栗の花が咲き始めたとのことで、今日は狭山丘陵へ行ってきました。
しかし、予想はしていたものの、今年も蝶の出は良くないようです。
期待していたアカシジミとウラナミアカシジミを見ることは出来ました。
でもウラナミアカシジミは高いところにとまっていたため写真になりません。
撮影機材:OM-D EM-1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14
10時36分 ISO640 1/500 f/5.6 焦点距離:210mm アカシジミ
10時42分 ISO400 1/400 f/5.6 焦点距離:210mm スジグロシロチョウ
アップ出来る写真は、こんな所です。
これではちょっと寂しすぎますねえ。
ここで、あることを思い出しました。
それはカワセミ撮りでいつもお世話になっている“かんばんやさん”からの情報です。
それは 約2年前、Adobe Photoshop に装備された“スーパー解像度”という機能です。
簡単に言ってしまえば解像度を倍にできる機能…と言うことなんですが…。
お恥ずかしい話、こんな機能が加えられた事は全く知りませんでした。
当然、私がRAW現像に使っている、Adobe Lightroom Classic にも搭載されていました。
これはマクロフォトに使っても効果がありそうですね。
早速、試して見ましょう。
オリジナルはこの写真です。
2枚目にも使っている、スジグロシロチョウの別カットです。(5184×3888pix→4800×3600pixでトリミング)
オリジナルは 5184×3888pix の約2000万画素。
それを現像時にスーパー解像度を使うと10368×7776pixの約8000万画素になります。
これを800万画素に合わせて並べてみると…。
如何でしょう?
スーパー解像度の方は明らかに鱗粉の一つ一つがハッキリしています。
まるでマクロレンズで接写したような絵です。
これなら現地でマクロレンズに交換しなくても、テレマクロでかなり代用出来るのでは?
蝶はいませんでしたが、チョッピリ良い気分になりました。
梅雨入り前に、もう一度撮影チャンスがあると良いのですが…。