「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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それでもやはり南京錠

2007-09-16 | ●小技・グッズ
ドアチェーンに南京錠を絡ませてはずせなくする…というアイデアを以前にかいさんから教えて貰った。

ただ、その時はすぐにやってみなかったのデス。

理由は…
その頃の母だと、逆に「なんでこんなふうになってるの?ドアが開かないのはおかしい」というこだわりをもって、それが私にむかって来ると予測したのと、「窓から出る」と言いそうだったから。(実際、ちよっと強硬にドアは開かない!と止めた時窓から出ると言い出したので)

その後徘徊頻度も少なくなって、あまり気にせず……

ところがまた警察のお世話になったので、マズイ…と思っていたときに、まりさんのお宅はカギ付きドアチェーンと聞いて、そうだ南京錠!と改めて思ったわけです。
多分、今の母は以前ほどしっかりしてないので、ドアが開かないことに固執しないのではないか…と、そんな確信も。そしてその確信は一応当たり。
何度も何度もドアをガタガタやるけど、とりあえずあきらめてくれる。
その物音はウルサイけど、絶対に出て行けないので、私は安心。

かいさん、ありがとう~なんて安上がりで確実なアイデア。ケアマネも感心していました。

……でも、今日、以前の心配が現実に。
「おかしい、開かない、なんとかして」…というややこしいことに。
「買い物は明日がいいんじゃないの。もう暗いから(夕方だったので)カギはかけなくちゃ」とかなんとか言ってみたけど、しばらく固執状態か続いた。
長引くともっとややこしくなるから、南京錠をはずそうか…と思ったところで、なんとか母があきらめてくれた。

今日は日曜だったので、私は朝からずっと南京錠をしたまま。やはり昼間の南京錠はNGか?「せめて夜間だけ」が正解かな?(普段は夜間だけにしてます)

またこの固執状態はあるかもれしない。でも南京錠は私の安心材料だからやめない。なんとかヘンな固執が出ませんように……

トイレシート

2007-08-26 | ●小技・グッズ
さいほうならまだしも、大きい方となると、トイレマットも便座カバーもふたカバーも気楽に使えなくなる。

この間の下痢の時から用心のために全部はずした。

便座カバーは100均にしてイザって時は使い捨て。
フタカバーはナシ状態
トイレマットは押し入れ用シートの残りをとりあえず敷いていたけど、先月、フェリシモで使い捨てのシートを注文。

それが写真の品。
欲を言うと、もう少し横幅もほしいかな
三枚セットで780円だから一枚260円。頻繁に汚されるようなら使ってられないけど、しばしこれを使ってみようと思います。
(うちのトイレって板の間じやないから、大がついたらシミになりそうでコワイよ~借家だし)

朝…
起きたときは問題ナシだったの。ここ数日一応紙パンツ。
でも、午後を回ったくらいで、なんか臭うな~と感じて…もしや…
母の様子、なんかヘンだった。
妙に大人しい。
トイレに行くのか…とおもきや、引き返す。
臭いに関しては、思い過ごし?と感じたり、やはり、臭うと思ったり……。
で、
「おかあさん、トイレ行く?」と聞いてみた。
すると
「どうしようか迷っている」と困り顔。
これはもう決まりだな…と思って。

やっぱり、出てました。大きい方が。
ついに、出ていてもトイレ行くことも、脱ぐという発想もなくそのままという事態発生です。




ミツカルテット

2007-03-17 | ●小技・グッズ
ミツカルテット

今朝テレビで紹介されていた「ミツカルテット」
二年前の私なら、喉から手が出るほど欲しかったろうな~
発信器になる四角いモノをカギなんかにつけておき、なくした時にリモコンみたいなのを操作すると、ピーピーって音がなる。
これなら家の中にある限り、絶対に見つかる。

今まさに、物をなくされて困っている場合には、もう必需品だわ。物取られ妄想のストレスもいくらか軽減する。
ただ、高い。9450円。

一般の人が一万円近いお金を出してこれを使おうっておもうのかな~とちよっと疑問。
でも、介護家庭にはなかなか重宝。
もっとお安くならないもんだろうか。

母の場合をみても、これが必要な「時期」というのがあり、ずっと続くわけじゃない。
(もちろん今もいろいろ片づけられるけど、カギやサイフがないないと騒いでいた頃とは違う)
できたらレンタルなどしてもらいたい。
ケアセンターなどで用意していて、介護家庭で使い回しすればいいなーと思う。

とっても易しい大人の塗り絵

2006-11-20 | ●小技・グッズ
きいちのぬりえ―秋・冬編

小学館

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ノロウイルスからも回復し、やっと生活がまともになりました。みなさん、いろいろありがとう。

昨日、↑のぬりえを買い(100均で色鉛筆をゲットして)病院に持っていった。
家にいると、私の誘いなど「今忙しいの」とかなんとか言って受け入れない母だけど、今は素直、他にするべきこともないせいか、思ったよりスムーズ。

「カワイイ、カワイイ」といいながら、約一時間程度。
「塗る技術」的なものは昔と変わりないけど、「ここもスカートだから同じ色で塗ったほうがいいよ」などとサポートがないと、どうしていいか分からなくなる。

流行の「大人の塗り絵」は母には難しいと思うので、この「きいちのぬりえ」はちょうどヨイかも。
やっとみると、案外、塗るところが少なくてすぐ終わります。

母達が昼間集まるナースステーション(オープンタイプでドアも窓もない)のテーブルは壁でうまく隠れるようになっている。
ラジカセからは、いわゆる「文部省唱歌」などのテープが小さく流れていたりもする。
介護福祉士さんもいる。
安心、お任せだ。

文化箏(習う予定なので)のライブを見に行った。道新(北海道新聞のこと)文化センターの受講生の発表会で約15分文化箏の教室も舞台に立った。先生が真ん中で着物着て弾いていた…ってことは、まだ生徒さんだけで奏でるレベルにないってことかしら?
曲に合わせて小三くらいの女の子が踊ったり、歌ったりして、なんだか演奏よりその子のほうが目立っていた。
……演奏は…………流れるように~とはいかず………しかし、その女の子の演技で全体の演出としては○?
「ならいたーい」とか「やってみたーい」という熱さのないまま、冷静に習おうとしている私…続くのか??

せん妄阻止作戦    

2005-11-12 | ●小技・グッズ
確かに私は読んだ。『認知症とは何か』で、「せん妄」状態の時は、完全覚醒させるか眠らせるかのどちらかだ…と。そして、夜中に起きた母があらぬことを言い出した時も「せん妄状態だな」と思った。でも「覚醒か眠らせるか」は頭の中に浮かばなかった。何よりメンドーで、暴れるわけでもナシ、そのうち眠るからいいや…って気持ちしかなかったと思う。

母は夕食後ウトウトし、その後、就寝後1時間くらいで起きてしまうことがある。頻度はすくないのだけど、先月後半少し続いたので、眠剤の服用について主治医に相談した。

まず、昼寝はヨイがそれ以降はせん妄が出やすいので、夕食後のウトウトをさせないほうがよいようだ。とにかく寝かせないようにしなくっちゃ。

夜中に起きた場合は、それが二時まで位の時間なら、すぐに眠剤を飲ませて眠らせるのがよいらしい。あるいは覚醒させるかということになる。
眠剤を飲んでもらうのはうちの母の場合難しい(錠剤を砕いて何かに混ぜるしかないかな)。ということは、母が起きたら、私もしっかり起きて相手をして、一度覚醒させた上で「寝よう」という形にもっていく必要があるってことか
それにしても、理屈は本で読んでいたのに、医師に言われて「ああ、そうだよねー」と思う私って……。

とりあえず、今日から、「夜のウトウト阻止作戦・寝るなー」を実行ってことです。