MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

2023年 お気に入り写真 Best5+1

2023年12月30日 | カワセミ

2023年は、昆虫もカワセミも共に不調で苦労した1年になってしまいました。

1年中「出が悪い」「出が悪い」と言っていたような気がします。

それでも毎年暮れになると、この手の記事を上げていたので、今年も何とか数点を選んで見たいと思います。

 

今年は沖縄の撮影旅行が中止になったりして、昆虫の写真があまりに少なかったので、今回は昆虫を外すことにしました。

…となるとカワセミしか残っていませんが、あえて今年は“カワセミの飛びもの”に限定して選びました。

撮影機材:OM SYSTEM OM-1 + ED150-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

①菜の花バックのホバリング

4月24日 ISO500  1/400  F/5.6  焦点距離:356mm

幸運なことに、カワセミが菜の花の前でホバリングをしてくれました。

一見、菜の花が一面にたくさん咲いている場所のように見えますが、実際はこんな状況です。

ノートリだとこんな感じです。

もしホバリングの位置が上下左右に50cmズレていたら、最初の写真のようにトリミングしても菜の花の真ん中…とはいかなかったでしょう。

私の立ち位置と菜の花の間のベストポジションでホバってくれた…と言う訳です。

 

②魚を捕らえたダイブショット

6月28日 ISO2500  1/1600  F/5  焦点距離:250mm

そもそもカワセミ撮影にはまったのがこの手の写真でした。

ダイビングからの水出シーンです。

翼が上がった状態で魚を咥えていれば GOOD ! なんです。

これが決まると、ガッツポーズ…ですよね。

 

③黒バックの飛行シーン

8月10日 ISO800  1/1600  F/5.6  焦点距離:400mm

バックの黒いところは水面です。

水面に映っている石垣に光が当たっておらず、光が当たっているカワセミと明るさの差でこんな画が撮れました。

 

次からは私がよくやる連写の合成です。

枚数が多いと見難いので、今回は3枚繋ぎで統一しました。

④ガマ穂からの飛び出し(グリーンバック)

9月15日 ISO5000  1/1600  F/5.6  焦点距離:300mm

やはり飛びものは翼の形が重要です。

おまけにバックが綺麗な緑色で撮れました。

 

⑤朱色のピラカンサから飛び出し

10月18日 ISO5000  1/1600  F/4.5  焦点距離:400mm

今年最悪だったのが、ここ、ピラカンサにカワセミがやって来る回数が激減したことです。

これも翼の形が良かったので、1点入れておきました。

 

⑥ピラカンサに飛びつき

6月26日 ISO5000  1/1250  F/4.5 焦点距離:400mm

飛びつきで3枚連続翼を開いている所は結構少ないと思います。

因みに私は連写時、20枚/秒でシャッターを切っています。

 

以上、今年は6点選んでみました。

目にとまったショットがあったでしょうか?

 

次回は例年通り、元日のお年賀ブログで。

では皆様、今年も一年お世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

コメント
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