生来の面倒くさがり(?)にプラスして、歳のせいか最近は説明書なるものを読むのがさらに負担になってきました。
それ故に、新型のカメラに新機能があってもなかなか手を出すのが億劫で…。
この深度合成撮影もマクロ撮影にはかなり有効である事が解っているのに、使用を先延ばしにしてきました。
ところが8月、オリンパスからのメルマガに“全体にピントが合って見える撮影ができる『深度合成』”と言う記事が入ってきました。
これはもちろん“フォーカスブラケット撮影”の話ですよね。
開いてみると、説明も極基本的なもので、これならあまり面倒ではなさそうです。
とりあえず E-M1 MarkⅢにおすすめの設定(撮影枚数_8枚 フォーカスステップ_5)をセットして、月曜のアサギマダラ撮影で使ってみました。
撮影機材:OM-D E-M1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14 ISO400 1/125 F/5.6 焦点距離:60mm
普通に撮ると左の写真になります。(ピントは蝶の翅の付け根に合わせています。)
この位置から手前に2枚、後に5枚、等間隔でピントを変えながら撮影後合成。
時間にして数秒というところでしょうか。(後はカメラが勝手に処理してくれます。)
もう少し蝶を斜めに撮った方が解りやすかったですね。
それでも蝶だけで無くアザミ全体にもピントが来ているのはよく解ると思います。
トンボなど長さがある昆虫は、頭部にピントを合わせるとどうしても尾部はピンボケになってしまうので、この機能は有効だと思います。
次は機会があれば昆虫の複眼マクロで試してみたくなりました。
でも今日から10月です。
結局、来年のお楽しみになってしまうのかな?