフォーラム特設会場)
※サイン会への参加は整理券とウメズグッズお買上げレシートが必要となります。




 楳図かずお恐怖マンガ展『楳恐 -うめこわ-』があるそうだ…。

 みたいなぁ~~~

 9月4日まで☆きびしいかなぁ~


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好みの映画『カーネギー・ホール  Carnegie Hall』 10★/10 1947年 136分

2012-08-10 | 映画


 
 映画『カーネギー・ホール  Carnegie Hall』 10★/10
 

 

 




 

監督:エドガー・G・ウルマー
脚本:カール・カム
出演:マーシャ・ハント ウィリアム・プリンス フランク・マキュー マーサ・オドリスコール
1947年
136分
アメリカ
モノクロ
ニューヨークのカーネギー・ホールで掃除婦として働くノラは、息子のトニーに著名な音楽家の演奏を聴かせて、将来はクラシック音楽界で大成してくれることを願う。ワルター、ルビンシュタインといった世界の至宝が音楽の殿堂を舞台に次々に見事な演奏を繰り広げる。1947年度作品・日本公開1952年


 

 部屋を真っ暗にして、ライトを灯して、カーネギー・ホールと言う劇場のムードを盛り上げて、映画『カーネギー・ホール』を観た。

 素晴らしい音楽。

 こどもにも出て行かれ、カーネギー・ホールでこどもの頃観たチャイコフスキーをまた同じ劇場で見た時の女の落胆…ここで琴線に触れる。

 そして新ジャンルの作曲家として息子の姿をカーネギー・ホールで見た時の母…ここでも静かな涙がこぼれた。

 もう一度見たいと思い、録画は残しておいた。

 この作品はわたくしは好みのです☆

 
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『NINAGAWA 十二夜(前編)<序幕>』 2007年 歌舞伎座

2012-08-10 | TVで 歌舞伎・能楽


 『NINAGAWA 十二夜(前編)<序幕>』



尾上菊之助 
中村時蔵 
中村翫雀 
中村錦之助 
市川亀治郎(現・猿之助) 
坂東亀三郎 
尾上松也 
河原崎権十郎 
坂東秀調 
市川團蔵


2007年
96分
カラー
【出演】市川段四郎 市川左團次 尾上菊五郎 <新たな演出や脚本で歌舞伎界に新風を吹かせた話題作を特集> 歌舞伎×シェイクスピア×蜷川幸雄、夢のコラボレーション。 蜷川演出による鏡張りの舞台装置のなかに歌舞伎の様式美が融合した軽妙洒脱なロマンティック・コメディ。大胆な演出とその話題性により2005年以来再演を重ね、2009年にはシェイクスピアの本場ロンドン公演でも大成功をおさめた傑作だ。 航海中に難破し、離ればなれになった双子の兄妹を軸に繰り広げられる間違いが引き起こす喜劇を、菊之助の主膳之助と琵琶姫(二役)、時蔵の織笛姫、翫雀の安藤英竹、錦之助の大篠左大臣、亀治郎(現・猿之助)の麻阿、菊五郎の丸尾坊太夫ほかでご覧頂く。(2007年/平成19年7月・歌舞伎座)




 以前にも何度も見た『NINAGAWA 十二夜(前編)<序幕>』を見た。

 面白かったが、今回は『NINAGAWA 十二夜(後編)』は観なかった。

 いつもながらこの芝居での翫雀さん☆かわいいなぁ~☆翫雀さんも好きなわたしにはたまりません^^

 左團次さん、時蔵さん、他みなさん、うまいなぁ~

 菊之助さんの使い分けも良いし、この芝居では亀治郎(現・猿之助)もいいな。


 蜷川幸雄さんは舞台づくりがうまいなぁ~~~☆と、つくづく感じる。

 

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122:『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「清水寺縁起」上・中・下巻「解説」(7枚)

2012-08-08 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風



 122: 『続々日本絵巻大成5 清水寺縁起 真如堂縁起 』影印「清水寺縁起」上・中・下巻「解説」

      伝記・縁起篇-清水寺縁起 続々日本絵巻大成伝記・縁起篇 5

         
      


 伝記・縁起篇-清水寺縁起 続々日本絵巻大成伝記・縁起篇 5

 草創から坂上田村麻呂の東征、観音の霊験を描く「清水寺」、応仁の乱や本堂再建を描く「真如堂」。中世の風俗を伝える二縁起を総カラー初刊行。重文。

 中央公論社

 1994/05/19

 191ページページ 

 定価: ¥48,422(税込) ← 現在(2012.8.8)ほぼ 在庫無し
 
 B4判



 上巻 序


 田村麻呂は勅を受け、蝦夷へ
 川がはだかる
「いったい、どうしたものか…」
「馬のひずめを鎮めて川の中へ進め…」
 
 戦い
 雷までも味方となって、田村麻呂 圧勝
 蝦夷軍の顔かたち姿衣装楯は、田村麻呂たちとは違った表現
 蝦夷軍、船で逃げる


 上巻 最後

   右、芳翰(ほうかん)真筆)疑ひ無きものなり。
   古筆了伴(印)「琴山」

   
 古筆了伴【こひつ-りょうはん】  kotobank デジタル大辞泉の解説より▼
   1790-1853 江戸時代後期の古筆鑑定家。
   寛政2年生まれ。古筆了意の子。
   古筆宗家10代。嘉永(かえい)6年7月24日死去。64歳。
   姓は平沢。名は最恒。通称は弥太郎。
   別号に一篷庵夢翁。

 真筆 しん‐ぴつ   kotobank デジタル大辞泉の解説より▼
   その人が本当に書いた筆跡。真跡。「空海の―」⇔ 偽筆。


「清水寺縁起」は三巻。上巻、中巻、下巻全ての最後に上の様に真筆を証明した古筆了伴(印)が示されている。



 









「清水寺縁起」にも色々なお話が載っていたが、このお話はシンデレラ物語みたいで好き^^ 
 よく読むと清水寺が四天王寺と同じ立場にあることがわかる。
 調べてみると昔京都の清水寺の少し離れたところには処刑場があったり、色々な方が住まれる住区があったらしい。
 そういった点で『説経節』や他の書物の解説などによる四天王寺の再生の意味合いに類似する。
 ものがたりの中では「結婚」も再生の意味に含まれる場合が多い。例えば次のようなものがある。
 以前読んだ『篠山本 鼠草子』も鼠が現状から抜け出し、人間の女と結婚したいと思いが清水寺にお参りし、帰りに姫を見つける。
 解説では『サントリー本 鼠草子』を取り上げられていた。

 上の物語でもう一点。
 赤貧の女が清水寺に七日間籠り祈る。  →参籠(さんろう)
 そしてお告げ。
 そして男性に出会う…
 めでたしめでたし


 参籠(さんろう)とは
 神社や仏堂などへ参り,一定の期間昼も夜もそこに引き籠(こも)って神仏に祈願すること。
 古来祭りに神を迎える際には一定の場所に忌み籠って身心を慎む聖別の過程があるが,参籠はこの籠りの儀礼がとくに個人的な祈願形式となって平安朝以来発達したもの。
 〈三日参籠〉(《太平記》),〈七日参籠〉(《白峯寺縁起》),〈百日参籠〉(《平家物語》)など日限をつけて参籠し,最終日を結願(満願)の日として神仏の効験(利生)があることを期待する。




 
 能楽『田村』も、みたい~☆

 高取町出身である最初の「征夷大将軍」坂上田村麻呂の活躍/「最初の征夷大将軍」坂上田村麻呂の活躍
 (↑ 「最初の征夷大将軍」坂上田村麻呂の活躍」に、たまたま同じ場面の絵が載っていた^^v)




 本文詞、現代訳、現代訳解説各三回程度、「清水寺縁起」の「解説」二度程度…一応楽しんで読んだが、今のところわたくしはこんな感じ。

 数年経って今まで読んだ絵巻物をもう一度読み返すと、もう少し楽しめる内容、理解できることが増えるのだろうなぁと楽しみ。

 なんだか楽しいお話がいっぱいあったので多く書きたいが、今日はこの辺で…。

 清水寺には何度となく行ったことがあるので、うれしかったぁ~☆



 おもしろかったぁ~~~
 


 

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『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』2011年 平山秀幸監督 竹野内豊 唐沢寿明 井上真央 ベンガル

2012-08-07 | 映画

 映画『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』

 監督:平山秀幸
 脚本:西岡琢也、Gregory Marquette、Cellin Gluck
 原作:ドン・ジョーンズ『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日
   (英題[5]:Oba, the Last Samurai: Saipan 1944-45)』(中村定訳、祥伝社刊)

 2011年2月11日公開
 128分
 日本映画


キャスト

大場栄 大尉(別名:フォックス) - 竹野内豊
堀内今朝松 一等兵(別名:サイパンタイガー) - 唐沢寿明
青野千恵子 - 井上真央
木谷敏男 曹長 - 山田孝之
奥野春子 - 中嶋朋子
尾藤三郎 軍曹 - 岡田義徳
元木末吉 - 阿部サダヲ
ハーマン・ルイス大尉 - ショーン・マクゴーウァン
ポラード大佐 - ダニエル・ボールドウィン
ウェシンガー大佐 - トリート・ウィリアムズ
金原 少尉 - 板尾創路
永田 少尉 - 光石研
池上 上等兵 - 柄本時生
伴野 少尉 - 近藤芳正
馬場明夫 - 酒井敏也
大城一雄 - ベンガル
馬場エミ子 - 山口愛
馬場昭 - 小柴亮太
斎藤義次陸軍中将 - 浜田晃
南雲忠一海軍中将 - 側見民雄
井桁敬治陸軍少将 - 外波山文明
矢野英雄海軍少将 - 三田村周三
佐官 - 福田転球



ストーリー

昭和19年7月、サイパンの戦いにおいて圧倒的な数のアメリカ軍に敗れながらも生き残った日本陸軍の大場栄大尉は、「玉砕」のみを考えていたが、次第に民間人や残された兵士のため、生き残って最後まで戦おうと決意する



 たいへん面白かった☆

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『傾城反魂香~土佐将監閑居の場』中村吉右衛門 中村芝雀 2010年 新橋演舞場

2012-08-06 | TVで 歌舞伎・能楽



  『傾城反魂香~土佐将監閑居の場』



中村吉右衛門 
中村芝雀   
中村種太郎(現・歌昇) 
中村吉之丞  
中村歌昇(現・又五郎) 
中村歌六   



2010年
86分
カラー
近松門左衛門が描いた夫婦の慈愛溢れる名作を、吉右衛門の又平に芝雀のおとくでお届けする。 絵師土佐将監の弟子又平は師の閑居を妻おとくと訪れ、土佐の名字を許してほしいと願い出る。言葉が不自由な又平に代わって、おとくが切に訴えるが、絵から抜け出た虎を描き消して見せた弟弟子の修理之助や、主君のお家の大事に馳せ参じる雅楽之助のような功績を上げられない又平は門前払い。悲嘆に暮れた夫婦は、死を決意し、又平は今世の名残りに手水鉢に自画像を描く。するとその絵は石を貫き、手水鉢の裏側に抜ける奇跡が起こるのだった。(2010年/平成22年7月・新橋演舞場)


   

 

 四季な演目のひとつ『傾城反魂香~土佐将監閑居の場』を中村吉右衛門 中村芝雀 中村種太郎(現・歌昇) 中村吉之丞 中村歌昇(現・又五郎) 中村歌六(すベての役者さん、敬称省略)で初めて見る。

 テレビで楽しませていただいたが、この芝居も良かった。

 見事に好みの役者さんばかり☆

 中村芝翫 さんとはまた違った味の芝雀さん

 田之助さんとは違った表現の吉之丞さん

 中村芝翫 、芝雀さん。田之助さん、吉之丞さん…それぞれの演じ方でまた違った芝居を楽しむことができた。


 吉右衛門さんは何度か見ている芝翫 さんとのコンビよりもどもるといった表現が明確で、今回の感情移入の仕方の方が好きだった。

 吉右衛門さんも、素晴らしい!


 中村歌六さんも好きな役者さんで、この役もぴったり☆

 かっこいいなぁ~☆


 中村歌昇(現・又五郎)さんは元々すご~く好きな役者さんだったのだけれど、七月の松葉目物で少し…@@。

 でもやはりうまいやくしゃさんなんだぁ~☆

 なぜかしらん…2010年だからかしらん?東京公演だからかしらん…?

      ~~~なぁんて、友人が話しておりました(^^)

 
 中村種太郎(現・歌昇)さん、いつ見ても気持ちの良い演じられ方をなさいます☆


 ところで 中央公論社の続族絵巻物『清水縁起絵巻・真如堂縁起絵巻』から「清水縁起絵巻」を読み始めたのだけれど、これを描いた人が土佐なにがしと言う人でした(^^)

 関係あるといえばあるし、芝居の土佐家と 真筆土佐なにがし 実絵巻物とは関係ないといえば無いし…。

 タイミング良くって嬉しゅうございました^^V

  
 

 

コメント
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